
「海外赴任する」は、英語で go on an overseas assignment と表現できます。
I am going on an overseas assignment.
海外赴任することになりました。
会社から海外の勤務地を割り当てられたことに焦点を当てるなら、be assigned overseas や be assigned to the Singapore office も自然です。
この記事では、海外赴任・海外転勤・海外駐在の日本語と英語のズレを整理しながら、ぴったりの表現が出てこないときに、知っている簡単な英語でどう伝えるかも考えてみましょう。
Contents
「海外赴任する」は英語で?
まずは、よく使う表現を見てみましょう。
- I am going on an overseas assignment.
海外赴任することになりました。 - I was assigned to our Singapore office.
シンガポールオフィスへ赴任することになりました。 - I have been assigned overseas.
海外勤務を命じられました。 - I am moving to Singapore for work.
仕事でシンガポールへ引っ越します。
assignment は、会社などから与えられる「任務・仕事」を表します。an overseas assignment なら「海外で行う任務」、つまり海外赴任です。
しゅみすけ(大山俊輔)
go on an overseas assignmentの意味
go on + assignment は、「任務に就く」「任務のために出かける」という組み合わせです。
- She is going on an overseas assignment next month.
彼女は来月、海外赴任します。 - He went on a three-year assignment in Germany.
彼は3年間のドイツ赴任に行きました。 - Would you consider going on an overseas assignment?
海外赴任を検討してもらえますか。
赴任先を入れる場合は、in Singapore のように場所を加えます。期間は for two years や on a two-year assignment と表せます。
I am going on a two-year assignment in Singapore.
2年間の予定でシンガポールへ赴任します。
be assigned overseasの使い方
assign は、「人に仕事・役割・場所を割り当てる」という動詞です。海外赴任する本人を主語にすると、受け身の be assigned が使えます。
- I was assigned overseas.
海外勤務を命じられました。 - I was assigned to the New York office.
ニューヨークオフィスへ配属・赴任することになりました。 - My company assigned me to a project in Thailand.
会社は私をタイのプロジェクトに配属しました。
overseas だけでは国や都市が分かりません。赴任先が決まっているなら、to our London branch や to the Singapore office のように具体的に言うと伝わりやすくなります。
海外赴任・海外転勤・海外駐在の違い
日本語では似た場面で使いますが、英語では何を伝えたいかによって表現を選びます。
- go on an overseas assignment
会社から与えられた海外勤務に就く。 - be transferred overseas
人事異動で海外の部署・支店へ移される。 - be posted overseas
海外の任地へ配置される。イギリス英語や公的機関でも使われる。 - work overseas / work abroad
単純に海外で働く。会社命令か自分の選択かは示さない。 - move abroad for work
仕事のため海外へ引っ越す。生活拠点の移動に焦点がある。
「赴任する」だからといって、必ず一つの英単語へ置き換える必要はありません。「人事異動」「海外での任務」「引っ越し」のどれを中心に話すかで英語が変わります。
expatは「海外赴任する」という動詞ではない
expat は expatriate を短くした言葉で、一般に「母国以外で暮らす人・働く人」を指します。
- She is an expat living in Singapore.
彼女はシンガポールで暮らす海外駐在者です。 - There is a large expat community in the city.
その街には大きな外国人居住者コミュニティがあります。
expat は人を表す名詞なので、「会社から海外赴任を命じられた」という出来事を直接表す動詞ではありません。赴任が決まったことを伝えるなら、I was assigned to Singapore. の方が明確です。
「海外赴任が決まった」の例文
- I found out that I will be assigned to our Bangkok office.
バンコクオフィスへ赴任することが分かりました。 - My company is sending me to London for three years.
会社の命令で3年間ロンドンへ行くことになりました。 - I accepted an overseas assignment in Australia.
オーストラリアへの海外赴任を引き受けました。 - I turned down an overseas assignment.
海外赴任の話を断りました。
赴任を自分が受け入れたなら accept、断ったなら turn down が使えます。
「海外赴任中です」の例文
すでに海外で働いている場合は、be on assignment や be based in が便利です。
- I am currently on assignment in Singapore.
現在、シンガポールへ赴任中です。 - I am based in London for the next two years.
今後2年間、ロンドンを拠点に働きます。 - I work at our company’s New York office.
会社のニューヨークオフィスで働いています。 - I have been working in Germany since April.
4月からドイツで働いています。
be based in + 場所 は、「その場所を拠点としている」という自然な表現です。会社命令という背景より、現在の活動拠点を伝えたいときに向いています。
赴任を終えて帰国する場合
- My overseas assignment ends next month.
海外赴任は来月終わります。 - I am returning to Japan after three years in Singapore.
シンガポールでの3年間を終えて日本へ帰ります。 - I will transfer back to the Tokyo office.
東京オフィスへ異動で戻ります。 - My company asked me to come back to Japan.
会社から日本へ戻るよう言われました。
独り言英会話・英語日記で使える例文
- I heard today that I will work in Singapore next year.
今日、来年シンガポールで働くことになると聞いた。 - I have never lived abroad before.
これまで海外に住んだことがない。 - I am excited, but I am also a little nervous.
楽しみだけれど、少し緊張もしている。 - I need to prepare for the move.
引っ越しの準備をしなければならない。 - I started looking for an apartment today.
今日、住む場所を探し始めた。
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

overseas assignment や be assigned が思い出せなくても、会話を止める必要はありません。「海外赴任」という日本語を、起きたことに分解してみましょう。
誰が決めた?
↓
自分の会社
何をする?
↓
シンガポールで働く
いつから・どのくらい?
↓
来月から2年間
この情報を、知っている単語でそのまま言えば大丈夫です。
- My company asked me to work in Singapore.
会社からシンガポールで働くよう言われました。 - I will work in Singapore for two years.
シンガポールで2年間働きます。 - I am moving to Singapore because of my job.
仕事のためシンガポールへ引っ越します。 - My company has an office there, and I will work there from next month.
会社のオフィスがそこにあり、来月からそこで働きます。
しゅみすけ(大山俊輔)
まとめ
「海外赴任する」は、go on an overseas assignment や be assigned overseas と表現できます。
人事異動に焦点を当てるなら be transferred overseas、海外で働く事実だけなら work overseas、生活拠点の移動なら move abroad for work が自然です。
難しい表現が出てこなければ、My company asked me to work in Singapore. のように、会社・働く・場所の三つへ分けて伝えてみてください。









