「誤認する」は英語で?mistake・misidentify・misinterpretの違いと簡単な言い換え

「誤認する」は英語で?mistake A for B・misidentify・misinterpretの違い

「誤認する」は英語で、人物や物を別のものと思い違えるなら mistake A for B、正体や種類を誤って特定するなら misidentify が代表的です。

ただし、発言や意味を誤って受け取るなら misinterpret、十分な根拠なしに事実だと思い込むなら wrongly assume が自然です。英語では、何をどのように間違って認識したのかによって動詞を選びます。

「誤認する」を表す主な英語表現

英語中心的な意味使う場面代表例文
mistake A for BAをBだと思い違える人・物・音などの取り違えI mistook him for his brother.
misidentify正体・種類を誤って特定する人物、動植物、製品、データThe witness misidentified the man.
misinterpret意味・意図を誤って解釈する発言、態度、データ、規則I misinterpreted her silence.
wrongly assume誤って〜だと思い込む事実・状況についての判断We wrongly assumed the shop was open.

日常会話で自然なのは mistake A for B

似ている人や物を別のものだと思った場合、会話では mistake A for B が最も分かりやすい表現です。

  • I mistook you for someone else.(あなたを別の人と間違えました)
  • She mistook the salt for sugar.(彼女は塩を砂糖と間違えました)
  • I mistook his joke for a serious comment.(彼の冗談を本気の発言だと誤認しました)

語順は「実際のA」を先に、「間違えて思ったB」を for の後ろに置きます。

しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話創業者/英語系YouTuberしゅみすけ
「誤認する」という難しい日本語に引っ張られず、「AをBだと思った」と考えてみましょう。すると、mistake A for Bという英語の形が見えやすくなります。

日本語の「誤認する」と英語の意味のズレ

日本語の「誤認する」は、公的な文書やニュースでも使われる少し硬い言葉です。一方、英語では間違いの種類を具体的に表します。

  • 人を別人だと思った:mistake one person for another
  • 鳥の種類を誤って判定した:misidentify the bird
  • 相手の意図を取り違えた:misinterpret the person’s intention
  • 予約済みだと思い込んだ:wrongly assume it was booked

「見分けの失敗」「分類の失敗」「意味の解釈ミス」「根拠のない思い込み」を分けるのがポイントです。

4つの「誤認」をイメージで整理

mistake A for B・misidentify・misinterpret・wrongly assumeの違い

各表現の使い方と語順

mistake A for B

mistake+A+for+B で「AをBと間違える」です。過去形は mistook、過去分詞は mistaken です。

  • I mistook Anna for her sister.
  • He was mistaken for a staff member.

詳しい語順はmistake A for Bの専門記事で解説しています。

misidentify + 人・物

misidentify は他動詞なので、直後に誤って特定した対象を置きます。

  • The app misidentified the plant.
  • The customer was misidentified.

「XをYと誤認する」と明示する場合は misidentify X as Y が使えます。

  • The system misidentified the photo as spam.

misinterpret + 発言・意味・行動

misinterpret の直後には、誤って解釈した発言、態度、データなどを置きます。

  • Don’t misinterpret my question.
  • I misinterpreted the data.

misinterpret A as B で「AをBという意味に誤って解釈する」とも表せます。

wrongly assume + that節

assume は、確認せずに「〜だと思う」という動詞です。誤りを明示するために wronglyincorrectly を添えます。

  • I wrongly assumed that she knew the plan.
  • They incorrectly assumed the payment was complete.

場面別:「誤認する」の英語例文

独り言・英語日記

  • I mistook that building for the hotel.(あの建物をホテルだと誤認しました)
  • I wrongly assumed the meeting started at ten.(会議は10時開始だと思い込んでいました)

日常会話

  • Sorry, I mistook you for my friend.(すみません、友人と間違えました)
  • I misinterpreted what you said.(あなたの言ったことを取り違えました)

仕事

  • The system misidentified the customer.(システムが顧客を誤認しました)
  • We misinterpreted the client’s request.(顧客の依頼を誤って解釈しました)
  • I wrongly assumed that the file had been approved.(ファイルは承認済みだと思い込んでいました)

mistake・confuse・misunderstandの違い

  • mistake A for B:AをBだと思い違える
  • confuse A with B:AとBを混同して区別できない
  • misunderstand:言葉や状況の意味を誤解する

一度だけ別人と思ったなら I mistook A for B.、二人をいつも混同するなら I confuse A with B. が自然です。詳しくはconfuse A with Bの語順と違いも参考にしてください。

発言の意味そのものを理解し損ねた場合は、「誤解する」は英語で?の記事につながります。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

misidentifymisinterpret が出てこなくても、「最初は何だと思ったか」「実際は何だったか」を基本語で説明できます。

  • I thought he was someone else.(彼を別の人だと思いました)
  • I thought it was sugar, but it was salt.(砂糖だと思いましたが、塩でした)
  • I understood her words in the wrong way.(彼女の言葉を違う意味で受け取りました)
  • I thought the shop was open, but it was closed.(店は開いていると思いましたが、閉まっていました)
  • I was wrong about who she was.(彼女が誰なのかを間違えていました)

しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話創業者/英語系YouTuberしゅみすけ
誤認は「最初の理解」と「本当のこと」のズレです。I thought A, but it was B. だけでも、何を間違えたのかは十分伝わります。

よくある間違い

× I mistook him with his brother.

mistake A for B なので、正しくは I mistook him for his brother. です。

× I misidentified him for a staff member.

misidentify A as B を使い、I misidentified him as a staff member. とします。

misunderstandとmisidentifyを混同する

言葉の意味を誤るなら misunderstand、人物や物の正体を誤るなら misidentify です。

assumeだけで「誤認」の意味になるとは限らない

assume は推測が正しい場合にも使えます。「誤って」と明示するなら wrongly assume とします。

FAQ

「人を別人と誤認する」は英語で?

mistake someone for someone else が自然です。公的・客観的な文脈では misidentify a person も使えます。

「顔認証が人を誤認した」は英語で?

The facial recognition system misidentified the person. と言えます。

「敵と誤認する」は英語で?

mistake someone for an enemy または misidentify someone as an enemy です。

「意図を誤認する」は英語で?

misinterpret someone’s intention が自然です。会話なら I got the wrong idea about what she meant. とも言えます。

「誤認逮捕」は英語で?

文脈に応じて wrongful arrest due to mistaken identityarresting the wrong person と表します。

まとめ

  • AをBだと思い違える:mistake A for B
  • 正体や種類を誤って特定する:misidentify
  • 意味や意図を誤って解釈する:misinterpret
  • 確認せず誤って思い込む:wrongly assume

難しい単語が出なければ、I thought A, but it was B.I thought he was someone else. のように「思っていたこと」と「実際のこと」を基本語で並べれば伝えられます。

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この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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