
I’m sorry to do は、「〜して申し訳ない」「〜することを残念に思う」という意味です。I’m sorry to hear that.、I’m sorry to say this.、I’m sorry to bother you. など、謝罪・残念な知らせ・同情・声かけまで幅広い場面で使われます。
一方、すでに自分がした行動を具体的に謝るときは sorry for doing、起きた事実や相手の状況への気持ちを伝えるときは sorry that+文 も使います。この記事では、3つの形の時間と焦点の違い、よく使う動詞、自然な例文を詳しく解説します。
しゅみすけ(大山俊輔)
Contents
- 1 I’m sorry to doの基本的な意味
- 2 sorry to do・sorry for doing・sorry thatの違い
- 3 to不定詞だから必ず「これから」ではない
- 4 sorry to hearの意味と使い方
- 5 sorry to say・sorry to tell youの違い
- 6 sorry to inform youはどのくらい丁寧?
- 7 sorry to bother youの意味と使い方
- 8 sorry to interruptの意味と使い方
- 9 sorry to have doneとの違い
- 10 場面別の自然な例文
- 11 I’m afraidとの違い
- 12 日本人が間違えやすいポイント
- 13 簡単な英語で言い換えるなら
- 14 まとめ
I’m sorry to doの基本的な意味
I’m sorry to+動詞の原形
〜して申し訳ありません。/〜することを残念に思います。
sorry は「申し訳なく思って・残念に思って」という形容詞です。後ろの to do が、何についてそう感じているのかを説明します。
- I’m sorry to interrupt.
話を遮ってすみません。 - I’m sorry to hear that.
それを聞いて残念です。 - I’m sorry to say this, but I disagree.
こんなことを言うのは申し訳ないですが、私は反対です。 - I’m sorry to bother you.
お邪魔してすみません。/お手数をおかけしてすみません。
日常会話では主語とbe動詞を省いて、Sorry to interrupt. のように言うこともよくあります。
sorry to do・sorry for doing・sorry thatの違い

sorry to do:今からすること・今向き合う行為
sorry to do は、これから伝える悪い知らせ、今から話を遮ること、今知ったことへの反応など、話している場面でその行為に向き合うときによく使います。
- I’m sorry to tell you this, but your application wasn’t successful.
残念ですが、応募は不採用となりました。 - Sorry to interrupt, but you have a phone call.
お話中すみませんが、お電話です。 - I’m sorry to hear about your accident.
事故のことを聞き、残念に思います。
sorry for doing:自分がした行動を謝る
for の後ろには名詞または動名詞を置きます。自分がした具体的な行為に責任を感じて謝るときに自然です。
- I’m sorry for being late.
遅れてすみません。 - I’m sorry for forgetting your birthday.
誕生日を忘れてしまってごめんなさい。 - I’m sorry for raising my voice.
声を荒らげてしまい、すみません。
sorry for+名詞 も使えます。
- Sorry for the delay.
遅れて申し訳ありません。 - Sorry for the confusion.
混乱させてしまい、申し訳ありません。
sorry that+文:起きた事実・状況に焦点
sorry that+主語+動詞 は、自分の行為だけでなく、起きた事実や相手のつらい状況について「残念に思う」と伝えられます。会話では that を省くことが多いです。
- I’m sorry that I hurt you.
あなたを傷つけてしまってごめんなさい。 - I’m sorry you’re going through this.
このようなつらい状況にいることを、本当にお気の毒に思います。 - I’m sorry we couldn’t help.
お力になれず、申し訳ありません。
to不定詞だから必ず「これから」ではない
sorry to do は「今からすること」によく使われますが、必ず未来を示すわけではありません。
I’m sorry to hear that. は、すでに話を聞いた直後の反応です。Sorry to keep you waiting. は、相手を今まさに待たせているときや、待たせた直後にも使えます。
- I’m sorry to hear you lost your job.
