
海外旅行先の高地で、頭痛や吐き気、めまいが出たとき。「高山病」は英語で altitude sickness といいます。
まず覚えたい一文は、I think I have altitude sickness.(高山病かもしれません)です。病名を断定せず、「そうかもしれない」と相談できる自然な言い方です。
Contents
「高山病」は英語でaltitude sickness
- altitude sickness:高地で起こる体調不良を表す一般的な言い方
- acute mountain sickness:急性高山病を指す医療寄りの正式な表現
- AMS:acute mountain sicknessの略称
旅行者がホテルやツアーガイドに伝えるなら、通常はaltitude sicknessが最も分かりやすい表現です。
I think I have altitude sickness.
高山病かもしれません。
I’m feeling sick because of the altitude.
標高のせいで気分が悪いです。
altitude sickness・acute mountain sickness・AMSの違い

| 英語 | 意味・使う場面 | 例文 |
|---|---|---|
| altitude sickness | 一般的な「高山病」 | I may have altitude sickness. |
| acute mountain sickness | 医療場面で使われる「急性高山病」 | Could this be acute mountain sickness? |
| AMS | acute mountain sicknessの略 | The guide asked about symptoms of AMS. |
altitudeは「標高・高度」です。high altitudeなら「高地・高い標高」という意味になります。
高山病の症状を英語で伝える
病名が分からなくても、症状を一つずつ伝えれば大丈夫です。
頭が痛い
I have a bad headache.
ひどい頭痛がします。
吐き気がする
I feel nauseous.
吐き気がします。
I feel sick.
気分が悪いです。
めまいがする
I feel dizzy.
めまいがします。
とても疲れている
I feel extremely tired.
ひどく疲れています。
息苦しい
I’m short of breath.
息苦しいです。
I can’t breathe well.
うまく息ができません。
歩くとふらつく
I’m having trouble walking straight.
まっすぐ歩くのが難しいです。
症状が始まった時間を伝える
It started after I arrived here.
ここに着いてから始まりました。
The symptoms started last night.
昨夜から症状が出ました。
I arrived at this altitude this morning.
今朝、この標高に到着しました。
ホテルで相談する英語
You: I think I have altitude sickness. I have a headache and feel dizzy.
(高山病かもしれません。頭痛がして、めまいもあります。)
Hotel staff: I’m sorry to hear that. Would you like us to call a doctor?
(それは大変ですね。医師を呼びましょうか?)
You: Yes, please. Is there a clinic nearby?
(お願いします。近くに診療所はありますか?)
ツアーガイドに伝える英語
You: I don’t feel well. I have a headache and nausea.
(具合がよくありません。頭痛と吐き気があります。)
Guide: We should stop here and not go any higher.
(ここで止まり、これ以上高い場所へ行かないほうがよいです。)
You: I need to go down. Can you help me?
(下りる必要があります。手伝ってもらえますか?)
クリニックで伝える英語
I came from sea level yesterday.
昨日、海抜の低い場所から来ました。
I’m staying at about 3,400 meters.
標高約3,400メートルの場所に滞在しています。
My symptoms are getting worse.
症状が悪化しています。
I have a heart condition / a lung condition.
心臓/肺の持病があります。
服用中の薬、アレルギー、妊娠・授乳中であることも、医師や薬剤師に必ず伝えましょう。
単語を忘れても、短い英語で伝わる
高山病という単語が出てこなくても、次の短文を組み合わせれば状況を説明できます。
- My head hurts.(頭が痛いです)
- I feel sick.(気分が悪いです)
- I feel dizzy.(めまいがします)
- I can’t breathe well.(うまく息ができません)
- We came up very quickly.(急いで高い場所まで来ました)
- I need to go down.(下りる必要があります)
- I need a doctor.(医師が必要です)
しゅみすけ(大山俊輔)
一般的な注意点
CDC Yellow BookとNHSでは、頭痛、吐き気、めまい、強い疲労、食欲低下、睡眠の問題などが高山病の主な症状として挙げられています。高地へ急に移動した後に起こることがあり、症状がある間はさらに高い場所へ移動しないことが重要です。
症状が悪化する、休んでも改善しない、安静時にも息苦しい、混乱する、歩行やバランスに問題がある、非常に眠く起こしにくいなどの場合は、可能なら速やかに低い場所へ移動し、現地の緊急窓口や医療機関へ相談してください。
旅行前に高地へ行くことが分かっている場合、とくに心臓・肺などの持病がある方、妊娠中の方、服用中の薬がある方は、事前に医療専門家へ相談すると安心です。薬の選択や用量は自己判断せず、医師・薬剤師に確認してください。
まとめ
- 一般的な「高山病」は altitude sickness
- 医療寄りの「急性高山病」は acute mountain sickness
- AMSはその略称
- 病名を断定せず、I think I have altitude sickness. と伝えられる
- 単語が出なければ、頭痛・吐き気・めまい・息苦しさを短文で伝えればよい
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参照した公的情報
※この記事は英語表現と一般的な旅行情報を紹介するもので、診断や個別の治療を目的としたものではありません。










