
大きな胸びれを翼のように動かして泳ぐ「トビエイ」は、英語でJapanese eagle rayといいます。広く仲間を表すときはeagle rayです。
学名はMyliobatis tobijei。英語名にはeagle(ワシ)、学名には日本語の「トビエイ」を思わせるtobijeiが入っています。
この記事では、Japanese eagle rayの発音・複数形、名前の感覚、マダラトビエイやアカエイとの違い、水族館・ダイビング・料理で使える英語まで解説します。
Contents
トビエイは英語でJapanese eagle ray
- 英名:Japanese eagle ray
- 仲間の総称:eagle ray
- 発音:/ˌdʒæp.əˈniːz ˈiː.ɡəl reɪ/
- 単数形:a Japanese eagle ray
- 複数形:Japanese eagle rays
- 学名:Myliobatis tobijei
eagleの発音は「イーグル」、rayは「レイ」です。複数にするときは最後のrayにsを付けて、eagle raysとします。
I saw a Japanese eagle ray at the aquarium.
水族館でトビエイを見ました。
Two eagle rays are swimming above the sandy bottom.
2匹のトビエイ類が砂地の上を泳いでいます。
しゅみすけ(大山俊輔)
なぜeagle ray?名前が表す泳ぎ方
eagleは「ワシ」、rayは「エイ」です。トビエイ類が幅広い胸びれを上下に動かし、水中を鳥のように滑空する姿からeagle rayと呼ばれます。
日本語の「トビエイ」も、空を飛ぶ鳥を連想させる名前です。ただし、トビは英語でkite、ワシはeagleなので、「トビエイ」を一語ずつ直訳した名称ではありません。日本語と英語が、それぞれ大きな翼で飛ぶ鳥のイメージを重ねたと考えると覚えやすいでしょう。
- eagle:ワシ
- kite:トビ、または凧
- wing-like pectoral fins:翼のような胸びれ
- glide through the water:水中を滑るように進む
The eagle ray glides through the water like a bird.
そのトビエイは鳥のように水中を滑るように進みます。
学名Myliobatis tobijeiの読み方と意味
トビエイの現在受け入れられている学名はMyliobatis tobijeiです。
- Myliobatis:トビエイ属
- tobijei:日本語の「トビエイ」に由来する種小名
学名は日本語の会話で無理に読む必要はありませんが、英語圏の図鑑・水族館・研究資料で種を確実に特定するときに役立ちます。
The scientific name is Myliobatis tobijei.
学名はMyliobatis tobijeiです。
資料によっては古い綴りや異名が見つかることがあります。検索するときは、英名のJapanese eagle rayと現行学名を組み合わせると探しやすくなります。
トビエイ・マダラトビエイ・アカエイの違い

| 日本語 | 英語 | 見分ける目安 |
|---|---|---|
| トビエイ | Japanese eagle ray | 黄褐色で、頭部が前へ出ている。翼状の胸びれ |
| マダラトビエイ | spotted eagle ray | 濃い背中に白い斑点、くちばし状の吻 |
| アカエイなど | stingray | 頭部が体盤と一体化し、砂地で休む種類が多い |
| マンタ | manta ray | 非常に大きく、口の両側に頭鰭を持つ |
トビエイとマダラトビエイ
日本語名は似ていますが、英語ではトビエイがJapanese eagle ray、マダラトビエイがspotted eagle rayです。
spottedは「斑点のある」という意味。マダラトビエイは暗い背中に多数の白い斑点があるため、英語名から姿を想像できます。
This is a spotted eagle ray, not a Japanese eagle ray.
