
秋の夜に「リーン、リーン」と聞こえてくるコオロギ。英語では何と言うのでしょうか?答えは cricket です。ただし、cricketにはスポーツの「クリケット」という意味もあります。この記事では発音、鳴き声の表現、バッタやキリギリスとの違い、成長段階、会話で使える例文までまとめます。
Contents
コオロギは英語でcricket
コオロギは英語で cricket と言います。1匹なら a cricket、複数なら crickets です。
- I found a cricket in the garden.(庭でコオロギを1匹見つけました。)
- I can hear crickets outside.(外からコオロギの声が聞こえます。)
| 日本語 | 英語 | ポイント |
|---|---|---|
| コオロギ | cricket | 一般的な英語名 |
| コオロギ1匹 | a cricket | 数えられる名詞 |
| コオロギ複数 | crickets | -sを付ける |
しゅみすけ(大山俊輔)
cricketの発音は?
cricket の発音記号は /ˈkrɪkɪt/。カタカナでは「クリキット」に近く、最初の crick を強く発音します。日本語のスポーツ名「クリケット」のようにすべてを同じ強さで読まず、CRICK-it と2拍で言う感覚です。
- crick:舌先を少し反らせる /r/ と、短い /ɪ/
- et:弱く短い /ɪt/
アメリカ英語とイギリス英語で大きな意味の違いはありません。どちらでも虫とスポーツの両方を表します。
cricketという名前の感覚:虫とスポーツは文脈で区別
英語の cricket には、コオロギと球技のクリケットという2つの意味があります。語源上は別の経路から英語に入ったと考えられており、現在は同じつづりになっています。会話では一緒に使われる語で簡単に区別できます。
- chirping cricket(鳴いているコオロギ)
- cricket match(クリケットの試合)
- cricket bat(クリケットのバット)
コオロギが鳴くは英語で?chirpを使う
コオロギの「鳴く」には動詞 chirp が自然です。鳴き声は a chirp、鳴いている状態は chirping と表せます。
- Crickets are chirping.(コオロギが鳴いています。)
- I heard the chirping of crickets.(コオロギの鳴き声が聞こえました。)
- The crickets kept me awake.(コオロギの声で眠れませんでした。)
コオロギは口で歌うのではなく、主にオスが前翅をこすり合わせて音を出します。この発音行動の専門語は stridulation ですが、日常会話なら chirp で十分です。
「シーン……」を表すcrickets
英語圏では、冗談や発言に誰も反応しない気まずい静けさを、コオロギの声だけが聞こえる場面になぞらえて crickets と表すことがあります。
- I asked for volunteers—crickets.
(手伝ってくれる人を募ったけれど、反応はゼロでした。) - You could hear crickets.
(しんと静まり返っていました。)
実際の虫ではなく「無反応」「気まずい沈黙」という比喩なので、SNSやくだけた会話でよく見かけます。
cricket・grasshopper・katydidの違い

| 日本語 | 英語 | 見分けるヒント |
|---|---|---|
| コオロギ | cricket | 長い触角。地面近くで暮らす種類が多い |
| バッタ | grasshopper | 比較的短い触角と発達した後ろ脚 |
| キリギリス類 | katydid(主に米)/bush-cricket(主に英) | 長い触角。葉に似た緑色の種類も多い |
| ケラ | mole cricket | 土を掘るシャベル状の前脚 |
バッタは英語で?grasshopper・locust・cricketとの違いも合わせて読むと整理しやすくなります。
コオロギの種類を英語で言うと?
- house cricket:イエコオロギ
- field cricket:野外性のコオロギ、フィールドクリケット
- tree cricket:カネタタキ類など樹上性のコオロギ
- bell cricket:スズムシ
- mole cricket:ケラ
日本語の種名と英語の一般名は、地域や分類によって一対一にならない場合があります。生物を正確に特定する場面では、一般名に加えて学名も確認しましょう。
コオロギの成長段階を英語で
コオロギは、チョウのように蛹になる完全変態ではありません。egg → nymph → adult と成長する不完全変態の昆虫です。
| 段階・動作 | 英語 | 例 |
|---|---|---|
| 卵 | egg | cricket eggs |
| 若虫 | nymph | a cricket nymph |
| 成虫 | adult | an adult cricket |
| 脱皮する | molt(米)/moult(英) | The nymph molts. |
| 不完全変態 | incomplete metamorphosis | Crickets undergo incomplete metamorphosis. |
しゅみすけ(大山俊輔)
実際に使えるコオロギの英語例文
見つけたとき
- There’s a cricket under the table.
(テーブルの下にコオロギがいます。) - Can you take this cricket outside?
(このコオロギを外に逃がしてくれる?) - That cricket has really long antennae.
(あのコオロギは触角がとても長いですね。)
鳴き声について話すとき
- I love the sound of crickets on autumn nights.
(秋の夜に聞くコオロギの声が好きです。) - The crickets are so loud tonight.
(今夜はコオロギの声がとても大きいです。) - Can you hear the crickets chirping?
(コオロギが鳴いているのが聞こえますか?)
会話例
A: What’s that sound outside?
(外のあの音は何?)
B: It’s a cricket. They often chirp at night.
(コオロギだよ。夜によく鳴くんだ。)
まとめ:コオロギは英語でcricket
- コオロギは英語で cricket、複数形は crickets
- 発音は /ˈkrɪkɪt/。「クリキット」に近い2拍
- 「鳴く」は chirp、「鳴き声」は chirping
- crickets は、くだけた表現で「無反応・気まずい沈黙」も表す
- バッタは grasshopper、キリギリス類は katydid / bush-cricket、ケラは mole cricket
- 成長は egg → nymph → adult で、蛹にはならない
身近な虫の名前をまとめて確認したい方は、虫は英語で?昆虫・てんとう虫・幼虫など身近な虫の一覧へ。鳴く虫の表現なら、セミは英語で?cicadaの発音と鳴き声もおすすめです。









