What happened?の意味は?「何があったの?」の使い方と返し方

What happened?(何があったの?)の意味を示すアイキャッチ

What happened? は、「何があったの?」「何が起きたの?」という意味の完成フレーズです。予想外の状況を見たとき、相手の話の続きを聞きたいとき、出来事の詳細を確認するときに使います。

日本語の「どうしたの?」と訳されることもありますが、What happened?は起きた出来事を尋ねる質問です。相手の今の状態や問題を気づかう What’s wrong? とは焦点が異なります。

What happened?の意味は「何があったの?」

happen は「起きる・発生する」という動詞です。What happened?は直訳どおり「何が起きた?」と、過去の出来事や変化の原因を尋ねます。

You look upset. What happened?

動揺しているみたい。何があったの?

The lights suddenly went out. What happened?

突然明かりが消えた。何が起きたの?

事故やトラブルに限らず、話の展開や結果を知りたいときにも使えます。

What happened?を使う4つの場面

相手の様子がいつもと違う

Why are you crying? What happened?

どうして泣いているの?何があったの?

物や場所に変化がある

Your phone screen is cracked. What happened?

スマホの画面が割れているね。何があったの?

話の続きを聞く

A: I left the meeting early.
B: Really? What happened?

A:会議を途中で抜けたんだ。
B:本当に?何があったの?

以前と違う理由を尋ねる

You two used to be close. What happened?

二人は以前仲がよかったよね。何があったの?

しゅみすけ(大山俊輔)

What happened?は「問題は何?」ではなく、「どんな出来事が起きた?」と経緯を聞く質問です。相手がつらそうなときは、やさしい声で聞きましょう。

なぜdidを使わない?文法と語順

What happened?では、what自体が主語です。「何が起きた?」の「何が」に当たるため、疑問文でもdidを使いません。

  • Something happened.(何かが起きた)
  • What happened?(何が起きた?)

What did happen? という形も文法上はありますが、「いったい何が起きたの?」とdidを強調する特殊な言い方です。基本はWhat happened?で十分です。

What happened to …?の使い方

人や物を具体的に尋ねるときは、What happened to + 人・物? の形にします。

What happened to your arm?

腕、どうしたの?

What happened to the original plan?

最初の計画はどうなったの?

What happened to Anna?

アンナに何があったの?/アンナはどうなったの?

文脈によっては、単なる欠席理由から深刻な事故まで想像させます。人について唐突に聞くと不安を与えることがあるため、状況を添えると親切です。

What happened?への自然な返し方

  • Nothing happened.(何もなかったよ)
  • It’s a long story.(話せば長くなるよ)
  • I had a small accident.(ちょっとした事故に遭った)
  • We had an argument.(口論になった)
  • I made a mistake.(ミスをした)
  • I don’t want to talk about it.(そのことは話したくない)
  • I’m not sure.(よく分からない)

答えたくない場合は、無理に説明する必要はありません。Can we talk about it later?(あとで話してもいい?)と先延ばしにもできます。

What happened?、What's wrong?、What's going on?の使い分け

似た表現との違い

What’s wrong?:どうしたの・何が問題?

What’s wrong? は、相手の今の状態や問題点を尋ねます。What happened?は、その状態に至った出来事・経緯を尋ねます。詳しくはWhat’s wrong?の意味と使い方をご覧ください。

What’s the matter?:どうしたの?

What’s the matter? も現在の困りごとや不調を気づかう表現です。やや真剣な響きになることがあります。詳しくはWhat’s the matter?の意味と返し方をご覧ください。

How did it go?:どうだった?

How did it go? は、面接や会議など、相手が予定していた出来事の結果・感想を尋ねます。何が起きたか知らないWhat happened?とは前提が違います。詳しくはHow did it go?の意味と返し方をご覧ください。

What’s going on?:何が起きているの?

What’s going on? は、今まさに進行している状況を尋ねます。What happened?は、すでに起きた出来事を過去形で尋ねます。

仕事では対象を具体的にする

仕事で単にWhat happened?と言うと、責任を追及しているように響く場合があります。何を確認したいか明示し、落ち着いた質問にすると安心です。

  • Could you tell me what happened?(何があったか教えていただけますか?)
  • Do we know what caused the delay?(遅延の原因は分かっていますか?)
  • Could you walk me through what happened?(何が起きたか順を追って説明していただけますか?)
  • What led to this issue?(何がこの問題につながったのでしょうか?)

よくある間違い

What did happened?とは言わない

基本形は What happened? です。didを使うなら後ろは原形なので、文法上はWhat did happen?ですが、これは強調表現です。通常の質問でdidは不要です。

What happen?にしない

過去の出来事を聞くため、happenは過去形のhappenedにします。今後起きることなら What will happen?(何が起きる?)です。

この表現を知らなかったら?簡単な英語で尋ねる

What happened?が出てこなくても、基本語で相手を気づかい、話を促せます。

  • Are you okay?(大丈夫?)
  • What’s wrong?(どうしたの?)
  • Is there a problem?(何か問題がある?)
  • Tell me.(話して)
  • Why are you sad?(なぜ悲しいの?)
  • Do you want to talk?(話したい?)

しゅみすけ(大山俊輔)

What happened?が出なくても、Are you okay? Do you want to talk?なら、相手を気づかう気持ちが伝わります。詳しい英語より、短くやさしく声をかけることが大切です。

まとめ

What happened? は、「何があったの?」「何が起きたの?」と、すでに起きた出来事や経緯を尋ねる完成フレーズです。whatが主語なのでdidは使いません。

今の問題ならWhat’s wrong?、予定していた出来事の結果ならHow did it go?、進行中の状況ならWhat’s going on?を使います。ほかの表現は英熟語・定型表現の意味・使い方一覧から確認できます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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