「擁護する」は英語で?defend・stand up for・support・speak up forの違い

「擁護する」は英語で?defend・stand up for・support・speak up forの違い

「擁護する」は英語で defend が基本です。ただし、味方として立ち上がるなら stand up for、意見や立場を支持するなら support、声を上げにくい人を代わりにかばうなら speak up for が自然です。4つの違いを場面別に整理します。

「擁護する」の英語表現早見表

英語 中心的な意味 よく使う場面
defend 批判や非難から守る 人・意見・判断・立場
stand up for 味方して立ち上がる 人・権利・自分自身
support 立場や意見を支持する 政策・提案・決定・人
speak up for 声を上げてかばう 弱い立場の人・権利

defend:批判や非難から守る

defend は、批判・非難・疑いなどに対して、人や意見をかばい、正当性を説明する基本語です。物理的な「防御する」にも使えますが、「擁護する」では言葉や立場を守ることが中心です。

  • She defended her colleague against unfair criticism.(彼女は不当な批判から同僚を擁護した。)
  • He defended the decision in the meeting.(彼は会議でその決定を擁護した。)
  • I am not defending his behavior.(私は彼の行動を擁護しているわけではありません。)

defend 人 against/from ~ で「人を~から守る」、defend a decision で「決定を擁護する」と表せます。

stand up for:味方して立ち上がる

stand up for は、人や権利が不当に扱われているときに、勇気を出して味方する口語表現です。「守るために行動する」という積極的な響きがあります。

  • She stood up for a coworker who was being treated unfairly.(彼女は不当な扱いを受けていた同僚を擁護した。)
  • You need to stand up for yourself.(自分自身を守るために主張する必要があります。)
  • They stood up for equal rights.(彼らは平等な権利を守るために立ち上がった。)

support:立場や意見を支持する

support は、人・計画・意見などに賛成し、後押しする語です。相手が攻撃されている必要はなく、一般的な「支持する」「支援する」にも使えます。

  • I support her position on this issue.(私はこの問題に関する彼女の立場を支持します。)
  • Several members supported the proposal.(数名のメンバーがその提案を支持した。)
  • Her friends supported her publicly.(友人たちは公に彼女を擁護した。)

speak up for:声を上げてかばう

speak up for は、意見を言いにくい人や不利な立場の人のために、はっきり声を上げる表現です。自分の権利を主張する場合は speak up for yourself と言えます。

  • Someone had to speak up for the new employee.(誰かが新人社員を擁護して声を上げる必要があった。)
  • She speaks up for people who are often ignored.(彼女は見過ごされがちな人々を擁護している。)
  • Do not be afraid to speak up for yourself.(自分を守るために声を上げることを恐れないでください。)

4表現の違いをイラストで比較

defend・stand up for・support・speak up forの違い

場面別:「擁護する」を英語で言うと?

場面 自然な英語
批判された人や決定をかばう defend
不当な扱いに対して味方する stand up for
意見や立場に賛成する support
声を出しにくい人のために発言する speak up for

難しい単語が出ないときの簡単な英語

「擁護する」が出てこなくても、基本語で十分に伝えられます。

  • I said she was right.(私は彼女が正しいと言いました。)
  • I told them not to blame her.(私は彼女を責めないよう彼らに言いました。)
  • I was on her side.(私は彼女の味方でした。)
  • She helped him explain his side.(彼女は彼が自分の立場を説明するのを助けました。)
  • He spoke for people who could not speak.(彼は声を上げられない人々のために話しました。)

しゅみすけ(大山俊輔)

最初に覚えるなら defend が便利です。日常会話で「私は彼女の味方をした」と柔らかく伝えたい場合は、難しい語を使わず I was on her side. と言っても十分に伝わります。

よくある間違い

× defend for someone

defend は他動詞なので、通常は defend someone と直接目的語を置きます。一方、stand up forspeak up for には for が必要です。

擁護と支持をすべてsupportで表す

support は広い「支持」です。批判されている人を言葉でかばうことを強調するなら defend が明確です。

defendとjustifyを混同する

defend は批判から守ること、justify は理由を示して「正当だ」と説明することです。擁護していても、すべてを正当化しているとは限りません。

短い会話例

A: Everyone blamed Maya for the mistake.(皆がそのミスをマヤのせいにしました。)
B: Did anyone defend her?(誰か彼女を擁護しましたか。)
A: Yes. Ken stood up for her and explained what happened.(はい。ケンが彼女の味方になり、何が起きたか説明しました。)
B: I am glad someone spoke up for her.(誰かが彼女のために声を上げてくれてよかったです。)

「擁護する」「防御する」「攻撃する」の違い

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「擁護する」と近い、反対する・立ち向かう・守る場面の表現は、対立・抵抗・攻撃の英語表現まとめで横断比較できます。ほかの分野を含む48語の全体像は、力関係・介入・抑制・社会制度の英語表現まとめをご覧ください。

まとめ

批判から「擁護する」は defend、味方として立ち上がるなら stand up for、意見や立場を支持するなら support、声を上げてかばうなら speak up for が自然です。誰を、何から、どのような方法で守るのかを見ると使い分けやすくなります。

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この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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