
海外へ手紙やカードを送るとき、「差出人はどこ?」「ToとFromは必要?」「会社や家族宛てはどう書く?」と迷うことがあります。英語の封筒は、基本の位置と住所の順番さえ押さえれば難しくありません。
この記事では、英語の宛名と封筒の書き方を、個人・会社・部署・家族宛ての例までまとめて解説します。
Contents
英語の封筒は「左上が差出人、中央〜右下が受取人」

横書きの封筒では、次の配置が基本です。
- 左上:差出人(自分)の氏名と住所
- 中央〜右下:受取人(相手)の氏名と住所
- 右上:切手
- 住所の最終行:国名を大文字で明記
差出人を小さめ、受取人を大きめに書くと、どちらが宛先か分かりやすくなります。
しゅみすけ(大山俊輔)
そのまま使える英語の封筒の記入例
日本から海外へ送る場合
差出人(左上)
From:
Hanako Yamada
Room 405, Sakura Heights
1-2-3 Jingumae, Shibuya-ku
Tokyo 150-0001
JAPAN
受取人(中央〜右下)
To:
Ms. Emily Smith
25 King Street
London SW1A 1AA
UNITED KINGDOM
To:とFrom:は、宛先と差出人を明確にする補助表示です。必須ではありませんが、英語の封筒に慣れていない場合は付けると分かりやすくなります。
英語の住所は小さい単位から大きい単位へ
日本の住所を英語で書くときは、部屋番号や建物名から始め、市区町村、都道府県、郵便番号、国名へと広げます。
- 部屋番号・建物名
- 番地・町名
- 市区町村
- 都道府県・郵便番号
- 国名
詳しい変換方法は、住所を英語で書く方法|日本の住所の順番・郵便番号・建物名で確認できます。郵便番号欄のZIP Code・Postal Code・postcodeの違いは、郵便番号は英語で?ZIP Code・Postal Code・postcodeの違いも参考にしてください。
宛名の名前はどう書く?敬称と順番
個人宛てでは、通常「敬称+名+姓」で書きます。
- 男性:Mr. Taro Yamada
- 女性:Ms. Hanako Yamada
- 医師・博士号保持者など:Dr. Akira Sato
女性の既婚・未婚が分からないときは、Mrs.やMissを推測せず、Ms.を使うのが無難です。パスポートや申込情報と一致させる必要がある郵送物では、登録済みのローマ字表記を優先します。
名前の順番に迷ったら、first name・last name・given name・family nameの違いと、日本人名の英語・ローマ字表記もあわせて確認してください。
会社・部署・担当者宛ての書き方
会社の担当者へ送る
Ms. Hanako Yamada
Customer Support Department
ABC Company
1-2-3 Market Street
San Francisco, CA 94105
USA
一般には、担当者名、部署名、会社名、住所の順に書きます。
Attn.は「〜様宛・担当者宛」
Attn.はattentionの略で、社内の特定の人や部署に届けてほしいときに使います。
Attn: Ms. Hanako Yamada
ABC Company
(住所)
担当者名が分からなければ、Attn: Customer Support Departmentのように部署名を続けられます。
c/oは「〜様方・〜気付」
c/oはcare ofの略です。相手が一時的に滞在している家、ホテル、会社などを経由して届けるときに使います。
Ms. Yuki Sato
c/o Mr. John Brown
(John Brownさんの住所)
Attn.は組織内の担当者を示し、c/oは別の人や施設の住所を借りて届ける、という違いがあります。
家族・夫婦・先生への宛名
家族全員へ
The Brown Family
(住所)
「ブラウン家の皆様」のように家族全員へ送るなら、The Brown Familyが簡単です。
夫婦へ
Mr. John Brown and Ms. Emma Brown
二人の名前が分かるなら、両方を書くと明確です。姓が同じとは限らないため、推測せず普段使っている名前を確認しましょう。
先生へ
Mr. David Lee / Ms. Anna Lee
Professor David Lee
学校の先生にはMr.またはMs.、大学教授にはProfessorを使えます。本文の呼びかけは封筒のToとは異なり、Dear Mr. Lee, のように書きます。詳しくは、英語の手紙の書き方|Dear・To・Fromから結びまでをご覧ください。
AIR MAIL・切手・裏面はどうする?
- AIR MAIL:国際航空便であることを示す表示。郵便局のラベルを使うか、見やすい位置に記載
- 切手:封筒の右上
- 裏面:封をする面。差出人住所を裏面に書く形式もありますが、国際郵便では表面左上にまとめると分かりやすい
料金やラベル、税関告知書の要否は、封筒の大きさ・重さ・内容物・送り先で変わります。発送時は郵便事業者の最新案内を確認してください。
難しい単語が出ないときの確認英語
窓口や滞在先で書き方を確認したいときは、短い英語で十分です。
- Where should I write the address?
住所はどこに書けばいいですか? - Is this the right place?
ここで合っていますか? - Should I write my address here?
ここに自分の住所を書きますか? - Do I need to write “AIR MAIL”?
「AIR MAIL」と書く必要がありますか? - Can you check this, please?
これを確認してもらえますか?
「宛名」「差出人」という単語がすぐ出なくても、the address、my address、hereで十分確認できます。
英語の宛名・封筒でよくある間違い
- 差出人と受取人を同じ大きさ・同じ位置に書く
- 国際郵便なのに、送り先の国名を書かない
- マンションの部屋番号や建物名を省略する
- Ms.・Mrs.・Missを根拠なく決める
- 封筒のToと、本文冒頭のDearを同じものとして使う
- 読みにくい筆記体だけで住所を書く
サインは個性的でも構いませんが、配送に必要な氏名・住所はブロック体ではっきり書くのが安全です。封筒や便箋に関する英単語は、封筒・便箋は英語で?envelope・writing paperと郵送の例文でまとめています。
まとめ|封筒は位置と国名を先に確認
- 左上:差出人(From)
- 中央〜右下:受取人(To)
- 右上:切手
- 住所の最後:国名
- 会社の担当者:Attn.
- 別の人・施設の住所を借りる:c/o
まず「左上が自分、中央が相手」を決めてから、氏名と住所を書きましょう。国際郵便では、配達先の国名を最終行に大文字ではっきり書くことが大切です。
名前・住所・日付・署名・海外フォームを目的別に探したい方は、英語表記・海外フォーム総合ガイドもご覧ください。
郵便局で送る・荷物を追跡する・受け取る・未着や破損へ対応する流れは、郵便・宅配・荷物発送で使う英語の総まとめから確認できます。










