give yourself upの意味は?「自首する・投降する」の使い方・語順とgive upとの違い

give yourself upの意味・使い方|自首する・投降する

give yourself upは、「警察に自首する」「敵や当局に投降する」という意味です。give upだけなら「諦める」ですが、間にyourselfが入ると、「自分自身を相手の支配下へ差し出す」という別の意味になります。

ニュースや映画では、Give yourself up!(投降しなさい)、He gave himself up to the police.(彼は警察に自首した)のように使われます。日常会話で頻繁に口にする表現ではありませんが、意味と語順を知っておく価値の高い句動詞です。

give yourself upの意味は「自首する・投降する」

基本形はgive oneself upです。主語に合わせてoneselfを変えます。

  • give myself up:私が自首・投降する
  • give yourself up:あなたが自首・投降する
  • give himself up:彼が自首・投降する
  • give herself up:彼女が自首・投降する
  • give ourselves up:私たちが自首・投降する
  • give themselves up:彼らが自首・投降する

The suspect gave himself up to the police.
容疑者は警察に自首しました。

The soldiers were ordered to give themselves up.
兵士たちは投降するよう命じられました。

Give yourself up peacefully.
抵抗せずに投降しなさい。

しゅみすけ(大山俊輔)

give upだけなら「諦める」、give yourself upなら「自分自身を差し出す」です。yourselfを見落とさないことが、意味を正しくつかむ最大のポイントです。

give+yourself+upから意味の仕組みを理解しよう

giveは「自分の側から相手へ渡す」、upは「完全に手放す・相手の管理下へ渡す」感覚を加えます。そこへyourselfを置くと、「自分自身を完全に相手へ差し出す」というイメージになります。

  • 物を手放す:give the weapon up
  • 努力をやめる:give up
  • 自分自身を差し出す:give yourself up

自首では警察や当局の管理下へ入り、投降では敵側の支配下へ入ります。日本語訳は場面で変わりますが、英語の中心イメージは同じです。

give yourself upの語順|再帰代名詞は必ず間に置く

give yourself upの再帰代名詞とgive upとの違い

give upは目的語を間に置ける分離可能な句動詞です。自分自身を目的語にするときは、再帰代名詞をgiveとupの間に置きます。

  • He gave himself up.
  • × He gave up himself.

誰に自首・投降するのかを示すときは、後ろにto+相手を続けます。

主語+give+再帰代名詞+up+to+警察・当局・敵

  • She gave herself up to the authorities.
    彼女は当局に自首しました。
  • They gave themselves up to the enemy.
    彼らは敵に投降しました。

活用形|gave oneself up・given oneself up

意味
現在形 give myself up 自首・投降する
三人称単数 gives herself up 彼女が自首・投降する
過去形 gave himself up 彼が自首・投降した
現在完了 has given himself up 彼はすでに自首・投降した

After hours of negotiation, he gave himself up.
数時間の交渉の末、彼は投降しました。

The wanted man has given himself up to police.
指名手配されていた男は警察に出頭しました。

give yourself upとgive upの違い

give upの意味と使い方は、努力・活動・習慣などを「諦める・やめる」ことです。再帰代名詞を入れると、自分自身を相手に引き渡す意味になります。

  • I gave up.
    私は諦めました。
  • I gave myself up.
    私は自首・投降しました。
  • He gave up running away.
    彼は逃げることを諦めました。
  • He gave himself up to the police.
    彼は警察に自首しました。

yourselfを省くと「あなた自身を差し出す」という情報が消えるため、同じ意味にはなりません。

give oneself upとturn oneself inの違い

turn inの意味と使い方にあるturn oneself inも「自首する」です。ただし、使う範囲に少し違いがあります。

表現 中心的な意味 使われやすい場面
give oneself up 自分を相手の支配下へ差し出す 警察への自首、敵への投降
turn oneself in 当局へ自ら出頭する 主に警察への自首
surrender 抵抗をやめて降伏する 軍事、警察、比喩的な降伏

He turned himself in to the police.
彼は警察に自首しました。

The rebels gave themselves up to government forces.
反乱勢力は政府軍に投降しました。

The troops surrendered at dawn.
部隊は夜明けに降伏しました。

警察への自首ならturn oneself inが特に分かりやすく、敵への投降も含めて表すならgive oneself upまたはsurrenderが使えます。

場面別の自然な例文

警察への自首

The police urged the suspect to give himself up.
警察は容疑者に自首するよう呼びかけました。

She decided to give herself up and tell the truth.
彼女は自首して真実を話すことにしました。

His lawyer advised him to give himself up.
弁護士は彼に自首するよう助言しました。

投降・包囲

The officers told the armed group to give themselves up.
警官たちは武装集団に投降するよう告げました。

They refused to give themselves up without a guarantee of safety.
彼らは安全の保証なしに投降することを拒みました。

The fugitive eventually gave himself up without resistance.
逃亡者は最終的に抵抗せず投降しました。

映画・ニュースで聞く命令

Give yourself up! The building is surrounded.
投降しなさい!建物は包囲されています。

Come out and give yourself up.
外へ出て投降しなさい。

日本人が間違えやすいポイント

yourselfを省いてしまう

  • Give up.:諦めなさい
  • Give yourself up.:自首・投降しなさい

一語の違いですが、意味は大きく変わります。

主語と再帰代名詞を一致させる

  • She gave herself up.
  • × She gave himself up.
  • They gave themselves up.
  • × They gave yourself up.

to policeとto the police

give oneself up to the policeが学習者には最も分かりやすい形です。特にニュース英語では、無冠詞のto policeも見られます。

しゅみすけ(大山俊輔)

自分で使うなら、警察への自首はturn yourself in、より広い「自首・投降」はgive yourself upと整理すると分かりやすいです。ニュースではgave himself upやgave themselves upの形をよく探してみましょう。

この句動詞が出てこなかったら?簡単な英語ならこう言える

警察に自首する

  • He went to the police and told them what he had done.
    彼は警察へ行き、自分がしたことを話しました。
  • She went to the police by herself.
    彼女は自分から警察へ行きました。
  • He stopped running and went to the police.
    彼は逃げるのをやめて警察へ行きました。

敵や当局に投降する

  • They stopped fighting.
    彼らは戦うのをやめました。
  • They came out with their hands up.
    彼らは両手を上げて出てきました。
  • They agreed to stop fighting and be taken away.
    彼らは戦いをやめ、連行されることに同意しました。

give yourself upが出てこなくても、「逃げるのをやめた」「警察へ行った」「戦うのをやめた」と、実際に何をしたかを基本英語で説明すれば目的は達成できます。

まとめ

  • give oneself upは「自首する・投降する」
  • 自分自身を相手の管理下へ差し出すイメージ
  • 再帰代名詞は主語に合わせ、giveとupの間に置く
  • I gave up.は「諦めた」、I gave myself up.は「自首・投降した」
  • 警察への自首ではturn oneself inも自然
  • 出てこなければ、go to the policeやstop fightingで説明できる

まずはHe gave himself up to the police.を基本文として覚え、主語に合わせてmyself・herself・themselvesへ変える練習をしてみましょう。

giveを使った表現をまとめて比較したい方は、giveを使った句動詞の意味・使い方一覧もあわせてご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

ご相談専門お電話番号

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

前置詞を使った英熟語の一覧