「介入する」は英語で?intervene・step in・get involved・interfereの違い

「介入する」は英語で?intervene・step in・get involved・interfere

「争いに介入する」「上司が問題に介入した」「会話に割って入る」など、日本語では同じ「介入する」でも、英語では場面や介入の印象によって表現が変わります。

基本になるのは intervene です。ただし、助けるために途中から入るなら step in、単に関わるなら get involved、望まれていないのに口を出すなら interfere が自然です。

しゅみすけ(大山俊輔)

intervene が出てこないときは、step in や get involved を使い、「途中から助けに入った」「問題に関わった」と具体的に説明すれば十分伝わります。

「介入する」の英語表現早見表

英語表現 主なニュアンス よく使う場面
intervene 問題を止めたり改善したりするために介入する 争い・問題・政治・市場
step in 助けるため途中から入る 職場・会話・トラブル
get involved 問題や活動に関わる 日常・仕事・人間関係
interfere 余計な口出しや邪魔をする 私生活・仕事・他人の問題

intervene:問題や争いに介入する

intervene は、争い・問題・危険な状況などに第三者が入って、状況を止めたり改善したりすることです。ニュース、職場、法律、医療などでも使われる、ややフォーマルで中立的な表現です。

  • The manager intervened before the argument got worse.
    口論が悪化する前に、マネージャーが介入しました。
  • The government may intervene in the market.
    政府が市場に介入する可能性があります。
  • I had to intervene to protect her.
    彼女を守るため、私は介入しなければなりませんでした。

intervene in+問題・状況intervene to+目的 の形がよく使われます。

step in:助けるため途中から入る

step in は、困っている人を助けたり、問題を収めたりするために「間に入る」「代わりに対応する」という会話的な表現です。interveneより柔らかく、日常会話や職場で使いやすい言い方です。

  • Her colleague stepped in to help.
    同僚が助けに入りました。
  • My boss stepped in and solved the problem.
    上司が介入して問題を解決しました。
  • Someone needs to step in before it is too late.
    手遅れになる前に、誰かが介入する必要があります。

get involved:問題や活動に関わる

get involved は「関わる」「参加する」という広い表現です。介入して状況を変えることまでは必ずしも含まず、単にその問題や活動の中へ入る場合にも使えます。

  • I don’t want to get involved in their argument.
    彼らの口論には関わりたくありません。
  • She got involved in the project last month.
    彼女は先月、そのプロジェクトに関わるようになりました。
  • Why did you get involved?
    どうして介入したのですか?

「問題に関わる」は get involved in the problem、「人と深く関わる」は get involved with someone と言えます。

interfere:余計な干渉をする

interfere は、相手が望んでいないのに口や手を出し、自由や進行を邪魔するニュアンスがあります。「介入する」というより「干渉する」「余計な口出しをする」に近い否定的な表現です。

  • Please don’t interfere in my personal life.
    私の私生活に干渉しないでください。
  • He keeps interfering with my work.
    彼は私の仕事をずっと邪魔しています。
  • I wasn’t trying to interfere.
    干渉するつもりではありませんでした。

interfere in は「問題・事情に口を出す」、interfere with は「仕事・活動・機能を邪魔する」と覚えると分かりやすいです。

intervene・step in・get involved・interfereの違い

場面別|「介入する」はどう言う?

争いに介入する

The police intervened in the dispute.
警察が争いに介入しました。

上司が問題に介入する

My manager stepped in to deal with the issue.
上司がその問題に対応するため介入しました。

市場に介入する

The central bank intervened in the currency market.
中央銀行が為替市場に介入しました。

会話に割って入る

She stepped in and changed the subject.
彼女が会話に入り、話題を変えました。

他人の私生活に介入する

He interferes in other people’s personal lives.
彼は他人の私生活に干渉します。

初心者向け|難しい単語が出ないときの簡単英語

intervene がすぐ出なくても、知っている基本語で十分に伝えられます。

  • I joined to help.
    助けるために加わりました。
  • She got involved in the problem.
    彼女はその問題に関わりました。
  • He came in and stopped the argument.
    彼が入ってきて、口論を止めました。
  • My boss helped us solve the problem.
    上司が問題解決を助けてくれました。

「誰が入ったのか」「何を止めたのか」「何のためだったのか」に分けると、難しい一語を思い出せなくても自然な英語になります。

よくある間違い

interveneとinterfereを同じ意味で使わない

intervene は問題解決や保護のための中立的・必要な介入にも使えます。一方、interfere は「余計なことをする」「邪魔をする」という否定的な印象が強い表現です。

interveneは他動詞のように直接目的語を置かない

× She intervened the argument.
○ She intervened in the argument.

step inの後に目的を続けるならtoを使う

She stepped in to help us.
彼女は私たちを助けるために入ってくれました。

短い会話例

A: The meeting got really tense.
会議がかなり険悪になったね。

B: Yes, but Sarah stepped in at the right time.
うん。でも、サラがちょうどいいタイミングで間に入ってくれた。

A: She handled it very calmly.
彼女、すごく冷静に対応していたね。

「介入する」と「干渉する」の違い

「介入する」は、問題を解決したり被害を防いだりするために第三者が入る場合に使えます。英語では主に intervenestep in です。

「干渉する」は、本人が望んでいないのに口を出したり、自由を妨げたりすることです。英語では主に interfere を使います。詳しくは「干渉する」の記事で、interfere・meddle・interveneの違いを確認してみてください。

関連する英語表現

介入して相手や状況を自分の力で動かすところまで進むと、「支配する」のcontrolやdominateに近づきます。

また、組織や状況を一定の範囲に収める意味なら、「統制する」のcontrol・rein inとの違いも確認してみてください。

関連するまとめ記事

「介入する」と近い、人や状況への働きかけ方は、介入・影響・強制の英語表現まとめで横断比較できます。ほかの分野を含む48語の全体像は、力関係・介入・抑制・社会制度の英語表現まとめをご覧ください。

まとめ

  • intervene:問題や争いに正式・中立的に介入する
  • step in:助けるため途中から入る
  • get involved:問題や活動に関わる
  • interfere:望まれていないのに干渉する

迷ったときは、問題解決のためなら intervene、日常会話で助けに入るなら step in、否定的な「干渉」なら interfere と切り分けると自然です。難しい単語が出ないときは、joinhelpstop などの基本語で状況を説明しましょう。

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この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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