You’re telling me.の意味は?「ほんとそれ」の使い方・返し方

You’re telling me.の意味と使い方を示す同僚同士が強く共感するアイキャッチ画像

こんにちは、b わたしの英会話です。

同僚から「今週は本当に長く感じるね」と言われ、自分もまったく同じことを感じている。そんなとき、英語では You’re telling me. と返すことがあります。

直訳は「あなたは私に言っている」ですが、会話での意味は「ほんとそれ」「こっちこそよく分かるよ」「言われなくても分かる」です。本記事では、なぜ強い共感になるのか、声の調子で変わるニュアンス、You can say that again.・Tell me about it.との違いまで解説します。

You’re telling me.の意味は「ほんとそれ」

You’re telling me. は、相手の発言に強く同意し、「それについては私も身をもって知っている」と伝える口語表現です。単なるYesよりも、自分にも同じ経験や実感があることを含みます。

This project is exhausting. — You’re telling me.

このプロジェクト、本当に疲れるね。— ほんとそれ。こっちも身にしみているよ。

Rent has gotten so expensive. — You’re telling me!

家賃がすごく高くなったね。— まったくだよ!

日本語訳は「その通り」でも間違いではありませんが、より近いのは「私に言うまでもないよ」「私も嫌というほど分かっている」です。多くの場合、疲労・暑さ・値上がり・混雑など、二人が共有する不満への共感に使われます。

しゅみすけ(大山俊輔)

You’re telling me.は、相手を否定しているのではありません。「それを一番よく知っているのは私かもしれない」という強い同意です。笑顔やため息を交えて言うとニュアンスが伝わりやすくなります。

なぜ「私に言っている」が強い共感になる?

この表現には、文脈上省略された気持ちがあります。イメージとしては、You’re telling me something I already know very well.(私がすでによく知っていることを、あなたは私に言っている)です。

つまり「私に説明しなくても、その大変さは分かっている」から、会話では「ほんとそれ」「私も同感」という返事になります。字面とは反対に見えますが、相手の話を受け止めたうえで、自分の実感を重ねる表現です。

The commute was terrible today. — You’re telling me. I was stuck for two hours.

今日は通勤が最悪だったね。— ほんとだよ。私は2時間も動けなかった。

よく使われる場面と例文

仕事の大変さに共感する

We have too many meetings. — You’re telling me.

会議が多すぎるよね。— ほんとそれ。

That client changes their mind every day. — You’re telling me!

あのクライアント、毎日言うことが変わるね。— まったくだよ!

暑さ・寒さ・混雑などを共有する

It’s unbelievably hot today. — You’re telling me. I’m melting.

今日は信じられないほど暑いね。— ほんとだよ。溶けそう。

The station was packed this morning. — You’re telling me.

今朝の駅はすごく混んでいたね。— まったくだね。

恋愛や人間関係の悩みに共感する

Dating apps can be exhausting. — You’re telling me.

マッチングアプリって疲れることがあるよね。— ほんとそれ。

He never replies on time. — You’re telling me. I waited all weekend.

彼っていつも返事が遅いよね。— よく分かるよ。週末ずっと待っていたから。

声の調子で変わるニュアンス

穏やかにうなずいて言えば、親しみのある「分かるよ」です。語尾を強くして You’re telling me! と言えば、「本当にそう!」「私のほうがよく知っているよ」と共感が強まります。

一方、冷たい調子では「私に言われても困る」「そんなことは分かっている」といういら立ちにも聞こえます。相手との関係が浅い仕事の場面では、I completely agree.I know what you mean. のほうが安全です。

You’re telling me.とYou can say that again.の違い

You’re telling meとYou can say that againのニュアンスの違いを示す比較図

You’re telling me.:こっちこそよく分かる

相手の発言に同意しながら、「私自身もその状況を十分に経験している」と自分側の実感を重ねます。不満や苦労を共有する場面で特に自然です。

You can say that again.:本当にその通り

You can say that again. は、文字どおり「もう一度言ってよい」ではなく「何度言ってもよいほど、その意見に賛成」という意味です。自分の経験よりも、相手の発言内容が正しいことへ焦点があります。

She’s the best person for the job. — You can say that again.

