「誤解する」は英語で?misunderstand・get the wrong ideaの違いと簡単な言い換え

「誤解する」は英語で?misunderstandやget the wrong ideaを解説

「ごめん、誤解していた」「私の言い方を誤解しないで」。人間関係では、相手の言葉や意図を違う意味に受け取ってしまうことがあります。

「誤解する」の基本的な英語は misunderstand です。ただし会話では、get the wrong ideaget someone wrong、そして「私は~という意味だと思った」と具体的に説明する言い方もよく使います。

この記事では自然な表現を覚えるだけでなく、その単語を思い出せないとき、知っている簡単な英語でどう伝えるかも一緒に考えてみましょう。

「誤解する」は英語でmisunderstand

最も基本的な表現は misunderstand です。「相手の言葉・意図・状況を間違って理解する」という意味があります。

I misunderstood you.
あなたの言ったことを誤解しました。

She misunderstood what I said.
彼女は私が言ったことを誤解しました。

Don’t misunderstand me.
私の言うことを誤解しないでください。

現在形は misunderstand、過去形・過去分詞はどちらも misunderstood です。

  • 原形:misunderstand
  • 過去形:misunderstood
  • 過去分詞:misunderstood

発音のポイント

misunderstand は /ˌmɪsʌndərˈstænd/。最も強く読むのは最後の stand の部分です。

「ミス・アンダー・スタンド」とすべてを同じ強さで読むより、前半を軽くつなぎ、最後を STAND と強めにすると自然です。

過去形の misunderstood は /ˌmɪsʌndərˈstʊd/。最後は「スタッド」ではなく、stood と同じ /stʊd/ の音です。

なぜmisunderstandで「誤解する」になるの?

misunderstand は、次の2つに分けて考えられます。

  • mis-:間違って・悪く
  • understand:理解する

つまり「間違って理解する」から「誤解する」です。

同じ mis- は、次の単語にも見られます。

  • mishear:聞き間違える
  • misread:読み間違える・真意を読み違える
  • misjudge:判断を誤る

単語を丸ごと暗記するより、mis-=間違ってという部品が分かると覚えやすくなります。

しゅみすけ(大山俊輔)

misunderstandは難しそうに見えますが、mis-とunderstandに分けると「間違って理解する」です。長い単語は、知っている部品へ分けると意味をつかみやすくなります。

misunderstandの自然な使い方

人を誤解する

I think you misunderstood me.
あなたは私の言ったことを誤解したと思います。

この文は便利ですが、言い方によっては「あなたが間違えた」と相手を責める響きになることがあります。柔らかく伝えるなら、次の表現が使えます。

Maybe I didn’t explain it clearly.
私の説明が分かりにくかったのかもしれません。

I may not have been clear.
私の言い方が明確ではなかったかもしれません。

言葉や意味を誤解する

I misunderstood what she meant.
彼女の言いたかったことを誤解しました。

His comment was easily misunderstood.
彼のコメントは誤解されやすいものでした。

「誤解しないで」と前置きする

Don’t get me wrong.
誤解しないでください。

Don’t get me wrong. は、これから少し批判的なことや意外なことを言うときの定番表現です。

Don’t get me wrong. I like the job, but I need more time off.
誤解しないでください。仕事は好きですが、もう少し休みが必要です。

get the wrong ideaは「間違った印象を持つ」

get the wrong idea は、事実や相手の態度から「違う印象・考えを持ってしまう」という表現です。

She got the wrong idea about us.
彼女は私たちの関係を誤解しました。

I don’t want you to get the wrong idea.
あなたに誤解してほしくありません。

misunderstand が「正しく理解できなかった」という行為に焦点を当てるのに対し、get the wrong idea は「間違った印象を持った」という結果に焦点を当てます。

get someone wrongは「人の意図を取り違える」

get someone wrong は、相手の発言・性格・意図を間違って受け取る会話的な表現です。

Sorry, I got you wrong.
ごめんなさい、あなたの言うことを誤解しました。

ただし、より自然に使われるのは否定の前置きである Don’t get me wrong. です。単に過去の誤解を謝るなら、I misunderstood you. や、具体的に I thought you meant ~. と言うほうが分かりやすい場合があります。

misunderstand・confuse・mistakeの違い

  • misunderstand:言葉・意図・状況を間違って理解する
  • confuse A with B:AとBを混同する
  • mistake A for B:AをBだと思い違える

