英語が聞き取れない・言葉が出ないときは?聞き返し・確認・言い直しフレーズ

英語が聞き取れないときに使える聞き返し・確認フレーズ

英語で話しかけられたとき、全部は聞き取れなかったのに、つい笑顔でうなずいてしまったことはありませんか? 一度なら会話が進んでも、相手から質問されると「何の話だったんだろう」と困ってしまいますよね。

でも、聞き取れなかったことは失敗ではありません。日本語の会話でも、周囲がうるさいときや相手の声が小さいときには聞き返します。英会話でも同じです。大切なのは、分かったふりをせず、短い英語で会話を止めて確認することです。

まず覚えたい聞き返し英語3つ

  • Sorry?
    すみません、もう一度お願いします。
  • Could you say that again?
    もう一度言ってもらえますか?
  • Could you speak a little more slowly?
    もう少しゆっくり話してもらえますか?

この3つがあれば、旅行、仕事、英会話レッスン、外国人との雑談など、多くの場面を乗り切れます。この記事では、聞き取れなかった範囲や原因に合わせて、自然な聞き返し方と確認方法を紹介します。

英会話が止まったときの7つの立て直し方を示す聞き返し・確認・言い直しの図

英会話が止まったら?原因別・7つの立て直し方

会話が止まる原因は「聞こえなかった」だけではありません。相手の英語は聞こえたけれど単語の意味が分からない、自分の英語がうまくまとまらない、質問への返答そのものに迷うこともあります。困っている場所を見分けると、次の一言を選びやすくなります。

困っていること まず言う英語 詳しい解説
ほとんど聞こえなかった Sorry? この記事で基本を確認
もう一度聞きたい Could you say that again? もう一度言ってもらう英語
話す速度が速い Could you speak more slowly? ゆっくり話してもらう英語
単語の意味・綴りが不明 What does that mean? 意味・スペル・発音の尋ね方
聞こえた内容を確かめたい Did you say …? Did you say・Do you meanの違い
自分の英語を言い直したい Let me rephrase that. 言い換え・言い直しの英語
何と返せばよいか迷う I’m not sure what to say. 何と言えばいいか分からないときの英語

迷ったら、まず会話を止める一言

Sorry, I didn’t quite catch that.
すみません、よく聞き取れませんでした。

英語が聞き取れないときは、分かったふりをしなくて大丈夫

英語を聞き返すと、「英語ができないと思われるのでは」と心配になるかもしれません。しかし、会話では正確に理解しようとするほうが、分かったふりをするより誠実です。

特に、日時、金額、場所、予約内容、仕事の指示などを聞き間違えると、あとで大きな行き違いになります。聞き取れなかった瞬間に短く確認するほうが、相手にとっても親切です。

しゅみすけ(大山俊輔)

英会話では、全部を聞き取ってから話す必要はありません。聞こえなかったら止める、分かった部分を確認する、必要なところだけもう一度聞く。この動きも立派な会話力です。「聞き返せる人」のほうが、実際の会話では強いんです。

聞き取れなかったときに使える基本フレーズ

英語 日本語 使う場面
Sorry? すみません、何とおっしゃいましたか? 短く自然に聞き返す
Pardon? もう一度お願いします やや丁寧に聞き返す
Could you say that again? もう一度言ってもらえますか? 一文を繰り返してほしい
Could you repeat that? 繰り返してもらえますか? 少し改まった場面にも使える
I didn’t catch that. 聞き取れませんでした 聞こえなかったことを伝える
I didn’t quite understand. よく理解できませんでした 音は聞こえたが意味が不明

Sorry? は失礼ではない?

Sorry? は、日常会話でよく使われる自然な聞き返しです。語尾を少し上げて、穏やかな表情で言えば失礼ではありません。ただし、仕事や初対面などで丁寧に伝えたいときは、Sorry, could you say that again? と続けると安心です。

What? だけでも「何?」という意味になりますが、言い方によっては強く、ぶっきらぼうに聞こえます。初心者のうちは Sorry?Could you say that again? を使うのがおすすめです。

もう一度言ってもらう英語

  • Could you say that again, please?
    もう一度言っていただけますか?
  • Would you mind saying that again?
    もう一度言っていただけますか?
  • Could you repeat the last part?
    最後の部分を繰り返してもらえますか?
  • What did you say after “Friday”?
    Fridayのあとに何と言いましたか?
  • Could you go over that one more time?
    もう一度説明してもらえますか?

