アニメ映画から学ぶ英会話:英会話初心者に役立つ無料の英語学習コンテンツ



『アーサー・クリスマスの大冒険(Arthur Christmas)』は、「サンタクロースは一晩でどうやって世界中へプレゼントを届けるの?」という疑問を、巨大なハイテク作戦として描いたアニメーション映画です。
物語の中心にあるのは、何億件もの配達を成功させる効率より、たった一人を忘れないことの大切さ。家族で楽しめる作品でありながら、職場の会話にも応用できる英語表現が見つかります。
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北極の地下では、大勢のエルフと最新鋭の設備が連携し、世界中の子どもへプレゼントを届けています。現役サンタの長男スティーヴは作戦を指揮する優秀な後継者候補。一方、次男アーサーは不器用ながら、子どもたちから届く手紙を何より大切にしています。
クリスマス・イブの任務終了後、ひとりの女の子へプレゼントが届いていないことが判明します。全体から見れば小さなミスだと片づけられそうになるなか、アーサーは「ひとりも置き去りにできない」と、祖父のグランドサンタやエルフのブライオニーと昔ながらのそりで出発します。
upset は「腹を立てた」だけでなく、「動揺した」「悲しんだ」「平静でない」まで広く表せます。何に対する感情かは、前後の状況で判断します。
She was upset about the mistake.
彼女はそのミスに動揺していました。
Don’t be upset. We can still fix it.
落ち込まないで。まだ直せます。

I bet … は、文字どおりには「賭けてもいい」ですが、会話では「きっと〜だと思う」「絶対〜だよ」と強い確信を示します。相手の話に同意する I bet. は、「でしょうね」「そうだろうね」というニュアンスです。
よく似た You bet. は「もちろん」「その通り」と力強く答える表現です。主語による働きの違いは、You betの意味と使い方で例文とともに確認できます。
I bet you’ll love this movie.
きっとこの映画を気に入るよ。
That must have been difficult. — I bet.
「それは大変だったでしょうね」「本当にね」
for goodness’ sake は、いら立ちや驚きを込めた「お願いだから」「まったくもう」に近い表現です。命令文と組み合わさると強く聞こえるため、使う相手と場面には注意しましょう。
For goodness’ sake, close the door!
まったくもう、ドアを閉めて!

leave someone out は、「人を仲間や計画から外す」「人を置き去りにする」という句動詞です。物や情報を省く場合にも使えます。
We shouldn’t leave anyone out of the discussion.
話し合いから誰も外すべきではありません。
I left one detail out of my report.
報告書から細部をひとつ省きました。
There is nothing to do. は、文脈によって「することが何もない」または「打つ手がない」を表します。ただし「仕方がない」と言いたいときは、There is nothing we can do. のほうが意図を明確にできます。
There is nothing to do here on a rainy day.
雨の日はここですることが何もありません。
There is nothing we can do until we hear back.
返事が来るまでは、私たちにできることはありません。
There is・There areを「存在を場面に置く」感覚から学ぶと、この形も理解しやすくなります。
There is nothing to worry about. は、「心配することは何もないよ」と安心させる定番表現です。
The test results are fine. There is nothing to worry about.
検査結果は問題ありません。心配することはありませんよ。

アニメーションは場面と感情が視覚的に分かりやすいため、英語初心者にも取り組みやすいジャンルです。ただし本作には早口のやり取りもあります。最初は日本語字幕で筋をつかみ、次に英語字幕で upset や leave out のような短い表現を探してみましょう。
英国を舞台にした作品なので、発音や語彙の違いを楽しむ教材としても使えます。一度にすべて聞き取ろうとせず、気に入った場面を30秒ほど繰り返すのがコツです。
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