仕事を失ったと聞き、残念に思います。 - Sorry to keep you waiting. Your table is ready now.
お待たせしました。お席の準備ができました。
「to不定詞=未来」と機械的に判断せず、話し手が今どの行為・情報に対してsorryと感じているかを見ましょう。
sorry to hearの意味と使い方
I’m sorry to hear that. は、相手の病気、失敗、別れ、予定の中止などを聞いたときの「それは残念です」「お気の毒です」という共感表現です。自分が悪いと認めて謝っているわけではありません。
A: I didn’t get the job.
B: I’m sorry to hear that.
A:その仕事に採用されなかったんです。
B:それは残念でしたね。
- I’m sorry to hear about your loss.
ご不幸を知り、心よりお悔やみ申し上げます。 - I’m sorry to hear you’ve been sick.
体調を崩していたと聞き、心配しています。 - I was sorry to hear that the store had closed.
その店が閉店したと聞き、残念に思いました。
軽い不運なら That’s too bad.、深刻な出来事なら I’m so sorry to hear that. のように気持ちを強めることもできます。
sorry to say・sorry to tell youの違い
sorry to say:残念ながら、こう言わなければならない
I’m sorry to say… は、意見・評価・事実など、言いにくい内容を述べる前に使います。
- I’m sorry to say this, but the quality isn’t good enough.
申し上げにくいのですが、品質が十分ではありません。 - I’m sorry to say I can’t agree with you.
残念ですが、あなたには同意できません。
sorry to tell you:相手に悪い知らせを伝える
I’m sorry to tell you… は、特定の相手へ残念な情報を知らせることに焦点があります。tell の後ろには人を置けるため、tell you が自然です。
- I’m sorry to tell you that the event has been canceled.
残念なお知らせですが、イベントは中止になりました。 - I’m sorry to tell you this, but we chose another candidate.
残念ですが、別の候補者を選びました。
say you とは言いません。人を直接続けるなら tell you、発言内容に焦点を置くなら say を使います。
sorry to inform youはどのくらい丁寧?
We are sorry to inform you that… は、「残念ながら〜をお知らせいたします」という改まった通知表現です。採用結果、申請結果、サービス変更などのメールや文書で使われます。
- We are sorry to inform you that your request has been declined.
残念ながら、ご申請は却下されました。 - We regret to inform you that the position has been filled.
残念ながら、その職は採用者が決定いたしました。
regret to inform you はさらにフォーマルです。友人への日常的な連絡では硬すぎるため、I’m sorry to tell you… や直接的な短い文が自然です。
sorry to bother youの意味と使い方
Sorry to bother you. は、忙しい相手に話しかける、質問する、お願いする際の「お邪魔してすみません」「お手数をおかけします」です。
- Sorry to bother you, but could I ask a quick question?
お忙しいところすみませんが、少し質問してもよろしいですか? - I’m sorry to bother you again.
重ねてお手数をおかけして申し訳ありません。 - Sorry to bother you so late.
こんな遅い時間にすみません。
軽い声かけなら Excuse me. でも十分です。相手に実際の手間や中断を求めるときに Sorry to bother you. が合います。
「恐縮する」の場面別表現は、I’m sorry・I appreciate it・I feel badの使い分けも参考にしてください。
sorry to interruptの意味と使い方
Sorry to interrupt. は、会話、会議、作業を途中で止めて「お話中すみません」と割り込む表現です。
- Sorry to interrupt, but we need your decision now.
お話中すみませんが、今ご判断が必要です。 - I’m sorry to interrupt your meeting.
会議中に失礼いたします。
緊急でなければ、Do you have a minute? や Is this a good time? と、今話せるか確認する言い方も自然です。
sorry to have doneとの違い
sorry to have+過去分詞 は、すでに終わった行為を振り返って「〜してしまい申し訳なく思う」と表す、やや改まった形です。
- I’m sorry to have caused so much trouble.
