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日本語でよく知っている映画を英語で見直すと、「このセリフは、こんな短い英語になるんだ」と発見することがあります。今回はPockyが選んだスタジオジブリ作品『ハウルの動く城』(英題:Howl’s Moving Castle)から、日常会話でも使いやすい表現を取り上げます。
物語を知っている作品なら、英語を一語ずつ訳さなくても場面から意味を推測しやすいもの。英語音声と英語字幕は版によって表現が異なることもあるので、「日本語との一対一の答え合わせ」ではなく、英語ならどう意図を伝えるかに注目してみましょう。
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帽子店で働くソフィーは、魔法使いハウルとの出会いをきっかけに、荒地の魔女から呪いをかけられてしまいます。家を出たソフィーがたどり着いたのは、ハウル、マルクル、火の悪魔カルシファーが暮らす「動く城」。そこでの生活を通じて、ソフィー自身も少しずつ変わっていきます。
スタジオジブリ公式サイトによると、本作はダイアナ・ウィン・ジョーンズの原作を宮﨑駿監督が映画化し、2004年11月20日に公開された約119分の作品です。英題の Howl’s Moving Castle は、直訳すると「ハウルの動く城」。Howl’s の ‘s は「ハウルの」という所有を表します。

原文が注目していたのが、ソフィーと妹レティーの会話に出てくる be after です。after は「~の後で」だけでなく、be after + 人・物 で「~を追っている」「~を狙っている」「~を手に入れようとしている」という意味になります。
人を目的語にすると「追跡する」、お金や地位などを目的語にすると「それが目当て」という含みが出やすくなります。前後の状況からニュアンスを判断するのがポイントです。

There you go again. は、相手がいつもの発言や行動を繰り返したときの「ほら、また始まった」「またそれを言っている」という表現です。原文では、自分を低く見てしまうソフィーに対するレティーの反応として紹介されていました。
親しい相手には軽いツッコミになりますが、言い方によっては「またか」と責める響きもあります。職場や初対面の相手には、You seem worried again. など少し柔らかい表現が無難です。
again のない There you go. は、場面によって意味が変わります。単語だけで暗記せず、状況とセットで覚えましょう。
なお、物を手渡すときは Here you go. も非常によく使われます。here と there を機械的な距離だけで区別するより、実際の会話でどの場面に使われているかを観察するほうが身につきます。
たとえば be after なら、I’m after a better work-life balance.(もっと良い仕事と生活のバランスを求めています)のように、自分の話に置き換えると記憶に残りやすくなります。Pockyが感じた「日本語で知っているセリフを英語にすると面白い」という視点を、ぜひ次の映画学習にも使ってみてください。
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