
「母は一人暮らしです」「介護サービスを探しています」「病院へ付き添います」。高齢の親について英語で話す場面は、友人との近況報告から、病院・薬局・介護サービスでの相談まで幅広くあります。
このページでは、親の暮らし、介護サービス、通院、認知症・物忘れ、車椅子・歩行、服薬管理に分けて、初心者がまず覚えたい短い英語と詳しい個別記事を案内します。
これだけ言えれば乗り切れる3文
- My mother needs some help at home.(母は自宅で少し手助けが必要です)
- I’m here with my mother.(母の付き添いで来ました)
- Could you write that down?(書いていただけますか?)
Contents
親・介護・シニアライフの英語|最初に覚えたい基本語
- older parent:高齢になった親。会話で使いやすい
- aging parent:年齢を重ねている親。変化の過程に焦点を当てる
- elderly parent:高齢の親。意味は明確だが、場面によってはolderが柔らかい
- care:世話、介護、ケア
- support:支援、手助け
- caregiver:介護・世話をする人。家族にも専門職にも使う
- care worker:介護職員
- senior life / life in later years:シニア期の暮らし
「介護」を一語に直訳しようとするより、何を手伝っているかを具体的に言うと伝わりやすくなります。
- I help my mother with shopping.(母の買い物を手伝います)
- She needs help with bathing.(入浴に介助が必要です)
- I manage her appointments.(母の予定を管理しています)
- We take turns helping our parents.(交代で両親を手伝っています)
しゅみすけ(大山俊輔)
6つの場面から必要な英語を選ぶ

1.高齢の親の暮らし・健康・必要な手助けを話す
まず、どこで暮らしているか、何が自分でできるか、どんな手助けが必要かを説明します。
- My mother lives alone.(母は一人暮らしです)
- She is still independent.(今も自立しています)
- She needs some help with shopping.(買い物には少し手助けが必要です)
- She can walk short distances.(短い距離なら歩けます)
- My sister checks on her twice a week.(姉/妹が週2回、様子を確認します)
高齢の親について説明する英語|一人暮らし・健康・必要な手助け
2.介護サービスを探す・利用する
訪問介護、通所型サービス、回数、費用などを相談するときの英語です。制度名は国や地域で異なるため、サービス内容を具体的に確認します。
- I’m looking for care services for my mother.(母の介護サービスを探しています)
- What services are available?(どのようなサービスがありますか?)
- Can someone visit her at home?(自宅を訪問してもらえますか?)
- How much does it cost?(費用はいくらですか?)
- We want to respect her wishes.(本人の希望を尊重したいです)
3.高齢の親の病院へ付き添う
受付では付き添いであることを伝え、診察では本人が話すのを待ちながら、必要な情報を補足します。
- I’m here with my mother.(母の付き添いで来ました)
- May I come into the exam room with her?(一緒に診察室へ入ってもよいですか?)
- She asked me to help explain.(説明を手伝ってほしいと頼まれました)
- Could you speak a little more slowly?(もう少しゆっくり話していただけますか?)
- Could you write that down?(書いていただけますか?)
4.認知症・物忘れの変化を伝える
家族が病名を決めつけず、いつから、どのくらい、何が起きたか、日常生活にどう影響しているかを具体的に伝えます。
- I’m concerned about my mother’s memory.(母の記憶力が心配です)
- It started about six months ago.(約6か月前に始まりました)
- She asks the same question repeatedly.(同じ質問を繰り返します)
- It is affecting her daily life.(日常生活に影響しています)
- She was diagnosed with dementia.(認知症と診断されました)
認知症・物忘れを伝える英語|dementia・memory loss・forgetful
5.車椅子・杖・歩行器と介助の声かけ
身体に触れたり移動を始めたりする前に、本人へ何をするかを伝え、希望・痛み・めまいを確認します。
- Would you like some help?(お手伝いしましょうか?)
- Please stand up slowly.(ゆっくり立ってください)
- Please hold on to the handrail.(手すりにつかまってください)
- Let’s use the walker.(歩行器を使いましょう)
- Let me know if you feel dizzy.(めまいがしたら教えてください)
車椅子・歩行介助で使う英語|wheelchair・cane・walker
6.薬の一覧・飲み忘れ・副作用を伝える
薬の名前だけでなく、1回の量、時刻、目的、飲み忘れ、二重服用の可能性、体調変化を伝えます。
- Here is her medication list.(母の薬の一覧です)
- She missed a dose.(1回分を飲み忘れました)
- She may have taken it twice.(二重に飲んだかもしれません)
- Could this be a side effect?(これは副作用の可能性がありますか?)
- Could you review all of her medications?(服用中の薬を全部見直していただけますか?)
家庭での「薬、飲んだ?」を自然に言う
服薬管理全体ではなく、家庭で一言確認したいときは次の表現が使えます。
- Did you take your medicine?(薬、飲んだ?)
- Have you taken your medicine?(もう薬は飲んだ?)
- It’s time for your medicine.(薬の時間だよ)
「薬、ちゃんと飲んだ?」は英語で?Did you take・Have you taken
介護職・介護施設で働く人の英語はこちら
このページは家族として親を支える場面が中心です。介護職員が外国人利用者へ食事・移動・入浴・服薬などを案内する英語は、次の記事にまとめています。
care for・take care of・look afterの違い
- care for:世話をする、介護する。気持ちや継続的なケアを含みやすい
- take care of:世話をする、必要なことに対応する
- look after:見守る、世話をする。日常会話で使いやすい
- support:本人の暮らしや意思を支える
- I help care for my mother.(母の介護を手伝っています)
- I take care of her appointments.(母の予定を管理しています)
- My sister looks after her on weekends.(週末は姉/妹が母を見守っています)
- We support her so she can live at home.(自宅で暮らせるよう支援しています)
look afterの意味と使い方も参考にしてください。
しゅみすけ(大山俊輔)
家族で役割分担を話す英語
- We take turns helping our mother.(交代で母を手伝っています)
- My brother handles the finances.(兄/弟がお金の管理を担当しています)
- I take her to medical appointments.(私が通院へ連れて行きます)
- My sister manages her medications.(姉/妹が服薬を管理しています)
- We need to discuss the next steps.(今後について話し合う必要があります)
まとめ|必要な場面から短い英語を選ぶ
- 暮らしと自立度:She is still independent.
- 必要な手助け:She needs some help at home.
- 介護サービス:What services are available?
- 病院付き添い:I’m here with my mother.
- 物忘れ:I’m concerned about her memory.
- 歩行介助:Please stand up slowly.
- 服薬管理:Here is her medication list.
すべてを一度に覚える必要はありません。今の家族に必要な場面を一つ選び、「これだけ言えれば乗り切れる」短い文から声に出して練習してみましょう。