多大なご迷惑をおかけし、申し訳ありません。 - I’m sorry to have kept you waiting.
お待たせしてしまい、申し訳ありません。
日常会話では I’m sorry for causing so much trouble. や Sorry I kept you waiting. のほうが分かりやすく自然なことも多いです。
場面別の自然な例文
仕事
- I’m sorry to say the project is behind schedule.
残念ながら、プロジェクトは予定より遅れています。 - Sorry to interrupt, but the client is waiting.
お話中すみませんが、顧客がお待ちです。 - We’re sorry to inform you that the meeting has been postponed.
残念ながら、会議は延期となりました。
日常会話
- I’m sorry to cancel at the last minute.
直前にキャンセルしてごめんなさい。 - Sorry to ask, but can you drive me home?
申し訳ないんだけど、家まで車で送ってくれる? - I’m sorry to hear about your breakup.
別れたと聞いて、残念に思うよ。
接客・電話
- I’m sorry to keep you waiting.
お待たせして申し訳ありません。 - I’m sorry to tell you that the item is out of stock.
申し訳ありませんが、その商品は在庫切れです。 - Sorry to bother you. May I confirm your name?
お手数ですが、お名前を確認してもよろしいですか?
待たせた場面の詳しい使い分けは、Sorry to keep you waiting・Sorry I’m lateの違いで解説しています。
I’m afraidとの違い
I’m afraid… は、悪い知らせや断りを柔らかくするクッション表現です。I’m sorry to… は、その行為をすることへの申し訳なさや残念さを直接示します。
- I’m afraid we can’t offer a refund.
申し訳ありませんが、返金はできません。(知らせを和らげる) - I’m sorry to tell you that we can’t offer a refund.
返金できないことをお伝えするのは残念です。(伝える行為への残念さ)
前の記事I’m afraidの意味・語順とI’m afraid so/notもあわせて確認すると違いが整理できます。
日本人が間違えやすいポイント
× sorry to+動詞ing
to の後ろには動詞の原形を置きます。
- × I’m sorry to interrupting.
- ○ I’m sorry to interrupt.
× sorry for+動詞の原形
for は前置詞なので、後ろの動詞は ing 形にします。
- × I’m sorry for forget.
- ○ I’m sorry for forgetting.
I’m sorry to hear that.は自分の責任を認める謝罪ではない
相手の残念な話への共感です。自分が起こした問題なら、何について謝るのかを明確にしましょう。
I’m sorry I damaged your laptop. I’ll pay for the repair.
あなたのパソコンを壊してしまい、申し訳ありません。修理代を支払います。
何でもsorryから始めなくてよい
小さな質問や通常の依頼なら、Could you…? / Would you mind…? / Excuse me. で十分です。必要以上に謝るより、依頼内容を明確かつ丁寧に伝えましょう。
しゅみすけ(大山俊輔)
簡単な英語で言い換えるなら
- Sorry about that.
それについてごめんなさい。 - Excuse me.
すみません。 - That’s too bad.
それは残念ですね。 - I have some bad news.
残念なお知らせがあります。 - Can I ask you something?
少し聞いてもいいですか?
まとめ
- I’m sorry to+動詞の原形 は「〜して申し訳ない・〜することを残念に思う」
- sorry to do は未来だけでなく、今知ったことや今続いている状況にも使える
- sorry for doing は、自分がした具体的な行動への謝罪
- sorry that+文 は、起きた事実や相手の状況への気持ちを表せる
- sorry to hear は共感、sorry to say / tell は言いにくい情報、sorry to bother / interrupt は声かけや中断
- to の後ろは動詞の原形、for の後ろの動詞はing形
英語の謝罪表現全体は、「申し訳ない」は英語で?sorry・apologize・regretの違いも参考にしてください。
英熟語・定型表現を体系的に学びたい方は、英熟語・定型表現の一覧もあわせてご覧ください。









