be conscious ofの意味は?使い方とbe aware of・self-consciousとの違い

be conscious ofの意味と使い方、be aware ofとの違いを解説するアイキャッチ画像

be conscious of+名詞は、「〜を意識している」「〜に気づいている」「〜を自覚している」という意味です。

たとえば、I’m conscious of my tone when I give feedback. は「フィードバックするときは、自分の口調を意識しています」。単に口調の存在を知っているだけでなく、そこへ注意を向けながら行動している感覚があります。

似た表現のbe aware ofは「事実や状況を知っている・認識している」が中心です。この記事では、両者の違い、語順、自然な例文、混同しやすいself-consciousまで整理します。

be conscious ofの意味

be conscious ofには、文脈によって主に次の3つの意味があります。

  • 意識を向けている:声、姿勢、言葉遣いなどに注意を払う
  • 気づいている:音、視線、痛みなどを感じ取っている
  • 自覚している:自分の弱点、責任、周囲への影響などを認識している
  • She is conscious of her posture.
    彼女は自分の姿勢を意識しています。
  • I was conscious of someone watching me.
    誰かに見られていることに気づいていました。
  • We are conscious of our responsibility.
    私たちは自分たちの責任を自覚しています。

ネイティブが感じるニュアンス

consciousの基本は「意識が働いている」ことです。したがって、be conscious ofは、対象が頭や感覚の中にはっきり存在し、そこへ意識が向いている状態を表します。

一時的に気づく場合にも、普段から心がける場合にも使えます。

  • I suddenly became conscious of the silence.
    私は突然、その静けさを意識しました。
  • She is always conscious of how her words affect others.
    彼女は自分の言葉が周囲へ与える影響をいつも意識しています。

特に、自分の振る舞い・見た目・声・周囲への影響を述べる文と相性がよい表現です。

しゅみすけ(大山俊輔)

be conscious ofは、ただ知っているだけでなく、「それを頭の片隅に置いて、自分の行動にも反映している」という感覚で使われることがあります。

なぜofを使うの?

ofは、意識の中身・対象を後ろにつなぎます。

be consciousだけなら「意識がある」。そこへof the noiseを加えると、「その音が意識の中にある」ため、「音に気づいている」という意味になります。

  • He was still conscious.
    彼にはまだ意識がありました。
  • He was conscious of the pain.
    彼は痛みを感じていました。

日本語ではどちらも「意識」と訳せますが、英語ではofの後ろに意識の対象を置くのがポイントです。

be conscious ofの語順と文法

基本形は次の通りです。

主語+be動詞+conscious of+名詞/代名詞/動名詞

  • be conscious of the cost(費用を意識する)
  • be conscious of it(それを意識する)
  • be conscious of speaking too quickly(早口になっていることを意識する)

ofの後ろに文を置きたいとき

「誰が何をしているか」まで表す場合は、所有格/目的格+動名詞を使えます。

I was conscious of everyone looking at me.
みんなが私を見ていることを意識していました。

ただし、より簡潔にはbe conscious that+文も使えます。

I was conscious that everyone was looking at me.
みんなが私を見ていることを意識していました。

否定形

not conscious ofは「〜に気づいていない・〜を意識していない」です。

I wasn’t conscious of how loud I was speaking.
自分がどれほど大きな声で話していたか気づいていませんでした。

be conscious ofとbe aware ofの違い

be conscious ofとbe aware ofとbe self-conscious aboutの違い

表現 中心的な感覚 代表的な対象
be conscious of 対象へ意識・感覚を向けている 声、姿勢、痛み、視線、影響
be aware of 事実・状況を知っている、認識している 問題、危険、規則、変更
be self-conscious about 人目が気になり、恥ずかしい・ぎこちない 外見、発音、年齢、振る舞い

be aware ofは「知っている」が中心

be aware ofは、情報や状況を認識していることを幅広く表します。

  • Are you aware of the new rule?
    新しい規則をご存じですか。
  • I’m conscious of my word choice.
    私は言葉の選び方を意識しています。