すべてを最初から言い直してもらう必要はありません。最後だけ聞こえなかったなら the last part、特定の単語から先を聞きたいなら after “Friday” のように範囲を伝えると、会話がスムーズです。

「もう一度」の表現ごとの違いは、「もう一度言ってください」は英語で?say that again・repeatの違いで詳しく解説しています。

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ゆっくり話してもらう英語

  • Could you speak a little more slowly?
    もう少しゆっくり話してもらえますか?
  • Could you slow down a little?
    少しゆっくりにしてもらえますか?
  • I’m still learning English.
    まだ英語を勉強中です。
  • English isn’t my first language.
    英語は私の母語ではありません。

Slowly, please. でも意味は通じますが、Could you speak a little more slowly? のほうが柔らかく聞こえます。a little を入れることで「ほんの少し」という控えめなお願いになります。

これだけ言えれば乗り切れる

Sorry, I’m still learning English. Could you speak a little more slowly?
すみません、まだ英語を勉強中です。もう少しゆっくり話してもらえますか?

聞き返しても英語が速い場合は、「ゆっくり話してください」の英語表現で、速度・区切り・言い換えを頼む方法を確認できます。

聞こえた内容を相手に返して確かめる方法は、Did you say・Do you meanを使う確認フレーズで詳しく解説しています。

聞こえた単語を使って確認する英語

全部を聞き返すより、聞こえた部分を使って確認すると、相手もどこを説明すればよいか分かります。

  • Did you say fifteen or fifty?
    15と言いましたか、それとも50ですか?
  • Did you say Tuesday?
    火曜日と言いましたか?
  • Do you mean this Friday?
    今週の金曜日という意味ですか?
  • So, we meet at the station at ten?
    つまり、10時に駅で待ち合わせですね?
  • Let me make sure I understood.
    理解できているか確認させてください。

Did you say …? は、聞こえた「音」を確認するときに使います。Do you mean …? は、相手の「意味」や意図を確認するときに使います。

表現 確認するもの
Did you say …? 相手が実際に言った言葉・音 Did you say room 14?
Do you mean …? 相手の意味・意図 Do you mean I should wait here?
So, …? 自分の理解全体 So, I pay when I check out?

意味・綴り・発音の尋ね方を詳しく練習したい方は、「この英単語はどういう意味?」を英語で尋ねるフレーズをご覧ください。

知らない単語の意味やスペルを尋ねる英語

  • What does that word mean?
    その単語はどういう意味ですか?
  • What does “deposit” mean?
    depositはどういう意味ですか?
  • How do you spell that?
    それはどう綴りますか?
  • Could you write it down?
    書いてもらえますか?
  • Could you say it in a different way?
    別の言い方で言ってもらえますか?
  • Could you give me an example?
    例を挙げてもらえますか?

何度聞いても分からない場合、同じ英文を繰り返してもらうだけでは解決しないことがあります。そのときは、say it in a different way と頼み、簡単な別表現に変えてもらいましょう。

自分の英語がうまく出ないときは、言い直してよい

相手の英語は理解できても、自分が言いたいことを英語にできず止まる場合があります。そのときは、最初の文を完成させようと粘らず、言い直す合図を出しましょう。

  • Let me rephrase that.
    言い換えさせてください。
  • Let me start again.
    最初から言い直します。
  • What I’m trying to say is …
    私が言おうとしているのは〜です。
  • How should I put this?
    どう言えばよいでしょうか。

