
as … asは、「AはBと同じくらい〜だ」と程度を比べる表現です。基本の語順はas+形容詞・副詞+as。否定文では「Bほど〜ではない」という意味になります。
She is as tall as her sister.
彼女は姉(妹)と同じくらい背が高いです。
二つのasの間に何を置くのか、否定文ではどちらが上なのか、as soon asやas … as possibleとどう違うのかまで整理します。
Contents
as … asの基本的な意味
肯定文のas+形容詞・副詞+asは、二つの人・物・動作の程度が同じくらいであることを表します。
| 形 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| as+形容詞+as | 同じくらい〜だ | as tall as |
| as+副詞+as | 同じくらい〜する | as carefully as |
| not as+形容詞・副詞+as | 〜ほど…ではない | not as busy as |
- This room is as bright as the other one.
この部屋はもう一方の部屋と同じくらい明るいです。 - Ken can run as fast as Mike.
ケンはマイクと同じくらい速く走れます。 - The test was not as difficult as I expected.
その試験は思っていたほど難しくありませんでした。
しゅみすけ(大山俊輔)
なぜasを2回使うの?
最初のasは、形容詞・副詞の程度を「同じくらい」にします。後ろのasは比較する相手を導きます。
My bag is as heavy as yours.
私のかばんはあなたのものと同じくらい重いです。
この文は、as heavyで「同じくらい重い」、as yoursで「あなたのかばんと比べて」という構造です。日本語の語順に引っ張られず、ひとかたまりで覚えるのがコツです。
as … asの語順

形容詞を置く場合
A+be動詞+as+形容詞+as+B
- This desk is as large as that one.
この机はあの机と同じくらい大きいです。 - Today is as cold as yesterday.
今日は昨日と同じくらい寒いです。
副詞を置く場合
A+動詞+as+副詞+as+B
- She speaks as clearly as her teacher.
彼女は先生と同じくらい明瞭に話します。 - Please reply as quickly as you can.
できるだけ早く返信してください。
名詞を含める場合
名詞の量を比べる場合は、as many+複数名詞+asまたはas much+不可算名詞+asを使います。
- We received as many applications as last year.
昨年と同じ数の応募がありました。 - I do not have as much time as before.
以前ほど時間がありません。
否定文のnot as … as
not as … asは「Bほど〜ではない」です。単に「同じではない」ではなく、通常はAの程度がBより低いことを表します。
This laptop is not as expensive as that one.
このノートパソコンはあれほど高くありません。
つまり、that oneのほうが高いという関係です。
| 表現 | 意味 | ニュアンス |
|---|---|---|
| A is not as tall as B. | AはBほど背が高くない | Bのほうが高い |
| A is shorter than B. | AはBより背が低い | 差を直接述べる |
not so … asも文法的には使われますが、現代の日常英語ではnot as … asのほうが一般的です。
as … as possibleとas … as you can
as … as possibleは「できるだけ〜」です。比較相手が人や物ではなく、「可能な最大限の程度」になっています。
- Please come as early as possible.
できるだけ早く来てください。 - Keep the explanation as simple as possible.
説明はできるだけ簡単にしてください。 - Call me as soon as you can.
できるだけ早く電話してください。
as … as you canは会話的で、主語に応じてas I can/as we canのように変えられます。
as soon asとの違い
as soon as+文は「〜するとすぐに」という接続表現です。
I’ll call you as soon as I get home.
家に着いたらすぐ電話します。
形は似ていますが、これは二者の程度を比べる基本のas … asとは働きが異なります。一方、as soon as possibleのsoonは「早く」という程度を表すため、「可能な限り早く」という比較の形です。
日本人が間違えやすいポイント
比較級を入れない
× as taller as
○ as tall as
as … asの間には、原則として形容詞・副詞の原級を置きます。
二つ目のasをthanにしない
× as fast than
○ as fast as
目的格を使う形も自然
She is as busy as me.は日常会話で自然です。より改まった形や文の構造を明確にしたい場合は、She is as busy as I am.と言えます。
日常会話・仕事で使える例文
- The new café is not as crowded as I expected.
新しいカフェは思ったほど混んでいません。 - Can you make the text as large as this?
文字をこれと同じくらい大きくできますか? - This plan is as practical as the first one.
この案は最初の案と同じくらい実用的です。 - I cannot cook as well as my mother.
私は母ほど料理が上手ではありません。 - Let’s keep the meeting as short as possible.
会議をできるだけ短くしましょう。 - The trip was not as tiring as I thought.
旅行は思ったほど疲れませんでした。
簡単な英語での言い換え
as … asがすぐ出てこない場合は、二つの短い文に分けても伝わります。
- They are the same height.
二人は同じ身長です。 - This one is cheaper.
こちらのほうが安いです。 - Both plans are good.
どちらの案も良いです。 - Do it very quickly.
とても速くやってください。
しゅみすけ(大山俊輔)
関連表現
まとめ
as+形容詞・副詞+asは「同じくらい〜」、not as … asは「〜ほど…ではない」を表します。
- 二つのasの間には形容詞・副詞の原級を置く
- 肯定文は同程度、否定文は前の主語の程度が低い
- 名詞の量はas many/much … asを使う
- as … as possibleは「できるだけ〜」
- 出てこなければsame・bothなどの基本語で言い換えられる
まずはThis is as … as that.とThis is not as … as that.の二つを、自分の身近な物で作ってみてください。