彼女がその仕事に最適な人だよ。— 本当にその通りだね。

詳しい使い分けは、You can say that again.の意味・使い方と返し方をご覧ください。

Tell me about it.との違い

Tell me about it. も、会話では「言われなくても分かる」「ほんとそれ」という強い同意になります。本当に詳しく話してほしい場合にも使えるため、声の調子と文脈が重要です。

You’re telling me.は「今あなたが私に言っているが、私はすでによく分かっている」、Tell me about it.は皮肉を込めて「その話なら私に聞いてよ」と言う感覚です。日常会話ではかなり近い意味で交換できます。

No kidding.との違い

No kidding. は文脈によって「本当に?」「冗談でしょう」という驚きにも、「まったくだ」という同意にもなります。You’re telling me.は、驚いて事実確認するより、自分もよく知っていることを示す表現です。

複数の意味と声の調子については、No kidding!の意味・使い方も参考になります。

日本人が間違えやすいポイント

相手に説明を求めているわけではない

You’re telling me.は肯定文です。「何を言っているの?」と尋ねる表現ではありません。聞き返すなら What are you telling me? や、内容を確認する Are you telling me that …? を使います。

Are you telling me that the flight was canceled?

飛行機が欠航になったと言っているのですか?

文字どおりの進行形になる場合もある

前後に具体的な情報があれば、単純に「あなたは私に〜と伝えている」という文字どおりの意味です。単独で相づちとして使われるときに「ほんとそれ」になりやすい、と覚えましょう。

フォーマルな同意には使いすぎない

社内の親しい同僚との雑談なら自然ですが、顧客や初対面の相手にはくだけすぎる場合があります。丁寧に言うなら I completely agree with you.(まったく同感です)が使えます。

しゅみすけ(大山俊輔)

この表現は、まず相手が感想や不満を述べ、その直後に返すのが基本です。自分から突然You’re telling me.と言い始めるのではなく、「強い共感の相づち」として覚えましょう。

You’re telling me.への自然な返し方

この言葉自体が同意の返事なので、さらに長く返さなくても会話は成立します。続けるなら、共感を確認したり解決策を提案したりします。

Right? It’s been a rough week.

そうでしょう? 大変な一週間だったね。

I’m glad I’m not the only one.

そう感じているのが私だけでなくてよかった。

Let’s take a break.

少し休憩しよう。

簡単な英語で言い換えるなら

  • I know.(分かるよ)
  • I agree.(同感です)
  • Exactly.(まさにその通り)
  • That’s so true.(本当にその通り)
  • I know what you mean.(言いたいこと、分かるよ)
  • I feel the same way.(私も同じように感じます)

すぐにYou’re telling me.が出てこなければ、I know.I agree. だけでも十分に気持ちは伝わります。

短い会話例

A: Everything is getting more expensive.
B: You’re telling me. My grocery bill is almost double.
A: I know. We need to shop more carefully.

日本語訳
A:何もかも値上がりしているね。
B:ほんとだよ。食料品代がほぼ倍になっている。
A:そうだね。もっとよく考えて買い物しないと。

まとめ

You’re telling me. は「ほんとそれ」「こっちこそよく分かる」「言われなくても分かる」という強い共感の相づちです。相手の意見が正しいだけでなく、自分も同じ状況を十分に経験していることを伝えます。

You can say that again.は発言内容への強い賛成、Tell me about it.は皮肉を使った「私もよく知っている」です。まずは、親しい人が共通の不満を口にしたときに、うなずきながらYou’re telling me.と返してみましょう。

ほかの会話表現も体系的に学びたい方は、英熟語・定型表現の意味・使い方一覧をご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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