途中で文法を間違えても、言い直しは失敗ではありません。詳しい立て直し方は、英語が出てこないときの言い換え・言い直しフレーズで紹介しています。

返答に迷ったり、感情で言葉が出ないときの英語

英語力の問題ではなく、難しい質問への答えが決まっていない、相手の話に驚いた、悲しい知らせを聞いて何と言えばよいか分からないこともあります。

  • I’m not sure what to say.
    何と言えばよいか分かりません。
  • Let me think for a moment.
    少し考えさせてください。
  • I’m at a loss for words.
    言葉が見つかりません。
  • I can’t put it into words.
    うまく言葉にできません。

しゅみすけ(大山俊輔)

英語が止まった理由が「聞こえなかった」のか、「自分の言葉が出ない」のかで、次の一言は変わります。大切なのは、沈黙を失敗だと考えないことです。短い合図を一つ出せれば、相手も待つ、繰り返す、別の言い方に変えるといった協力ができます。

返答や気持ちを表す表現の違いは、「何と言えばいいか分からない」の英語表現で詳しく確認できます。

場面別の聞き返し会話例

日常の雑談

A: I went hiking in Kamakura last weekend.
B: Sorry, where did you go?
A: Kamakura.
B: Oh, Kamakura! How was it?

日本語
A:先週末、鎌倉へハイキングに行きました。
B:すみません、どこへ行ったんですか?
A:鎌倉です。
B:ああ、鎌倉!どうでしたか?

ホテルやお店

Staff: Breakfast is served until ten thirty.
You: Sorry, did you say ten or ten thirty?
Staff: Ten thirty.
You: Got it. Thank you.

仕事・オンライン会議

A: We’ll send the revised file by Thursday.
B: Sorry, I didn’t catch the last part. By Thursday?
A: Yes, by Thursday afternoon.
B: Thank you. Let me make sure I understood. We’ll receive it by Thursday afternoon.

聞き返したあとに添えたい一言

相手が言い直してくれたら、短く反応すると会話が自然につながります。

  • Got it. Thank you.
    分かりました。ありがとうございます。
  • Oh, I see.
    ああ、なるほど。
  • That makes sense.
    なるほど、分かりました。
  • Thanks for explaining.
    説明してくれてありがとうございます。
  • Now I understand.
    今、分かりました。

自然な反応を増やしたい方は、英語の相づち・リアクション50選も参考にしてください。

聞き取れないときに避けたいこと

分からないまま Yes と答える

質問の内容が分からないまま Yes. と答えると、会話がさらに分からなくなることがあります。まず Sorry? で止めましょう。

何度も同じ聞き返しだけを繰り返す

2回聞いても分からなければ、Could you say it in a different way?Could you write it down? に切り替えます。

一語ずつ完璧に聞こうとする

日時、場所、人物、相手が求めている行動など、会話の中心を確認できれば十分です。すべての単語を理解する必要はありません。

聞き返しを会話力に変える3段階

  1. 会話を止める
    Sorry?
  2. 必要な部分を聞く
    Could you repeat the last part?
  3. 自分の理解を確認する
    So, we meet at ten, right?

この3段階ができると、聞き取れなかった瞬間が「会話終了」ではなく「確認して会話を続ける入口」に変わります。

会話をつなぐ短い表現は、英語で「えっと…」と言うときの表現や、会話が続く英語チャンク・文頭表現もあわせて読むと実践しやすくなります。旅行先で会話を続けたい方には、海外旅行中の雑談英語もおすすめです。

まとめ|聞き返し・確認・言い直しができれば英会話は続けられる

英語が聞き取れなかったとき、黙ったり分かったふりをしたりする必要はありません。

  • Sorry?
  • Could you say that again?
  • Could you speak a little more slowly?

まずはこの3つを声に出して、すぐ使えるようにしておきましょう。慣れてきたら、Did you say …?Do you mean …? を使って、聞こえた部分を確認します。

聞き返すことは、英会話を止める行為ではありません。むしろ、相手と理解を合わせて、会話を前へ進めるための大切な技術です。

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b わたしの英会話が運営する恋と仕事に効く英語執筆チームです。スクールで勤務するカウンセラー、外国人講師、そして、その他スタッフがお客様サポートを通じて「あ、このフレーズ使える!」「これって英語でなんていうんだろう?」と疑問に思ったことを記事を通じて解説しています。

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