これはトビエイではなく、マダラトビエイです。
トビエイとアカエイ
どちらも尾に防御用の棘を持つことがありますが、体つきと泳ぎ方に違いがあります。トビエイは頭部が体盤から前へ突き出し、胸びれを羽ばたかせて活発に泳ぎます。アカエイ類は比較的平たく、海底の砂に潜る姿がよく見られます。
アカエイの英語は、「アカエイは英語で?red stingrayとstingrayの違い」で詳しく解説しています。
トビエイとマンタ
どちらも翼のような大きな胸びれで泳ぎますが、マンタはmanta rayで、eagle rayとは別の呼び名です。マンタには口の両側にcephalic lobes(頭鰭)があり、主に小さな生物を濾し取って食べます。
詳しくは「マンタは英語で?manta ray・ray・stingrayの違い」をご覧ください。
トビエイの体の特徴を英語で説明する
- disc:円盤状の体、体盤
- disc width:体盤幅
- pectoral fins:胸びれ
- protruding head:前へ突き出した頭部
- rounded snout:丸みのある吻
- long tail:長い尾
- stinging spine / tail spine:尾の毒棘
- crushing teeth:殻を砕くための歯
トビエイ類は、海底にいる貝や甲殻類などの硬い餌を砕くのに適した歯を持ちます。
It uses its broad teeth to crush shellfish.
幅広い歯で貝類を砕きます。
Its pectoral fins look like wings.
胸びれが翼のように見えます。
トビエイの毒棘は英語で?
トビエイの長い尾には、防御に使われる棘がある場合があります。英語ではstinging spine、venomous spine、またはtail spineと表現できます。
Does this eagle ray have a stinging spine?
このトビエイには毒棘がありますか?
Please do not touch its tail.
尾には触らないでください。
水族館や海で見つけた場合は、種類を問わず触らずに距離を保ちましょう。eagleという勇ましい名前でも、人を狙って攻撃するという意味ではありません。
水族館で使える英語例文
What kind of eagle ray is this?
これは何というトビエイの仲間ですか?
Is this a Japanese eagle ray?
これはトビエイですか?
Why does its head stick out from the disc?
なぜ頭が体盤から前へ突き出しているのですか?
Look at the way it flaps its fins.
胸びれを羽ばたかせる様子を見てください。
It looks like it is flying underwater.
水中を飛んでいるように見えます。
How wide can it grow?
体の幅はどのくらいまで大きくなりますか?
しゅみすけ(大山俊輔)
ダイビング・海中ツアーで使える英語
An eagle ray is approaching from the left.
左からトビエイが近づいてきています。
It is swimming just above the seafloor.
海底のすぐ上を泳いでいます。
Keep a safe distance and don’t chase it.
安全な距離を保ち、追いかけないでください。
I saw a school of eagle rays.
トビエイの群れを見ました。
魚の群れにはa school of …がよく使われます。複数のトビエイがまとまって泳いでいれば、a school of eagle raysと表現できます。
食材としてのトビエイは英語で?
種を明示するならJapanese eagle ray、一般的なトビエイ類の肉ならeagle ray meatと表現できます。
- eagle ray meat:トビエイ類の肉
- grilled ray:焼いたエイ
- dried ray:干したエイ
Is this Japanese eagle ray?
これはトビエイですか?
How is the ray prepared?
このエイはどのように調理されていますか?
料理名・流通名は地域によって異なります。種を正確に確認したい場合は、What species of ray is this?と尋ねましょう。
eagleを使う海の生き物の関連語
- eagle ray:トビエイ類
- Japanese eagle ray:トビエイ
- spotted eagle ray:マダラトビエイ
- banded eagle ray:模様を持つトビエイ類の英名
eagle rayは一つの種だけを指す語ではなく、複数の近縁なエイに使われる仲間名です。日本語名を英語へ変えるときは、単にeagle rayで済ませるか、Japaneseやspottedなどを付けて種を具体化するかを選びます。
まとめ:トビエイはJapanese eagle ray
- トビエイの英名はJapanese eagle ray
- 仲間を広く指す語はeagle ray
- 複数形はJapanese eagle rays / eagle rays
- 学名はMyliobatis tobijei
- マダラトビエイはspotted eagle ray
- 翼のような胸びれはwing-like pectoral fins
「水中を鳥のように飛ぶエイ」という名前の感覚を押さえると、eagle rayが自然に記憶に残ります。
エイ類全体の英語はエイの英語親記事、そのほかの生き物は動物の英語名一覧から確認してください。









