get in withの意味は?「人と親しくなる・取り入る」の使い方・語順とget along withとの違い

get in withの意味・使い方・違いを解説するアイキャッチ画像

get in with を「中に入る」とだけ考えると、なぜ人間関係の話になるのか分かりにくいかもしれません。会話では、ある人やグループと親しくなり、その人たちの「内側」に入る感覚で使います。

ただし、単に仲良くなるだけでなく、「その関係から助けや有利な立場を得たい」という含みが出ることもあります。この記事では、意味の仕組み、自然な使い方、語順、似た表現との違いまで整理します。

get in withの意味を最初に確認

get in with + 人・グループ は、主に次の意味です。

  • 人やグループと親しくなる・仲間に入る
  • 有力者などに取り入る・コネを作る

たとえば、She got in with the marketing team. は「彼女はマーケティングチームの人たちと親しくなった」という意味です。文脈によっては、単なる友情ではなく、仕事を進めやすくするために関係を築いた感じも出ます。

What matters is who you get in with.
誰と親しくなるかが重要です。

He quickly got in with the right people.
彼はすぐに有力な人たちと親しくなりました。

しゅみすけ(大山俊輔)

get in withは、ただ「一緒にいる」のではなく、その人たちの人間関係の輪の内側へ入る感じです。文脈によっては少し計算高く聞こえる点も押さえておきましょう。

get+in+withから意味の仕組みを理解する

get in withは人やグループと親しくなり外側から内側へ入るイメージ

3語を分けると、意味の流れが見えます。

  • get:ある状態へ変化する
  • in:外側から内側へ入る
  • with:人・グループと関係を持つ

つまり、get in withは「人や集団との関係を作り、その輪の内側へ入る状態になる」という組み合わせです。物理的に部屋へ入るのではなく、人間関係や影響力の内側へ入る比喩です。

ネイティブが感じるニュアンス

get in withには、文脈によって中立的な意味と批判的な意味があります。

中立的:親しくなり、仲間として受け入れられる

Maya got in with a friendly group at her new school.
マヤは転校先で親切なグループと親しくなりました。

この場合は、新しい環境で友人関係を築いたという自然な内容です。

やや批判的:利益のために有力者へ近づく

He is trying to get in with senior management.
彼は経営幹部に取り入ろうとしています。

trying tothe right peoplesenior management などと一緒に使うと、「出世や利益のために近づいているのでは」という疑いがにじむことがあります。ただし、get in with自体が必ず「こびる」という意味になるわけではありません。

語順:get in withは分離できない

基本語順は次の形です。

主語 + get + in + with + 人/グループ

She got in with the local business community.
彼女は地元のビジネス界の人たちと親しくなりました。

get in withは自動詞型の句動詞+前置詞として使われ、with の後ろに相手を置きます。間に目的語を挟む分離形にはしません。

  • get in with them
  • × get them in with
  • × get in them with

代名詞を使うときも、get in with him / her / them のように、withの直後に置きます。

しゅみすけ(大山俊輔)

語順はひとかたまりでget in with、その後ろに相手です。代名詞でもget in with them。put it offのような「真ん中に代名詞を入れる型」と混同しないようにしましょう。

活用形とよく使う文型

現在形 get / gets in with
過去形 got in with
進行形 getting in with
完了形 have / has got in with

よく使われる組み合わせは次のとおりです。

  • get in with the right people:役に立つ人脈を作る
  • get in with the boss:上司と親しくなる・上司に取り入る
  • get in with management:経営陣と親しくなる
  • get in with a group / crowd:グループ・仲間に入る
  • try to get in with:〜に取り入ろうとする

日常・仕事・学校で使える例文

仕事

She got in with the design team during the project.
彼女はそのプロジェクト中にデザインチームと親しくなりました。

You do not need to get in with the boss to do good work.
よい仕事をするために上司へ取り入る必要はありません。

He hopes to get in with some potential investors.
彼は何人かの投資家候補と関係を築きたいと思っています。

学校・友人関係

I got in with a group of international students.
私は留学生のグループと親しくなりました。

She got in with the wrong crowd in high school.
彼女は高校時代によくない仲間と付き合うようになりました。

It took me a while to get in with everyone.
みんなと打ち解けるまで少し時間がかかりました。

地域・趣味

We got in with the local cycling club.
私たちは地元のサイクリングクラブの人たちと親しくなりました。

Getting in with the neighbors made the move much easier.
近所の人たちと親しくなったことで、引っ越し後の生活がずっと楽になりました。

get along with・get in on・kiss up toとの違い

表現 中心の意味 ポイント
get in with 人・集団と親しくなり、その輪に入る 関係を新しく作る変化。有利な関係を求める含みもある
get along with 人とうまくやる すでに関わる相手との相性・関係の良さ
get in on 活動・機会に加わる 人ではなく、計画・取引・楽しみなどへの参加が中心
kiss up to こびる・ごまをする 批判的な意味が明確で、相手の機嫌を取る行動に焦点

I get along with my manager.
私は上司とうまくやっています。

I am trying to get in with the management team.
私は経営チームと親しい関係を築こうとしています。

前者は関係が良好な状態、後者はその輪へ入ろうとする動きです。詳しくはget along withの意味と使い方get in onの意味と使い方kiss up toの意味と使い方も確認してください。

日本人が間違えやすいポイント

get in withを「〜と一緒に中へ入る」と直訳しない

物理的に誰かと建物へ入るなら、通常は go in with someoneenter with someone など、状況に合う表現を使います。get in withは、人間関係の輪へ入る比喩として理解しましょう。

相手はwithの後ろに置く

get in with my boss の語順を崩さないことが大切です。分離可能な句動詞ではありません。

いつでも好意的な表現とは限らない

「親しくなる」と訳せても、話し手が相手の下心を疑っている場合があります。特に the right people や権力者が相手なら、少し皮肉に聞こえることがあります。

この句動詞が出てこなかったら?しゅみすけ式の簡単な言い換え

get in withを思い出せなくても、目的に合わせて簡単な英語で伝えられます。

「親しくなる」と言いたい

She became friends with the people on her team.
彼女はチームの人たちと友達になりました。

He started spending time with that group.
彼はそのグループと一緒に過ごすようになりました。

「仕事上の関係を作る」と言いたい

She built a good relationship with senior managers.
彼女は上級管理職と良い関係を築きました。

「利益のために近づく」と言いたい

He is trying to become close to influential people because they can help him.
彼は助けてもらうために、有力な人たちと親しくなろうとしています。

難しい一語へ置き換える必要はありません。「誰と」「どんな関係になったか」「なぜ近づいたか」を短い文で説明すれば、意図は十分伝わります。

まとめ

get in withは、人やグループと親しくなり、その人間関係の輪の内側へ入るという句動詞です。

  • 基本形はget in with + 人/グループ
  • 分離不可で、代名詞もget in with them
  • 中立的な「仲間になる」と、やや批判的な「取り入る」の両方がある
  • get along withは「うまくやる」、get in onは「活動に参加する」

ほかの句動詞や定型表現は、英熟語・定型表現のまとめからも学べます。

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getを使った句動詞をまとめて比較したい方は、getを使った句動詞一覧もご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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