
英会話で相手の言葉が聞き取れなかったとき、「もう一度言ってください」と伝えられれば、分からないまま会話が進むのを防げます。
最も使いやすい表現は、Could you say that again? です。ただし、英語には say that again、repeat、one more time、Pardon? など複数の聞き返し方があります。この記事では、それぞれの違いと丁寧さを初心者向けに整理します。
まずはこの一文で大丈夫
Sorry, could you say that again?
すみません、もう一度言ってもらえますか?
Contents
「もう一度言ってください」の基本はCould you say that again?
Could you say that again? は、日常会話、旅行、英会話レッスン、仕事など幅広い場面で使えます。
- Could you say that again?
もう一度言ってもらえますか? - Could you say that again, please?
もう一度言っていただけますか? - Sorry, could you say that again?
すみません、もう一度言ってもらえますか?
Sorry は、ここでは大きな失敗を謝罪しているわけではありません。「すみません」「失礼ですが」と会話を一度止めるクッションです。
しゅみすけ(大山俊輔)
say that againとrepeatの違い
| 表現 | ニュアンス | 向いている場面 |
|---|---|---|
| say that again | 今言ったことをもう一度言う | 自然な日常会話 |
| repeat that | 同じ内容を繰り返す | やや改まった確認 |
| go over that again | 内容をもう一度説明・確認する | 説明・仕事・授業 |
| one more time | もう一回 | 練習・発音・手順 |
say that againは会話で自然
say は「言う」、that は相手が今言った内容を指します。日常会話で単純に聞き返すなら、Could you say that again? が最も自然で使いやすい表現です。
repeatは「同じものを繰り返す」
repeat は、言葉、説明、動作などを同じように繰り返すことです。
- Could you repeat that?
それを繰り返してもらえますか? - Could you repeat the question?
質問をもう一度言ってもらえますか? - Could you repeat your name?
お名前をもう一度言ってもらえますか?
Repeat, please. でも意味は伝わりますが、命令のように短く聞こえることがあります。Could you repeat that? と文にすると柔らかくなります。
Sorry?・Pardon?・Excuse me?の違い
Sorry?
聞こえなかった瞬間に短く使える、自然な聞き返しです。語尾を上げて言います。
A: The meeting starts at nine thirty.
B: Sorry?
A: Nine thirty.
Pardon?
Pardon? も「もう一度お願いします」という意味です。丁寧な響きがありますが、地域や世代によっては少し改まって聞こえることもあります。
Excuse me?
Excuse me? も聞き返しに使われます。ただし、言い方によっては「今、何と言いました?」と驚きや不快感を示すことがあります。純粋に聞こえなかったときは、Sorry? のほうが安全です。
| 表現 | 使いやすさ | 注意点 |
|---|---|---|
| Sorry? | 日常会話で非常に使いやすい | 穏やかに語尾を上げる |
| Pardon? | 丁寧 | 少し改まって聞こえる場合もある |
| Excuse me? | 聞き返しにも使える | 口調により驚き・反発に聞こえる |
| What? | 親しい間柄では使う | ぶっきらぼうに聞こえやすい |
もう一度「どの部分」を言ってほしいか伝える英語
長い説明の一部だけ聞こえなかった場合は、必要な部分を指定するとスムーズです。
- Could you repeat the last part?
最後の部分をもう一度言ってもらえますか? - Could you say the number again?
数字をもう一度言ってもらえますか? - Could you repeat the address?
住所をもう一度言ってもらえますか? - What did you say after “Monday”?
Mondayのあとに何と言いましたか? - Could you repeat that name?
その名前をもう一度言ってもらえますか?
日時、金額、名前、住所などは聞き間違いが起きやすいため、分からなければその場で確認しましょう。
もう一度説明してほしいときはgo overを使う
音として聞こえなかったのではなく、説明の内容が分からなかった場合は、単純な繰り返しよりgo overが合います。
- Could you go over that again?
もう一度説明してもらえますか? - Could we go over the schedule one more time?
スケジュールをもう一度確認できますか? - Let me go over the steps again.
手順をもう一度確認させてください。
go over には「一つずつ確認する」「復習する」という感覚があります。仕事の説明、授業、手続き、旅行の日程確認などで便利です。
one more timeの使い方
one more time は「もう一回」という意味です。発音練習、写真撮影、動作、手順などを繰り返すときによく使います。
- Could you say it one more time?
もう一回言ってもらえますか? - Let’s try it one more time.
もう一回やってみましょう。 - Could you show me one more time?
もう一度見せてもらえますか? - One more time, please.
もう一度お願いします。
again と one more time は近い意味ですが、one more time は「もう1回」という回数を少し強く意識させます。
相手の英語が速いときは、「ゆっくり話してください」の英語表現とslowly・slow downの違いで、丁寧な頼み方と次の一手を詳しく確認できます。
知らない単語が原因なら、英単語の意味・スペル・発音を尋ねるフレーズで、その場で確認する方法を詳しく紹介しています。
聞き返しても分からないときの次の一手
同じ速さ・同じ単語で繰り返してもらっても、理解できないことがあります。その場合はお願いを変えましょう。
- Could you speak a little more slowly?
もう少しゆっくり話してもらえますか? - Could you say it in a different way?
別の言い方で言ってもらえますか? - Could you use a simpler word?
もっと簡単な単語を使ってもらえますか? - Could you write it down?
書いてもらえますか? - How do you spell that?
それはどう綴りますか?
これだけ言えれば乗り切れる
Sorry, could you say that again a little more slowly?
すみません、もう一度、少しゆっくり言ってもらえますか?
場面別の会話例
旅行先のホテル
Staff: Breakfast is served on the second floor.
You: Sorry, could you say the floor again?
Staff: The second floor.
You: The second floor. Got it. Thank you.
英会話レッスン
Teacher: Try stressing the first syllable.
You: Sorry, could you say that again a little more slowly?
Teacher: Stress the first syllable.
You: I see. Could you show me one more time?
仕事のオンライン会議
A: Please send the final version by Wednesday morning.
B: Sorry, could you repeat the deadline?
A: Wednesday morning.
B: Wednesday morning. Thank you.
「もう一度言ってください」を丁寧にするコツ
- Sorry を最初に置く
- Could you …? でお願いする
- 必要な部分だけ指定する
- 言い直してもらったら Thank you を添える
特別に難しい敬語表現を使わなくても、Sorry, could you …? で十分丁寧です。
まとめ|say that againをひとかたまりで覚えよう
日常会話で「もう一度言ってください」と伝えるなら、まず次の一文を覚えましょう。
Sorry, could you say that again?
repeat は「同じ内容を繰り返す」、go over は「内容をもう一度確認・説明する」、one more time は「もう1回」という違いがあります。
聞き返し全体を場面別に確認したい方は、英語が聞き取れないときの聞き返し・確認フレーズをご覧ください。電話で声が聞こえない場合は、英語の電話が聞き取れないときのフレーズも役立ちます。










