Sex・Gender・Male・Femaleの違い|海外フォームの性別欄の書き方

Sex Gender Male Female 海外フォームの性別欄

海外の会員登録、アンケート、ホテル、航空券、ビザなどのフォームでは、SexGenderという項目が表示されます。選択肢にはMale、Female、M、F、Other、Non-binary、Prefer not to sayなどがあります。

一般に、Sexは公的書類上の性別などを尋ねる場面、Genderは性自認を尋ねる場面で使われる傾向があります。ただし、実際のフォームでは言葉の使い方が統一されていないため、項目名だけでなく利用目的と説明を確認しましょう。

Sex・Gender・Male・Femaleの意味

Sex・Gender・Male・Female・Other・Non-binary・Prefer not to sayの意味

表記 基本的な意味 ポイント
Sex 性別 公的書類上の性別を尋ねることが多い
Gender ジェンダー・性自認 本人の性自認を尋ねることが多い
Male / M 男性 MはMaleの略
Female / F 女性 FはFemaleの略
Other その他 Male・Female以外の選択肢
Non-binary ノンバイナリー 男女の二択だけに当てはまらない性自認
Prefer not to say 回答しない 性別を回答したくない場合の選択肢

Sexとは?

Sexは「性別」を意味します。医療・統計・パスポート情報・ビザ・航空券などでは、公的書類や制度上の性別情報と結びつく項目として使われることがあります。

ただし、Sexというラベルの定義は国・制度・サービスによって異なります。航空券や公的申請では、自分で一般的な意味を当てはめるより、使用するパスポートや公的書類、フォームの説明に従うことが大切です。

Genderとは?

Genderは、社会的・文化的な性別や性自認を表す言葉です。会員登録やアンケートでは、本人が自分をどのように認識しているかを尋ねる項目として使われることがあります。

一方、古いフォームや簡略化されたフォームでは、Genderと表示しながら実質的にMale・Femaleだけを選ばせる場合もあります。そのフォームが何のために情報を集めているかを見る必要があります。

しゅみすけ(大山俊輔)しゅみすけ(大山俊輔)

SexとGenderの使い分けは、すべてのフォームで統一されているわけではありません。単語だけで判断せず、何の手続きで、どの書類と照合される情報なのかを確認してください。

Male・Female・M・Fの意味

  • Male:男性
  • Female:女性
  • M:Maleの略
  • F:Femaleの略

man・womanは主に人を表す名詞ですが、フォームの選択肢ではMale・Femaleが広く使われます。航空券やビザなどでM・Fが表示された場合は、使用する旅券の表示とフォームの公式説明を確認しましょう。

Other・Non-binary・Xとは?

Other

Otherは「その他」です。Male・Femaleのどちらにも該当しない、または別の選択肢を希望する人向けに用意されることがあります。

Non-binary

Non-binaryは、性自認が男性・女性という二つの枠だけには当てはまらないことを表す言葉です。フォームによってはGenderqueer、Agender、Self-describeなど、さらに細かな選択肢があります。

X

Xは、一部の公的書類やフォームでM・F以外の性別表示として使われます。ただし、選択できる条件や渡航上の扱いは国・機関によって異なるため、自分の判断でパスポートと異なる項目を選ばず、公式案内を確認してください。

Prefer not to sayとは?

Prefer not to sayは「回答しないことを希望します」という意味です。アンケートや一般的な会員登録で、性別を答えたくない人のために用意されることがあります。

似た表現には次のものがあります。

  • Prefer not to answer:回答したくない
  • Rather not say:回答を控えたい
  • Decline to state:回答を辞退する
  • Not specified:指定なし

ただし、航空券・ビザ・医療など必要情報として扱われるフォームでは、この選択肢がないこともあります。

航空券・パスポート・ビザではどう選ぶ?

  • 使用するパスポートや渡航書類の表示を確認する
  • 予約情報と公的書類の情報を矛盾させない
  • 自分でM・F・Xを推測して追加しない
  • 表示が一致しない、または選択肢がない場合は申請先へ確認する
  • 最終的には航空会社・大使館・申請機関の最新案内を優先する

パスポート番号はPassport number・Document number・Travel document numberの違い、発行情報はCountry of issue・Issuing country・Place of issueの違いも参考にしてください。

敬称・代名詞とは別の項目

Sex・Genderは、Mr.・Ms.などのTitle / Salutation(敬称)や、he・she・theyなどのPronouns(代名詞)とは別の項目です。

  • Sex / Gender:性別・性自認
  • Title / Salutation:Mr.・Ms.・Dr.などの敬称
  • Pronouns:he/him、she/her、they/themなど

敬称欄については英語の敬称の使い分け|Mr.・Ms.・Mrs.・Miss・Dr.で詳しく解説しています。

よくある間違い

  • Mをmarried、Fをfirst nameの略だと思う
  • MaleとFemaleを逆に覚える
  • Sex欄へMr.やMs.を入力する
  • Gender欄へheやsheを入力する
  • 公的手続きで書類と異なる選択肢を自己判断で選ぶ
  • Prefer not to sayを「分からない」という意味だと思う

初心者向けの確認英語

英語 意味
Does M mean male? Mは男性という意味ですか?
Should this match my passport? これはパスポートと一致させますか?
What does “prefer not to say” mean? Prefer not to sayはどういう意味ですか?
Is there another option? 別の選択肢はありますか?
Which option should I choose for this document? この書類ではどれを選べばよいですか?

難しければ、Same as my passport?(パスポートと同じですか?)、Another option?(別の選択肢はありますか?)でも確認できます。

まとめ

  • Sex:公的書類上の性別などを尋ねることが多い
  • Gender:性自認を尋ねることが多い
  • Male / M:男性、Female / F:女性
  • Other・Non-binary・Prefer not to sayなどの選択肢もある
  • 公的手続きでは書類と公式案内を優先する

名前・住所・日付などを含むフォーム全体の書き方は海外フォームの書き方もあわせてご覧ください。

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この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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