
「なんとなく、まだもやもやする」は、英語で Something is bothering me. と言えます。
ただし、日本語の「もやもやする」は意味の幅が広く、場面によって自然な英語が変わります。この記事では正しい表現に加えて、言葉を忘れたときに知っている簡単な英語でどう説明するかも一緒に考えましょう。
この記事の結論
- Something is bothering me.:何かが心に引っかかっている
- I have mixed feelings.:相反する気持ちが混ざっている
- I can’t stop thinking about it.:そのことが頭から離れない
Contents
「もやもやする」は英語で?
理由をうまく説明できないけれど、何かが心に引っかかっているなら、Something is bothering me. が使いやすい表現です。
Something is bothering me.
何かが気になって、もやもやしています。
What she said is still bothering me.
彼女が言ったことがまだ引っかかっています。
It’s been bothering me all day.
そのことが一日中気になっています。
bother は、人の心を繰り返し邪魔して、落ち着かなくさせるイメージです。原因を主語にして、Something bothers me. や It’s bothering me. の形で使います。
しゅみすけ(大山俊輔)
bothering me・mixed feelings・can’t stop thinkingの違い
| 表現 | 中心の意味 | 例文 |
|---|---|---|
| Something is bothering me. | 何かが引っかかり、落ち着かない | His comment is bothering me. |
| I have mixed feelings. | うれしい・寂しいなど相反する気持ち | I have mixed feelings about moving. |
| I can’t stop thinking about it. | 同じことが頭から離れない | I can’t stop thinking about our talk. |
Something is bothering me:心に引っかかる
There’s something about his answer that bothers me.
彼の答えには、何か引っかかるところがあります。
I don’t know why, but it’s bothering me.
なぜか分かりませんが、もやもやします。
不安、疑問、違和感、軽い怒りなど、まだ正体をはっきり言えない気持ちに使えます。
I have mixed feelings:気持ちが混ざっている
I have mixed feelings about leaving this job.
この仕事を辞めることには複雑な気持ちがあります。
I’m happy for her, but I also feel lonely.
彼女のことはうれしいですが、寂しさも感じます。
mixed feelings は、単に気分が悪いのではなく、「うれしいけれど寂しい」「安心したけれど残念」のように複数の気持ちが同時にある場面です。
I can’t stop thinking about it:頭から離れない
I can’t stop thinking about what I said.
自分が言ったことが頭から離れず、もやもやしています。
I keep thinking about our conversation.
私たちの会話のことを何度も考えています。
同じ場面を頭の中で繰り返していることが中心なら、このように「考え続けている」と言う方が具体的です。
発音のポイント
bother は、アメリカ英語では /ˈbɑːðər/ に近く、真ん中の th は舌先を上下の歯の間に軽く出して声を出します。「ボザー」に近く聞こえることがあります。
mixed は語末を「ミクスト」と母音まで足さず、mix のあとに小さく t を添える感覚です。
日本語の「もやもや」と英語のズレ
日本語では次のような違う感情を、まとめて「もやもや」と表せます。
- 相手の言葉が心に引っかかる
- 疑問が解決せず、すっきりしない
- うれしい気持ちと寂しい気持ちが混ざる
- 言いたいことを言えず、不満が残る
- 同じことを考え続けてしまう
英語では、もやもやの中身を一段だけ具体的にすると自然です。
I still have a question.
まだ疑問があります。
I wanted to say more.
もっと言いたかったです。
I don’t feel good about what happened.
起きたことについて、よい気分ではありません。
イライラ・不安・わだかまりとの違い
- イライラ:怒りや不満が強い → annoyed / frustrated
- 不安:悪いことが起きそうで心配 → worried / anxious
- わだかまり:対人関係の嫌な気持ちが残る → hard feelings
- もやもや:まだ感情や原因を整理できていないことも多い
感情の中心が見えてきたら、「イライラする」は英語で?、「不安」は英語で?、「わだかまりが残る」は英語で?へ言い換えられます。
日常会話で使える例文
- Something about that email is bothering me.
あのメールには何か引っかかるところがあります。 - I still feel uneasy after our conversation.
話したあとも、まだもやもやしています。 - I have mixed feelings about the decision.
その決定には複雑な気持ちがあります。 - I can’t stop thinking about what happened.
起きたことが頭から離れません。 - I wish I had said what I really thought.
本当に思ったことを言えばよかったです。
英語日記・独り言で使うなら
I talked to my boss today. Something about the conversation is still bothering me.
今日は上司と話しました。その会話のことがまだ引っかかっています。
I’m happy about the change, but I also feel nervous. I have mixed feelings.
変化はうれしいですが、緊張もしています。複雑な気持ちです。
I keep thinking about what I should have said.
何と言えばよかったのか、ずっと考えています。
曖昧な気持ちも、その日の出来事と並べると書きやすくなります。詳しくは英語日記の書き方をご覧ください。
この表現を知らなかったら?【しゅみすけ式】
bother や mixed feelings が出てこなくても、「もやもや」の単語を探す必要はありません。起きたことを順番に説明します。
- 何があった? → 今日、上司と話した
- 何が分からない? → 正しいことを言えたか分からない
- 今どうなっている? → そのことを考え続けている

I talked to my boss today.
今日、上司と話しました。
I don’t know if I said the right thing.
正しいことを言えたか分かりません。
I keep thinking about it.
そのことをずっと考えています。
しゅみすけ(大山俊輔)
よくある間違い
× I feel cloudy.
cloudy は主に天気が「曇っている」ことを表します。心のもやもやには通常使いません。
× I am bothering.
この形では「私は人を困らせている」という意味に聞こえます。自分が気になっているなら、原因を主語にします。
○ Something is bothering me.
何かが気になっています。
botherは「邪魔する」だけ?
物理的に邪魔するだけでなく、考えや言葉が心を乱し続ける場合にも使えます。ただし、怒りが明確なら annoy、心配が明確なら worry の方が具体的です。
まとめ
- 心に何かが引っかかるなら Something is bothering me.
- 相反する気持ちなら I have mixed feelings.
- 頭から離れないなら I can’t stop thinking about it.
- 表現を忘れたら「何があった・何が分からない・今どうしている」に分解する
考えすぎを止めたい場面ではDon’t overthink it.の意味、感情表現の全体像は感情・気持ちを伝える英語表現まとめから広げられます。









