
go so far as to+動詞は、「〜までする」「〜するほどである」という意味です。
ただ行動したことを伝えるのではなく、普通ならそこまではしないと思われる境界まで進んだという、驚き・非難・強調を加えます。
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go so far as toの意味とニュアンス
基本の形は次のとおりです。
主語+go so far as to+動詞の原形
He went so far as to lie to his family.
彼は家族にうそまでつきました。
単に He lied to his family. と言えば「家族にうそをついた」という事実だけです。went so far as to lie にすると、「そこまでやったのか」という話し手の評価が加わります。
日本語では、文脈に合わせて次のように訳せます。
- 〜までする
- 〜するほどである
- ついには〜さえする
- そこまでして〜する
しゅみすけ(大山俊輔)
なぜ「〜までする」という意味になるのか
goは「進む」、so farは「そこまで遠く」、as to+動詞は、その到達点に当たる行動を示します。
つまり、言葉どおりのイメージは「ある行動をする地点まで、そこまで遠く進む」です。そこから、「普通の限度を越えて〜までする」という意味になります。

時制と語順
toの後ろには必ず動詞の原形を置きます。
- go so far as to say:〜とまで言う
- went so far as to accuse:非難することまでした
- has gone so far as to demand:要求するところまでいっている
- would go so far as to call:〜と呼んでもよいほどだ
to sayingやto saidにはしません。また、主節の時制に合わせてgoをwent・has goneなどに変えます。
特によく使うgo so far as to say
最もよく見かける形の一つが、go so far as to say …「〜とまで言う」です。強い評価や、少し踏み込んだ主張を示します。
I would go so far as to say this is our best product yet.
これは今までで最高の商品だとまで言ってよいと思います。
She went so far as to say that the whole plan was pointless.
彼女は、その計画全体に意味がないとまで言いました。
I wouldn’t go so far as to call it a failure.
失敗と呼ぶほどではないと思います。
最後のように否定形で使うと、「そこまで強くは言わない」「その評価は言いすぎだ」と一線を引けます。
日常会話・仕事で使える例文
驚きや非難を表す
He went so far as to check my messages without asking.
彼は私に断らず、メッセージを確認することまでしました。
They went so far as to blame the customer.
彼らは顧客のせいにするところまでいきました。
She even went so far as to cancel the trip.
彼女は旅行をキャンセルすることまでしました。
強い努力を表す
否定的な行動だけでなく、期待を越える努力にも使えます。
Our manager went so far as to work through the weekend with us.
部長は私たちと一緒に週末中働くところまでしてくれました。
He went so far as to learn Japanese for the interview.
彼は面接のために日本語を学ぶことまでしました。
断定を控える
I agree it was a mistake, but I wouldn’t go so far as to call it dishonest.
間違いだったことには同意しますが、不誠実と呼ぶほどではないと思います。
I wouldn’t go so far as to say she hates the job.
彼女がその仕事を嫌っているとまでは言いません。
go as far as toとの違い
go as far as to+動詞も「〜までする」という意味で使われます。どちらも自然ですが、soを含む形は「そんなところまで」という到達距離をより強く感じさせます。
He went as far as to threaten to quit.
彼は辞めると脅すところまでいきました。
He went so far as to threaten to quit.
彼は、辞めると脅すことまでしました。
実際の会話では大きな意味の差が出ないことも多く、どちらか一方だけが正しいわけではありません。
so farとの混同に注意
so farだけなら、通常は「今のところ」「これまで」という意味です。
So far, everything is going well.
今のところ、すべて順調です。
一方、go so far as to+動詞では、「そこまで遠く進んで〜する」という別のまとまりになります。単語が同じでも、文全体の型で意味を判断しましょう。
似た表現との違い
even
evenは「〜さえ」と意外性を加える、より短く会話的な語です。
He even apologized.
彼は謝りさえしました。
go so far as toは、そこへ至るまでに限度を越えたという流れを強く示します。
actually
actuallyは「実際に・なんと」と事実の意外性を示しますが、「普通の範囲を越えた」という意味は必須ではありません。
She actually called me.
彼女は本当に私に電話してきました。
to the point of
to the point of+名詞/動名詞は「〜するほどまで」という程度や結果を表します。
He was tired to the point of falling asleep at his desk.
彼は机で眠ってしまうほど疲れていました。
go so far as toは人が実際に取った、または取ると評価する行動に焦点があります。
この表現が出てこないときの簡単な言い換え
go so far as toが出てこなくても、evenや短い説明を使えば十分に伝えられます。
- He even lied to his family.
彼は家族にうそまでつきました。 - She did something most people wouldn’t do.
彼女は、ほとんどの人ならしないことをしました。 - I don’t think it was that bad.
そこまで悪かったとは思いません。
しゅみすけ(大山俊輔)
まとめ
go so far as to+動詞の原形は、普通の範囲や期待される限度を越えて「〜までする」と伝える表現です。驚きや非難だけでなく、強い努力や評価にも使えます。
まずは頻出のI wouldn’t go so far as to say …「〜とまでは言いません」と、He went so far as to …「彼は〜までしました」の2つを覚えると、会話でも仕事でも使いやすくなります。
ほかの英熟語や会話表現は、英熟語・定型表現の一覧から体系的に確認できます。









