
「承認する」は英語で approve と習うことが多いですが、いつでも approve を使えるわけではありません。計画を正式に認める、支払い権限を与える、提案を受け入れる、単に「それでいい」とOKを出す――日本語ではすべて「承認する」でも、英語は目的によって変わります。
この記事では approve・authorize・accept・agree to・give the OK の違いを整理し、難しい単語が出てこないときに My boss said yes. のような中学英語で伝える方法まで紹介します。
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「承認する」は英語で?4つの基本表現

| 意味 | 英語 | よく使う対象 |
|---|---|---|
| 正式に認める | approve | 計画・予算・申請 |
| 権限を与える | authorize | 支払い・作業・取引 |
| 申し出を受け入れる | accept | 提案・条件・申請 |
| 口語でOKを出す | give the OK | 案・実行・開始 |
approve:計画・予算・申請を正式に承認する
approve は、権限を持つ人や組織が計画・予算・申請などを正式に認めるときの中心語です。
- The manager approved the plan.
マネージャーが計画を承認しました。 - Has the budget been approved?
予算は承認されましたか? - Your request has been approved.
あなたの申請は承認されました。 - We are waiting for final approval.
最終承認を待っています。
approveとapprove ofの違い
approve the plan は「権限を持って計画を正式に承認する」です。一方、approve of the plan は「その計画をよいと思う・賛成する」という個人的な評価です。
- The director approved the plan.
部長が計画を正式に承認しました。 - My parents don’t approve of my decision.
両親は私の決断をよく思っていません。
形式的な決裁なら前置詞なしの approve、行動や考えへの賛否なら approve of と覚えると分かりやすいでしょう。
authorize は、支払い・取引・作業などを行う正式な権限を与える言葉です。approve が「内容をよいと認める」のに対し、authorize は「実行してよい権限を与える」に重点があります。
- Only the director can authorize the payment.
その支払いを承認できるのは部長だけです。 - Who authorized this purchase?
この購入を承認したのは誰ですか? - You are authorized to access the system.
あなたにはそのシステムへアクセスする権限があります。
accept:提案・条件・申し出を受け入れる
accept は、相手から出された提案・条件・申し出などを受け入れる言葉です。「上司が申請を承認する」よりも、「会社が提案を受諾する」「相手が条件を受け入れる」という場面に合います。
- They accepted our proposal.
彼らは私たちの提案を受け入れました。 - We cannot accept these terms.
この条件は受け入れられません。 - Your application has been accepted.
あなたの申請は受理されました。
agree to:案や条件に同意する
agree to は、提案・条件・変更などに同意するときに使います。正式な決裁権よりも、当事者同士が「それで進めましょう」と合意するイメージです。
- We agreed to the new schedule.
新しい日程を承認しました。 - The client agreed to the change.
顧客は変更に同意しました。
give the OK・give the green light:口語で承認する
会話では、堅い approve の代わりに give the OK がよく使われます。計画の実行を許可する場合は give the green light(ゴーサインを出す)も便利です。
- My boss gave me the OK.
上司が承認してくれました。 - We got the OK to start.
開始の承認を得ました。 - The client gave us the green light.
顧客からゴーサインが出ました。
「どうぞ進めてください」と相手に許可する Go ahead. の詳しい使い方は、go aheadの意味と使い方も参考にしてください。
承認を依頼する英語メール
- Could you please approve this request?
この申請をご承認いただけますか? - Please review and approve the attached document.
添付書類をご確認のうえ、ご承認ください。 - We need your approval by Friday.
金曜日までに承認をいただく必要があります。 - This is subject to management approval.
これは経営陣の承認が条件です。
subject to approval は「承認を条件として・承認次第で」という意味です。The plan is subject to final approval. なら「その計画は最終承認待ちです」となります。
「承認済み・未承認・事前承認」の英語
| 日本語 | 英語 |
|---|---|
| 承認済み | approved |
| 未承認 | not approved / unapproved |
| 事前承認 | prior approval / pre-approval |
| 条件付き承認 | conditional approval |
| 最終承認 | final approval |
| 承認待ち | pending approval / awaiting approval |
| 承認を得る | get approval / obtain approval |
難しい単語なし!中学英語で「承認する」
approve や authorize が思い出せなくても、誰が「Yes」と言ったのか、何をしてよいのかを具体的に言えば伝わります。
- My boss said yes.
上司が承認しました。 - My manager said it was okay.
上司がそれでよいと言いました。 - We can start now.
承認されたので、もう開始できます。 - They said we could use the budget.
予算を使ってよいと承認されました。 - The client is okay with the plan.
顧客はその計画を承認しています。
「正式な承認」という抽象語をそのまま英訳できなくても、誰がYesと言ったか、今何ができるかへ分解すれば、中学英語だけで十分話せます。
まとめ:何を認めるのかで英語を選ぶ
- 計画・予算・申請を正式に認める:approve
- 支払い・作業を行う権限を与える:authorize
- 提案・条件を受け入れる:accept
- 案や変更に同意する:agree to
- 口語でOKを出す:give the OK
- 実行のゴーサインを出す:give the green light
社内で承認を依頼するフレーズや稟議・部署間連携もまとめて確認したい方は、社内で使う英語フレーズをご覧ください。仕事全般の基本表現は、仕事・ビジネスで使う英語表現にまとめています。
acceptが「承認」ではなく「条件を受け入れる」意味になる場面は、「妥協する」の英語表現でも比較しています。
正式な承認ではなく、反対せず一定範囲で認める場合は、「容認する」のaccept・allow・tolerate・condoneもご覧ください。










