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映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』で英語学習|in need・on time・waste time

映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』のアリス

『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅(Alice Through the Looking Glass)』は、2010年公開の『アリス・イン・ワンダーランド』に続くファンタジー映画です。前作で監督を務めたティム・バートンは本作では製作に回り、監督はジェームズ・ボビンが担当しました。

ミア・ワシコウスカ演じるアリス、ジョニー・デップ演じるマッドハッター、アン・ハサウェイ演じる白の女王らが再登場。時間そのものを人格化した「タイム」をサシャ・バロン・コーエンが演じ、英語の time を使った言葉遊びが随所に登場します。

『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』のあらすじ

映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』のマッドハッター

父から受け継いだ船ワンダー号で航海を終え、ロンドンへ戻ったアリス。母の家を守るか、思い入れのある船を手放すかという厳しい選択を迫られます。

そんな中、蝶になったアブソレムに導かれ、アリスは鏡を通って再びアンダーランドへ。そこで、亡くなったはずの家族が生きていると信じ、心を閉ざしたマッドハッターの姿を目にします。

彼を救いたいアリスは、白の女王たちの助言を受け、時間を操る存在「タイム」が守るクロノスフィアを手にして過去へ向かいます。しかし、過去を変えようとする行動は、アンダーランド全体を危険にさらしてしまいます。

映画で覚えたい英語表現

What’s the matter?

What’s the matter? は、相手の様子がおかしいときに「どうしたの?」「何かあったの?」と尋ねる定番表現です。

You look worried. What’s the matter?
心配そうですね。どうしたのですか。

What’s the matter with the computer?
そのパソコンはどこがおかしいのですか。

What’s the matter with …? の形なら、人や物について「〜はどうしたの?」と問題の所在を尋ねられます。口調によっては強く聞こえるため、心配を伝えたいときは穏やかな声で使いましょう。

in need

in need は「困っている」「助けを必要としている」という意味です。映画では、助けを必要とする友人について話す場面に合う表現です。

We should help people in need.
困っている人を助けるべきです。

She was in need of medical attention.
彼女は医療処置を必要としていました。

in need of + 名詞 で「〜を必要としている」と具体的に示せます。単に need を動詞として使う場合は、I need some help. のように言えます。「欲しい」という気持ちを表す want と、目的に欠かせない need の違いは「wantとneedの意味・違い」で詳しく整理しています。

映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』のアリスと仲間たち

on time

on time は、決められた時刻どおりに「時間どおり」という意味です。

The train arrived on time.
電車は時間どおりに到着しました。

Please be here on time.
時間どおりにここへ来てください。

in time は「間に合って」「手遅れになる前に」という意味です。たとえば We arrived in time for the movie. なら「映画に間に合うように到着した」となります。

waste time

waste time は「時間を無駄にする」という意味です。waste time doing で「〜して時間を無駄にする」と表せます。

Don’t waste time worrying about it.
そのことで心配して時間を無駄にしないで。

We wasted too much time looking for the key.
私たちは鍵を捜すのに時間を使いすぎました。

waste me なら通常は「私を無駄にする」ではなく、文脈によって「私を殺す」という俗語的な意味にもなり得ます。本作では「タイム」が人物であることを利用し、時間を無駄にする waste time と「私を無駄にする」を重ねた言葉遊びとして響きます。時間・お金・機会などを「捨てるように無駄にする」という別の表現は、「throw awayの意味と使い方」でも確認できます。

映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』に登場するタイム

timeを使った英語表現

Time heals all wounds.

Time heals all wounds. は、直訳すると「時間はすべての傷を癒やす」。つらい出来事も時間の経過とともに和らぐ、という意味のことわざです。

I know it hurts now, but time heals all wounds.
今はつらいと思うけれど、時間が傷を癒やしてくれます。

Time is on my side.

Time is on my side. は「時間は私の味方だ」、つまり急ぐ必要がなく、時間的に有利な状況を表します。

There’s no need to rush. Time is on our side.
急ぐ必要はありません。時間は私たちの味方です。

There’s no time like the present.

There’s no time like the present. は、「今ほどよい時はない」「思い立った今、行動しよう」という意味です。

Let’s start today. There’s no time like the present.
今日始めましょう。今が一番よい時です。

Everything has its time.

Everything has its time. は、「何事にもふさわしい時がある」という意味です。所有格は its で、it’sit is または it has の短縮形です。

Be patient. Everything has its time.
焦らないで。何事にもふさわしい時があります。

初心者が映画で英語を学ぶコツ

映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の幻想的な世界

本作には独特の固有名詞や言葉遊びが多いため、最初からすべてを聞き取ろうとすると難しく感じます。まず日本語字幕で物語を理解し、次に英語字幕で短く再利用しやすい表現を探しましょう。

  • What’s the matter?:相手を心配して尋ねる
  • in need of …:必要なものを具体的に伝える
  • on time:決められた時刻どおり
  • waste time doing:〜して時間を無駄にする
  • There’s no time like the present.:今すぐ始めようと背中を押す

英語字幕で time が聞こえた場面を一時停止し、その前後で「時間」「タイムという人物」「慣用表現」のどれを指しているか考えると、本作ならではの言葉遊びを楽しめます。

過去は変えられなくても、そこから学べる

アリスは時間をさかのぼり、マッドハッターや姉妹の過去を知ります。しかし、過去へ行けることと、起きた出来事を思いどおりに変えられることは同じではありません。本作は、過去を消すのではなく、理解して現在の選択へ生かすことを描いています。

time を使った表現は日常会話にも非常に多く登場します。まずは on timein time の違いを、自分の予定に当てはめて一文ずつ作ってみましょう。

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