「反抗する」は英語で?defy・disobey・rebel・talk backの違い

「反抗する」は英語で?defy・disobey・rebel・talk backの違い

「親に反抗する」「上司の命令に反抗する」「規則に従わない」「注意されて口答えする」。日本語ではまとめて「反抗する」と言えますが、英語では何に、どんな形で従わないのかによって表現が変わります。

権威や命令に堂々と逆らうなら defy、命令や規則に従わないなら disobey、親・社会・慣習に反抗するなら rebel against、相手に口答えするなら talk back to が自然です。

「反抗する」の英語を早見表で確認

英語 中心のニュアンス よく使う対象
defy 権威・命令を恐れず公然と無視する 命令、権威、禁止
disobey 言われたこと・規則に従わない 命令、規則、親
rebel against 支配・慣習から離れて反抗する 親、社会、体制
talk back to 目上の人に生意気に言い返す 親、先生、上司

defy:権威や命令に堂々と逆らう

defy は、権威・命令・禁止などを恐れず、公然と無視する強い言葉です。「従わない」だけでなく、「あえて挑む」というニュアンスがあります。

  • She defied her manager’s order.
    彼女は上司の命令に反抗しました。
  • The protesters defied the ban.
    抗議者たちは禁止命令に従いませんでした。

defy は他動詞なので、defy authoritydefy an order のように対象を直接続けます。defy against とはしません。

disobey:命令や規則に従わない

disobey は、命令・規則・人の指示に従わないことを客観的に表します。defy よりも「あえて挑戦する」という強さは弱く、単純な不服従にも使えます。

  • He disobeyed the safety rules.
    彼は安全規則に従いませんでした。
  • She refused to disobey her supervisor.
    彼女は上司の指示に背くことを拒みました。

人も目的語にできます。disobey your parents は「親の言うことに従わない」という意味です。

rebel against:親・社会・慣習に反抗する

rebel against は、支配的な相手・仕組み・価値観から離れようとして反抗する表現です。一定期間続く反抗や、反抗期にもよく合います。

  • She rebelled against her strict parents.
    彼女は厳しい両親に反抗しました。
  • Young people sometimes rebel against social expectations.
    若者は社会の期待に反抗することがあります。

rebel の後ろに対象を置くなら against が必要です。名詞の a rebel は「反逆者・反抗的な人」です。

talk back to:口答えして反抗する

talk back to 人 は、親・先生・上司などに失礼な調子で言い返す「口答えする」です。意見を丁寧に述べることではなく、態度の悪さを含むことが多い表現です。

  • Don’t talk back to your mother.
    お母さんに口答えしないで。
  • He talked back to his boss during the meeting.
    彼は会議中に上司へ反抗的に言い返しました。

単に反対意見を伝えるなら disagree withpush back のほうが中立的です。

defy・disobey・rebel against・talk back toの違い

難しい英語が出てこないときの簡単な言い方

「反抗する」という単語が出なくても、何をしなかったのかを簡単な英語で説明できます。

  • She didn’t follow the order.
    彼女は命令に従いませんでした。
  • He refused to do what his boss said.
    彼は上司に言われたことをするのを拒みました。
  • She always does the opposite of what her parents say.
    彼女はいつも親の言うことと反対のことをします。
  • He answered his teacher rudely.
    彼は先生に失礼な言い方で答えました。

didn’t followrefused to do なら、難しい直訳語を知らなくても具体的な状況を伝えられます。

よくある間違い

× defy against the order

defy は目的語を直接取るため、defy the order とします。

× disobey to the rule

disobey the rule のように to は不要です。一方、「規則に従う」は obey the rule または follow the rule です。

× talk back my boss

相手を続けるなら talk back to my bossto が必要です。

短い英会話で確認

A: Why was Ken given a warning?
B: He disobeyed a direct order.
A: Did he explain why?
B: No. He just talked back to his manager.

A:ケンはどうして警告を受けたの?
B:直接の命令に従わなかったんだ。
A:理由は説明した?
B:いや。ただ責任者に口答えしただけだったよ。

「反発する」「抵抗する」との違い

「反抗する」は、命令・規則・権威に従わない行動に焦点があります。「反発する」は言葉や方針に対して反対方向の反応を返すこと、「抵抗する」は圧力や変化を受け入れず押し返すことです。

まとめ

権威や命令に堂々と逆らうなら defy、命令・規則に従わないなら disobey、親や社会の価値観に反抗するなら rebel against、失礼に口答えするなら talk back to が自然です。

迷ったときは、She didn’t follow the order. のように、従わなかった内容を簡単な英語で説明しましょう。

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この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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