I misunderstood his question.
彼の質問の意味を誤解しました。

I confused Tuesday with Thursday.
火曜日と木曜日を混同しました。

I mistook her for her sister.
彼女を姉妹の人だと間違えました。

「内容を違う意味に受け取った」なら misunderstand。「二つのものがごちゃごちゃになった」なら confuse、「AをBだと思った」なら mistake が基本です。

日本語の「誤解する」と英語のズレ

日本語では「誤解した」の一言で済ませることが多いですが、英語では何をどう思っていたのかを具体的に言うほうが、会話が早く解決することがあります。

I thought the meeting was on Friday.
会議は金曜日だと思っていました。

I thought you were angry with me.
あなたが私に怒っていると思っていました。

I thought you didn’t want to come.
あなたは来たくないのだと思っていました。

これらは日本語では「誤解していた」とまとめられますが、英語では I thought ~. だけで誤解の中身を直接伝えられます。

誤解を解くときに使える英語

That’s not what I meant.
そういう意味で言ったのではありません。

What I meant was that I needed more time.
私が言いたかったのは、もっと時間が必要だということです。

Let me explain what I meant.
私が言いたかったことを説明させてください。

Sorry for the misunderstanding.
誤解を招いてしまい、すみません。

It was just a misunderstanding.
単なる誤解でした。

mean の感覚や What do you mean?I mean の使い方は、be:RIZEのmeanのコアイメージ解説でも詳しく学べます。

実際に使える例文

友人との会話で

I’m sorry. I completely misunderstood you.
ごめんなさい。あなたの言うことを完全に誤解していました。

I thought you didn’t want to see me.
私に会いたくないのだと思っていました。

職場で

I may have misunderstood the instructions.
指示を誤解していたかもしれません。

I thought you meant this Friday, not next Friday.
来週の金曜日ではなく、今週の金曜日という意味だと思っていました。

メッセージ・メールで

Sorry if my message was unclear.
私のメッセージが分かりにくかったなら、すみません。

Please don’t get the wrong idea. I was just busy.
誤解しないでください。ただ忙しかっただけです。

英語日記・独り言で

I misunderstood what my friend said today.
今日は友人の言ったことを誤解しました。

I thought she was upset, but she was just tired.
彼女は怒っていると思いましたが、ただ疲れていただけでした。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

誤解するをI thought you meantなどの基本英語で言い換える図解

misunderstand が出てこなくても、「自分は何だと思ったのか」と「相手は何を意味していたのか」を順番に言えば伝わります。

自分は何だと思った?

金曜日だと思った

I thought you meant Friday.
あなたは金曜日という意味だと思っていました。

実際は何だった?

月曜日という意味だった

But you meant Monday.
でも、あなたが言ったのは月曜日という意味でした。

最後に確認する

Is that right?
それで合っていますか?

この3文で、「あなたの言葉を違う意味に受け取っていた」という状況が十分伝わります。

さらに簡単にするなら、次の形でも構いません。

I thought it was Friday. But it was Monday.
金曜日だと思っていました。でも月曜日でした。

しゅみすけ(大山俊輔)

「誤解する」の単語を探す代わりに、「私は何だと思った?」「実際は何だった?」と二つに分けてください。I thought ~.とBut ~.だけでも、誤解の中身は十分伝えられます。

関連する人間関係の英語

まとめ

「誤解する」の基本表現は misunderstand です。間違った印象を持つなら get the wrong idea、「誤解しないで」と前置きするなら Don’t get me wrong. が使えます。

  • 言葉や意図を誤解する:misunderstand
  • 間違った印象を持つ:get the wrong idea
  • 誤解しないで:Don’t get me wrong.

そして単語を忘れたら、I thought ~. で自分がどう思ったのかを言い、But ~. で実際の内容を伝えましょう。難しい単語がなくても、誤解の中身を具体的に説明すれば会話は続けられます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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