最初の文は知識の有無、2つ目は実際に注意を向けながら言葉を選ぶ姿勢が中心です。ただし、両者は置き換えられる場面も多く、be aware ofのほうが日常的で幅広く使えます。

知覚ではconscious ofが自然なこともある

音、痛み、視線などをぼんやり感じ取っている場面では、conscious ofが自然です。

I was conscious of a dull pain in my shoulder.
肩に鈍い痛みがあるのを感じていました。

ここでは「痛みについて情報として知っていた」というより、感覚として意識に上っていた状態です。

self-consciousは「人目が気になる」

self-consciousは、単に「自分を意識している」ではありません。自分の見た目や振る舞いを気にしすぎて、恥ずかしい・不自然・落ち着かないという意味です。

  • I feel self-conscious about my pronunciation.
    自分の発音が人にどう聞こえるか気になります。
  • She became self-conscious in front of the camera.
    彼女はカメラの前でぎこちなくなりました。

I’m conscious of my pronunciation.なら「発音を意識している」、I’m self-conscious about my pronunciation.なら「発音が人にどう思われるか気になって恥ずかしい」という違いです。

日常会話・仕事で使える例文

日常生活

I’m trying to be conscious of how much water I use.
水をどれくらい使っているか意識するようにしています。

I became conscious of footsteps behind me.
後ろから足音がすることに気づきました。

He’s very conscious of his appearance.
彼は自分の外見をとても意識しています。

仕事

Be conscious of your tone when you write emails.
メールを書くときは、口調を意識してください。

We need to be conscious of the customer’s time.
お客様の時間を意識する必要があります。

She is conscious of the pressure her team is under.
彼女はチームが受けているプレッシャーを理解しています。

I’m conscious that the deadline is approaching.
締め切りが近づいていることは認識しています。

英語学習

Try to be conscious of word stress.
単語の強勢を意識してみてください。

I’m conscious of translating everything in my head.
頭の中ですべてを日本語に訳している自覚があります。

She feels self-conscious about speaking English in public.
彼女は人前で英語を話すことに気後れしています。

日本人が間違えやすいポイント

consciousを「気を失っていない」だけで覚えない

be consciousには「意識がある」という医学的な意味がありますが、be conscious ofでは「〜に気づいている・〜を意識している」と対象を伴います。

ofの後ろに動詞の原形を置かない

ofは前置詞なので、動作を置くなら動名詞にします。

  • ○ Be conscious of speaking too fast.
  • × Be conscious of speak too fast.

「意識高い」をconsciousだけで表さない

日本語の「健康意識が高い」ならhealth-conscious、「環境意識が高い」ならenvironmentally consciousが自然です。

  • She’s very health-conscious.
    彼女は健康意識がとても高いです。
  • Consumers are becoming more environmentally conscious.
    消費者の環境意識が高まっています。

この表現が出てこなければ、簡単な英語でどう言う?

be conscious ofを思い出せないときは、何を伝えたいかによって簡単に分けましょう。

  • I know about the problem.
    その問題について知っています。
  • I pay attention to my tone.
    自分の口調に注意しています。
  • I noticed the pain.
    その痛みに気づきました。
  • I try not to speak too fast.
    早口にならないようにしています。

「知っている」ならknow、「注意を向ける」ならpay attention to、「気づいた」ならnoticeで十分に伝わります。

しゅみすけ(大山俊輔)

「意識する」を一語で探さず、「知っている」「注意する」「気づいた」のどれなのかに分けましょう。know・pay attention・noticeなら、中学英語でも自然に伝えられます。

関連表現

まとめ

be conscious ofは、「〜を意識している」「〜に気づいている」「〜を自覚している」を表します。対象が意識や感覚の中にあり、そこへ注意が向いているイメージです。

  • 基本形:be conscious of+名詞/代名詞/動名詞
  • be conscious that+文も使える
  • be aware ofは、事実・状況を知っているという幅広い表現
  • self-consciousは、人目が気になって恥ずかしい・ぎこちない
  • 出てこなければknow・pay attention to・noticeで言い換えられる

まずは、I’m conscious of … when I …の形で、仕事や英語学習で普段意識していることを一つ表してみましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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