
ルビーは英語で ruby と言います。日本語の「ルビー」は英語とほぼ同じですが、英語では長い roo の音をはっきり出し、最初の音節を強く発音します。
この記事では、rubyの発音・複数形・語源から、サファイアとの意外な関係、よく似た赤い宝石との違い、ジュエリー店で使える英語までやさしく解説します。
しゅみすけ
Contents
ルビーは英語でruby
| 日本語 | 英語 | ポイント |
|---|---|---|
| ルビー/紅玉 | ruby | 単数形 |
| 複数のルビー | rubies | yをiに変えて-es |
| ルビーの指輪 | a ruby ring | rubyを名詞の前に置く |
ruby は数えられる名詞なので、1個なら a ruby、複数なら rubies です。
She chose a ruby for her ring.
彼女は指輪に使うルビーを選びました。
The necklace is set with small rubies.
そのネックレスには小さなルビーが留められています。
rubyの発音
ruby の発音記号は /ˈruːbi/ です。カタカナでは「ルービー」が近いですが、ポイントは次の2つです。
- ruː:日本語の「ル」より長く、唇を丸めて「ルー」
- by:弱めに「ビー」
アクセントは最初です。ROO-by のように、前半を強く、後半を軽く言います。
rubyの語源|「赤」を表す言葉から生まれた
ruby は、「赤い」を意味するラテン語 ruber にさかのぼる言葉です。中世フランス語などを経て英語に入りました。つまりrubyは、石の最大の特徴である赤い色そのものを名前にした宝石です。
日本語の鉱物・宝石名では紅玉(こうぎょく)とも呼ばれます。「紅」も鮮やかな赤色を表すため、英語名と日本語名のどちらにも「赤」という共通の感覚があります。
ルビーはどんな鉱物?
ルビーは、鉱物学ではコランダム(corundum)という鉱物の一種です。主成分は酸化アルミニウムで、微量のchromium(クロム)が含まれることで赤く見えます。
| 英語 | 意味 | ルビーとの関係 |
|---|---|---|
| mineral | 鉱物 | ルビーはcorundumという鉱物の一種 |
| gem / gemstone | 宝石 | 美しく研磨され装飾に使われるルビー |
| crystal | 結晶 | コランダムの結晶として成長する |
| stone | 日常的な「石」 | 店頭ではWhat stone is this?と聞ける |
rubyとsapphireは同じcorundum

ルビーとサファイアは、実はどちらもcorundumという同じ鉱物です。宝石として十分な赤色を持つコランダムをrubyと呼び、それ以外の色のものを基本的にsapphireと呼びます。
- ruby:赤いコランダム
- blue sapphire:青いコランダム
- pink sapphire:ピンク色のコランダム
- yellow sapphire:黄色のコランダム
赤とピンクの境界は単純な数値だけで決まるものではなく、地域や鑑別基準によって判断が異なる場合があります。そのため、似た色でも ruby と呼ばれることもあれば、pink sapphire とされることもあります。
ルビーと似た赤い宝石の違い
| 英語名 | 日本語名 | 違いのポイント |
|---|---|---|
| ruby | ルビー | 赤いcorundum |
| red spinel | レッドスピネル | 別の鉱物。歴史的にルビーと混同された例がある |
| garnet | ガーネット | 複数の鉱物からなるグループ。深い赤色も多い |
| red tourmaline / rubellite | レッドトルマリン/ルベライト | トルマリンの赤〜赤紫色の種類 |
色だけで宝石を正確に見分けるのは困難です。店頭では Is this a ruby or a red spinel?(これはルビーですか、レッドスピネルですか?)のように具体的に確認できます。
ルビーの色を表す英語
- vivid red:鮮やかな赤
- deep red:深い赤
- purplish red:紫がかった赤
- orangy red:オレンジがかった赤
- ruby red:ルビーのような鮮やかな赤
ruby-red または ruby red は、宝石以外の色を表す形容にも使われます。
She was wearing ruby-red lipstick.
彼女はルビーのように鮮やかな赤い口紅をつけていました。
The sky turned ruby red at sunset.
夕暮れに空がルビー色に染まりました。
natural・lab-created・treatedの違い
| 英語 | 意味 |
|---|---|
| natural ruby | 天然ルビー |
| lab-created ruby / synthetic ruby | 人工的な環境で作られたルビー |
| heat-treated ruby | 加熱処理されたルビー |
| untreated ruby | 処理されていないルビー |
| ruby imitation | 別素材でルビーに似せたもの |
synthetic ruby は化学的・結晶学的にルビーの性質を持つ人工結晶で、単なる模造品を表す imitation とは意味が異なります。また、天然ルビーでも外観を改善するために加熱などの処理が行われる場合があります。
Is this ruby natural or lab-created?
このルビーは天然ですか、それともラボで作られたものですか?
Has this ruby been heat-treated?
このルビーは加熱処理されていますか?
7月の誕生石はruby
ルビーは、英語圏で一般的に7月の誕生石(the birthstone for July)として知られています。
Ruby is the birthstone for July.
ルビーは7月の誕生石です。
My birthstone is ruby.
私の誕生石はルビーです。
ほかの月の石もまとめて確認したい方は、宝石と誕生石を英語で|gemstone・birthstone・cut・clarityの意味をご覧ください。
ジュエリー店で使えるrubyの英語
| 英語 | 日本語 |
|---|---|
| May I see this ruby ring? | このルビーの指輪を見せていただけますか? |
| Is this a natural ruby? | これは天然ルビーですか? |
| Has it been treated? | 何か処理されていますか? |
| Do you have a deeper red one? | もっと深い赤色のものはありますか? |
| Can I see it in natural light? | 自然光で見てもいいですか? |
| Does it come with a grading report? | グレーディングレポートは付きますか? |
指輪やジュエリー全体の表現は、指輪の種類を英語でと、海外でジュエリーを買う英語も役立ちます。
しゅみすけ
rubyを使った関連表現
ruby anniversary
ruby anniversary は、一般に結婚40周年のルビー婚式を表します。
They celebrated their ruby anniversary.
二人は結婚40周年を祝いました。
ruby-throated / ruby-crowned
動植物の名前では、ルビーのような赤い部分を表すために ruby- が使われることがあります。
- ruby-throated hummingbird:ノドアカハチドリ(喉がルビー色のハチドリ)
- ruby-crowned kinglet:ルビーキクイタダキ
diamondとrubyの英語上の違い
diamond は炭素からなる鉱物、ruby はcorundumの赤い種類です。どちらも宝石としては gemstone ですが、鉱物としての成分や構造は異なります。
ダイヤモンドについては、ダイヤモンドは英語でdiamond|発音・語源・宝石と鉱物の違いで詳しく解説しています。
まとめ|ルビーは英語でruby
ルビーは英語で ruby、発音は /ˈruːbi/、複数形は rubies です。語源は「赤」を表す言葉にあり、日本語の別名「紅玉」とも色の感覚が共通しています。
ルビーとサファイアはどちらもcorundumの仲間で、赤いものがruby、それ以外の色が基本的にsapphireです。英会話では natural ruby、lab-created ruby、heat-treated ruby の違いを押さえると、宝石店でも具体的に質問できます。









