jump to conclusionsの意味は?単数形・語順とassumeとの違い

jump to conclusionsの意味・使い方・assumeとの違いを解説するアイキャッチ画像

jump to conclusions は、「早合点する」「十分な情報がないまま決めつける」「結論を急ぐ」という意味の英語表現です。

よく使われるのが、Don’t jump to conclusions.(早合点しないで/まだ決めつけないで)という形です。単に判断が速いことを褒める表現ではなく、必要な事実を確かめる前に結論へ飛んでしまうことへの注意や批判を含みます。

jump to conclusionsの意味とニュアンス

jump to conclusions の基本的な意味は、「事実や情報が十分にそろっていないのに、急いで判断する」です。日本語では、文脈に応じて次のように訳せます。

  • 早合点する
  • 結論を急ぐ
  • 勝手に決めつける
  • 早まった判断をする

Cambridge Dictionaryでは、十分な情報がない状態で状況について推測すること、Oxford Learner’s Dictionariesでは、すべての事実を知る・考える前に素早く判断することとして説明されています。つまり、問題は「結論を出すこと」ではなく、結論までの確認や思考を飛ばしてしまうことです。

しゅみすけ(大山俊輔)

jump to conclusionsは、相手の判断が間違っていると断定する前にも使えます。「まだ情報が足りないから、いったん待とう」というブレーキをかける表現だと考えると分かりやすいです。

なぜjumpで「早合点する」になる?

jump は「跳ぶ」、conclusion は「結論」です。本来なら、事実を集め、考え、確認してから結論へ進みます。ところが jump to では、その途中の段階を飛び越えて、一気に結論へ着地するイメージになります。

このため、jump to conclusions は「論理的に結論を導く」ではなく、「途中を飛ばして性急に結論を出す」という否定的なニュアンスになります。

事実確認を飛ばして結論へ進むjump to conclusionsのイメージと例文を示す解説図

最もよく使うDon’t jump to conclusions.

会話では命令文の Don’t jump to conclusions. が非常によく使われます。「まだ決めつけないで」「話を最後まで聞いて」という意味です。

A: Mia didn’t reply to my message. She must be angry with me.
ミアがメッセージに返信してくれなかった。きっと私に怒っているんだ。

B: Don’t jump to conclusions. She may just be busy.
早合点しないで。単に忙しいだけかもしれないよ。

相手に直接言うと、言い方によっては少し強く響きます。柔らかく言いたいときは、次の形が自然です。

  • Let’s not jump to conclusions.
    早合点しないようにしましょう。
  • I don’t want to jump to conclusions, but …
    決めつけたくはありませんが、……。
  • It may be too soon to draw a conclusion.
    結論を出すには早すぎるかもしれません。

単数形と複数形の違い

jump to conclusions:内容を特定しない一般的な形

定型表現として最もよく使われるのは、複数形の jump to conclusions です。どんな結論かを後ろで具体的に述べず、「性急に決めつける」という行為全体を表します。

You always jump to conclusions.
あなたはいつも早合点します。

jump to the conclusion that+文:特定の結論を示す形

「〜だという結論に早まって達する」と、結論の中身を続けるときは、jump to the conclusion that+主語+動詞 が使えます。

He jumped to the conclusion that I had quit.
彼は、私が辞めたのだと早合点しました。

She saw the empty desk and jumped to the conclusion that the meeting had been canceled.
彼女は空の机を見て、会議が中止になったのだと早合点しました。

jump to a conclusion という単数形も文法的には可能ですが、日常会話で内容を特定しないなら、通常は定型的な複数形 jump to conclusions を選ぶと自然です。

場面別の自然な例文

仕事

Let’s not jump to conclusions before we check the sales data.
売上データを確認する前に結論を急がないようにしましょう。

I don’t want to jump to conclusions, but the schedule may need to change.
早合点はしたくありませんが、予定を変更する必要があるかもしれません。

恋愛・人間関係

Don’t jump to conclusions just because he had dinner with a coworker.
彼が同僚と夕食を食べただけで、勝手に決めつけないで。

I jumped to conclusions and blamed her before hearing the whole story.
私は話を全部聞く前に早合点して、彼女を責めてしまいました。

旅行・日常生活

The flight is delayed, but don’t jump to the conclusion that it will be canceled.
飛行機は遅れていますが、欠航になると決めつけないでください。

I saw the lights off and jumped to the conclusion that no one was home.
明かりが消えているのを見て、誰も家にいないのだと早合点しました。

assume・draw a conclusionとの違い

assume:確認せず前提にする

assume は、十分に確認せず「そうだろう」と考え、それを前提にすることです。必ずしも急いでいるとは限りません。

I assumed the store was closed.
私は、その店は閉まっているものと思っていました。

I jumped to the conclusion that the store was closed.
私は、その店は閉まっているのだと早合点しました。

後者には、「限られた手がかりから急いで結論を出した」という批判的な響きがより明確にあります。「推測する」表現全体の違いは、guess・assume・infer・estimateの違いでも詳しく整理しています。

draw/reach a conclusion:考えて結論を出す

draw a conclusionreach a conclusion は、材料を検討して結論を導く・結論に達するという中立的な表現です。

We need more evidence before we draw a conclusion.
結論を出す前に、もっと証拠が必要です。

After reviewing the report, we reached the same conclusion.
報告書を検討した結果、私たちは同じ結論に達しました。

表現中心のニュアンス
jump to conclusions情報不足のまま性急に決めつける
assume確認せず、そうだと前提にする
draw a conclusion材料から結論を導く
reach a conclusion検討して結論に達する

日本人が間違えやすいポイント

「結論へジャンプする」と直訳しない

日本語では「早合点する」「決めつける」と訳すと自然です。実際に跳ぶ動作ではありません。

toを忘れない

結論という到達点へ向かうため、jump conclusions ではなく jump to conclusions とします。

速い判断を褒める表現ではない

通常、情報不足・性急さへの批判や反省を含みます。素早く正しく判断したことを褒めたいなら、She made a quick decision. などが自然です。

しゅみすけ(大山俊輔)

Don’t jump to conclusions.が強く感じられる場面では、Let’s wait until we know more.(もう少し分かるまで待ちましょう)と言い換えると、相手を責めずに同じ意図を伝えられます。

すぐ出てこないときの簡単な言い換え

  • Don’t decide yet.
    まだ決めないで。
  • We don’t know enough yet.
    まだ十分なことが分かっていません。
  • Let’s wait until we know more.
    もう少し分かるまで待ちましょう。
  • Don’t assume that.
    そうだと決めつけないで。
  • Let’s check the facts first.
    まず事実を確認しましょう。

関連表現

  • make an assumption:推測・思い込みをする
  • make a snap judgment:即断する
  • rush to judgment:性急に判断する
  • give someone the benefit of the doubt:疑わしくても相手を信じてみる

同じ jump を使っても、jump at the chance は「好機に喜んで飛びつく」という前向きな表現です。to は結論という到達点へ、at は機会という対象へ勢いよく反応する感覚を作ります。

ほかの表現は、英熟語・定型表現の親記事からも探せます。

まとめ

jump to conclusions は、「十分な事実を知らないまま早合点する・決めつける」という意味です。

  • 一般的な定型表現は複数形の jump to conclusions
  • 内容を示すなら jump to the conclusion that+文
  • Don’t jump to conclusions. は「まだ決めつけないで」
  • assume よりも、性急に結論へ進むことへの批判が強い
  • 柔らかく言うなら Let’s wait until we know more.

まずは会話で使いやすい Don’t jump to conclusions.Let’s not jump to conclusions. の2つを覚えておきましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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