
「趣味はお菓子作りです」と英語で話すなら、いちばん自然で使いやすい表現は I enjoy baking. です。ただし、日本語の「お菓子」にはケーキ、クッキー、プリン、和菓子、キャンディーなどが含まれるため、作るものによって英語表現が変わります。
しゅみすけ(大山俊輔)
Contents
お菓子作りは英語で「baking」が基本
baking は、オーブンを使ってケーキ、クッキー、パンなどを焼く活動です。趣味としてのお菓子作りを表すときに、とても自然です。
I enjoy baking.
お菓子やパンを焼くのが好きです。
Baking is one of my hobbies.
お菓子作りは私の趣味の一つです。
「何を焼くのか」まで伝えたい場合は、I like baking cakes and cookies.(ケーキやクッキーを焼くのが好きです)のように言えます。

baking・bake・make sweets・pastryの違い
| 英語 | 意味と使い方 | 例 |
|---|---|---|
| baking | オーブンでお菓子やパンを焼く活動・趣味 | I enjoy baking. |
| bake | オーブンで焼く、という動作を表す動詞 | I bake cookies. |
| make sweets | 意味は通じるが、英語圏では「甘い物全般を作る」ように聞こえることがある | I make sweets at home. |
| make desserts | 焼かない物も含め、デザートを作る | I like making desserts. |
| pastry | パイやタルトなどの生地・焼き菓子、またはその分野 | I made some pastries. |
bakingは「活動」、bakeは「焼く」
baking は名詞として趣味や活動を表せます。一方、bake は「オーブンの熱で焼く」という動詞です。
I love baking.
お菓子やパンを焼くことが大好きです。
I bake a cake for my family.
家族のためにケーキを焼きます。
なお、肉や魚の「焼く」は調理法で表現が変わります。詳しくは「焼く」は英語で?bake・grill・roast・toastの違いをご覧ください。
make sweetsは間違いではないが、少し注意
make sweets でも意味は通じます。ただし sweets は、特にイギリス英語ではキャンディーや砂糖菓子を指すことが多く、日本語の「スイーツ」と範囲が同じではありません。
ケーキやクッキーなら bake cakes and cookies、プリンやアイスクリームも含むなら make desserts と具体的に言うほうが自然です。
pastryとpastriesはどう違う?
pastry はパイやタルトに使う生地、または焼き菓子の種類を表します。個々の焼き菓子を数えるときは複数形の pastries を使います。
This pastry is delicious.
この焼き菓子はおいしいです。
I bought some pastries.
焼き菓子をいくつか買いました。
単に「趣味はお菓子作りです」と言う場面では、pastry より baking が分かりやすいでしょう。
「パン作り」は英語で?
パン作りは baking bread または bread making と言います。会話では動詞を使った表現が簡単です。
I bake bread on weekends.
週末にパンを焼きます。
I enjoy making bread from scratch.
材料からパンを作るのを楽しんでいます。
from scratch は「既製品を使わず、最初から」という意味です。
お菓子作りについて話す英会話例文
A: What do you like to do in your free time?
余暇には何をするのが好きですか?
B: I enjoy baking. I often make cookies for my family.
お菓子作りが好きです。家族のためによくクッキーを作ります。
A: That sounds lovely. What is your favorite thing to bake?
すてきですね。何を焼くのがいちばん好きですか?
B: I like baking apple pies.
アップルパイを焼くのが好きです。
そのまま使える短い例文
- I started baking last year. — 昨年、お菓子作りを始めました。
- I take a baking class once a month. — 月に1回、お菓子作り教室に通っています。
- I learned this recipe from my mother. — このレシピは母から習いました。
- I like decorating cakes. — ケーキを飾るのが好きです。
- I am still a beginner. — まだ初心者です。
- Baking helps me relax. — お菓子作りをするとリラックスできます。
難しい単語を忘れたときの簡単な言い換え
baking や pastry が出てこなくても、知っている単語を組み合わせれば十分に伝わります。
- I make cakes at home. — 家でケーキを作ります。
- I use an oven. — オーブンを使います。
- I make cookies for my family. — 家族のためにクッキーを作ります。
- I make sweet food. — 甘い食べ物を作ります。
- I make bread on weekends. — 週末にパンを作ります。
道具や作業の名前が分からないときも、I use this to mix the ingredients.(材料を混ぜるためにこれを使います)のように説明できます。「混ぜる」の違いはstir・mix・whisk・blendの使い分けも参考になります。
bakerはプロだけ?
baker はパン職人・菓子職人を指しますが、日常会話ではお菓子やパンをよく焼く人にも使えます。自宅で楽しむ人は home baker と呼ぶこともあります。
I am an amateur baker.
私は趣味でお菓子やパンを焼いています。
She is a talented home baker.
彼女はお菓子作りが上手なホームベーカーです。
まとめ:趣味のお菓子作りならI enjoy baking.
趣味としてのお菓子作りは、まず baking を覚えておけば安心です。bake は「オーブンで焼く」という動詞、make desserts は焼かないデザートも含む表現、pastry はパイやタルトなどの生地・焼き菓子を表します。
迷ったときは、I enjoy baking. または I like baking cakes and cookies. と話してみましょう。
趣味全般の伝え方は「趣味は英語で?」、食事作りとの違いは「料理は英語で?」でも紹介しています。また、「簡単です」を英語らしく言いたいときはa piece of cakeの意味と使い方も合わせてどうぞ。










