
海外の入国カード、電子渡航認証、ビザ申請、ホテルの宿泊者カードなどでは、Purpose of visitやLength of stayという項目をよく見かけます。意味は分かっても、「観光はTourismとSightseeingのどちら?」「出張ならBusinessでよい?」「滞在期間は日付と日数のどちらを書く?」と迷いやすい欄です。
この記事では、Purpose of visit・Reason for travel・Intended length of stay・Duration of stayの意味と書き方を、初心者向けの記入例と確認英語つきで解説します。
Contents
Purpose of visitは「渡航目的」
Purpose of visitは「訪問・渡航の目的」です。入国カードや申請フォームでは、その国へ行く主な理由を選択または記入します。Reason for travelもほぼ同じ意味ですが、直訳すると「旅行・移動の理由」で、少し広い言い方です。
| 英語 | 意味 | よくある場面 |
|---|---|---|
| Purpose of visit | 訪問・渡航目的 | 入国カード、ビザ、宿泊者カード |
| Reason for travel | 旅行・渡航の理由 | 申請、アンケート、予約 |
| Main purpose of your trip | 旅行の主な目的 | 複数目的がある場合の主目的 |
選択肢がある場合は、自由に言い換えず実際の目的に最も合うものを選びます。公的書類では、渡航先の公式案内や自分のビザ・在留資格の条件を必ず優先してください。
よくある渡航目的の選択肢

| 選択肢 | 日本語 | 記入・選択の目安 |
|---|---|---|
| Tourism | 観光 | 休暇、観光旅行 |
| Business | 商用・出張 | 会議、商談、短期出張など |
| Visiting friends or relatives | 友人・親族訪問 | 友人や家族を訪ねる |
| Study / Education | 留学・就学 | 学校や教育課程で学ぶ |
| Transit | 乗り継ぎ | 第三国へ向かう途中の通過・乗り継ぎ |
| Medical treatment | 治療 | 診療や治療を受ける |
| Other | その他 | 該当項目がなく、説明欄がある場合 |
観光はTourismが基本
フォームの選択肢ではTourismが一般的です。Sightseeingも「観光」ですが、観光地を見る行為を表すことが多く、渡航目的の分類名にはTourismがよく使われます。選択肢にTourismがあれば、それを選びます。
BusinessとWork・Employmentは同じではない
Businessは会議や商談などの短期出張を含むことがありますが、現地で雇用されて働くWork / Employmentと必ずしも同じではありません。「仕事関係だからBusiness」と自己判断せず、入国・ビザの条件と実際の活動内容を確認してください。
友人・親族訪問はVFRと略されることがある
Visiting friends or relativesは、資料によってVFR(Visiting Friends and Relatives)と略されることがあります。一般のフォームでは略語を自分で書かず、表示された選択肢をそのまま選ぶのが安全です。

渡航目的は、英語として自然に見せることより、実際の予定と申請内容を一致させることが大切です。迷った場合は、提出先の公式案内を確認しましょう。
Length of stay・Duration of stayは「滞在期間」
Length of stayとDuration of stayは、どちらも「滞在期間」です。Intended length of stayなら「予定している滞在期間」、Proposed duration of stayなら「申請上の予定滞在期間」という意味です。
| 英語 | 意味 | 答え方の例 |
|---|---|---|
| Length of stay | 滞在期間 | 7 days |
| Duration of stay | 滞在期間 | 2 weeks |
| Intended length of stay | 予定滞在期間 | 3 months |
| Arrival date | 到着日 | August 20, 2026 |
| Departure date | 出発日 | August 27, 2026 |
欄にNumber of daysとあれば数字で「7」、自由記入なら「7 days」のように書きます。日・週・月は、day(s)・week(s)・month(s)です。1なら単数、2以上なら複数形にします。
- 1 day / 5 days
- 1 week / 2 weeks
- 1 month / 6 months
日数と到着日・出発日を混同しない
Length of stayは期間、Arrival date / Date of arrivalは到着日、Departure date / Date of departureは出発日です。日付欄には日数ではなく日付を入力します。数値だけの日付は国によって月日が逆になるため、画面のMM/DD/YYYYやDD/MM/YYYYという指定を確認してください。
パスポート関連の欄は、Passport number・Document number・Travel document numberの違い、有効期間の欄はDate of issue・Date of expiry・Valid untilの意味も参考にしてください。
自由記入欄の書き方例
観光で7日間
Purpose of visit: Tourism
Length of stay: 7 days
商談のため3日間
Purpose of visit: Business meetings
Duration of stay: 3 days
友人を訪ねて2週間
Reason for travel: Visiting a friend
Intended length of stay: 2 weeks
自由記入でも長い作文は通常不要です。ただし、フォームが詳細説明や旅程を求めている場合は、指定された内容と文字数に従います。
空欄・N/A・Otherはいつ使う?
渡航目的と滞在期間は、公的な旅行・入国フォームでは重要項目のため、該当する内容を入力するのが基本です。Optionalで不要な欄なら空欄にできますが、必須欄に自己判断でN/AやNoneを入れるのは避けましょう。
- Other:表示された選択肢に該当せず、説明を求められる場合
- N/A:Not applicable(該当なし)。提出先が使用を認めている場合のみ
- None:「ない」。目的・期間の欄では通常不自然
海外フォーム全体の基本は、海外フォームの書き方でまとめています。出張時の職業・勤務先欄は、Occupation・Job title・Employerの違いも確認してください。
分からないときに使える初心者向け確認英語
- What should I select for the purpose of visit?
渡航目的は何を選べばよいですか? - Does “Business” include a short business trip?
Businessには短期出張も含まれますか? - Should I enter the number of days?
日数を入力すればよいですか? - Do you need my arrival and departure dates?
到着日と出発日が必要ですか? - Could you check whether this is correct?
これで正しいか確認していただけますか?
送信前のチェックリスト
- Purpose of visitに実際の主な渡航目的を選んだか
- BusinessとWork / Employmentを自己判断で混同していないか
- Length of stayに日付ではなく期間を書いたか
- Arrival dateとDeparture dateの月・日を取り違えていないか
- パスポート、航空券、旅程、申請内容が一致しているか
- 渡航先の最新の公式案内と許可条件を確認したか
まとめ|目的は実態に合わせ、期間は単位まで書く
Purpose of visitは渡航目的、Reason for travelは渡航理由、Length of stay / Duration of stayは滞在期間です。観光ならTourism、期間が7日なら7 daysのように、フォームの選択肢と指定単位に合わせます。
公的な申請では、英単語だけで決めず、実際の活動・旅程・ビザや入国条件との一致が最優先です。迷ったまま推測で送信せず、公式案内や窓口に確認しましょう。
入国審査の質問と税関までの全体像は、入国審査・税関で使う英語まとめをご覧ください。










