
「授業中、急に先生に当てられた」「分からない問題で指名された」は英語でどう言えばよいのでしょうか。
授業で先生が一人を指名して答えさせる「当てる」には、call on がよく使われます。
The teacher called on me.
先生が私を当てました。
この記事では「授業で当てられる」の自然な表現を紹介します。ただ、本当の目的は call on を一つ覚えることだけではありません。会話中に出てこなくても、My teacher asked me to answer. のような知っている英語で状況を説明する方法まで一緒に考えましょう。
Contents
「授業で当てられる」は英語で?まずは結論
| 言いたいこと | 自然な英語 | ポイント |
|---|---|---|
| 先生が私を当てた | The teacher called on me. | 先生を主語にした最も分かりやすい形 |
| 私は先生に当てられた | I was called on. | 生徒を主語にした受け身 |
| 先生に質問された | The teacher asked me a question. | 質問された事実に注目 |
| 答えるよう言われた | The teacher asked me to answer. | 簡単な基本語で説明する形 |
英語日記なら、次のように書けます。
The teacher called on me in class today.
今日、授業で先生に当てられました。
I was nervous because I didn’t know the answer.
答えが分からなかったので緊張しました。
しゅみすけ(大山俊輔)
日本語の「当てる」をhitやguessに直訳しないのがポイントです。授業では「先生が誰かを選んで発言を求めた」と考えると、call onの感覚がつかみやすくなります。
一番自然なThe teacher called on me.
call on+人 は、授業や会議で「その人を指名して、答えや発言を求める」という意味になります。
The teacher called on Sarah.
先生はサラを当てました。
Mr. Brown called on me to read the next paragraph.
ブラウン先生は、次の段落を読むよう私を指名しました。
The teacher called on three students.
先生は3人の生徒を当てました。
基本の語順は次の通りです。
call on+人
人を指名する
call on+人+to do
人を指名して〜してもらう・〜するよう求める
Our teacher called on Ken to answer the question.
先生はケンを当てて、その質問に答えさせました。
I was called on.は「当てられた」
自分が当てられたことを中心に話すなら、受け身の I was called on. が使えます。
I was called on twice today.
今日は2回当てられました。
I wasn’t ready when I was called on.
当てられたとき、まだ準備ができていませんでした。
I hope I don’t get called on.
当てられませんように。
get called on も会話でよく使われます。be called on が「指名された状態」を淡々と述べるのに対し、get called on は「当てられることになった」という出来事の感じが少し強くなります。
I got called on when I wasn’t paying attention.
集中していないときに当てられました。
call onはなぜ「当てる」になる?
call の基本は「声をかける・呼ぶ」です。そこに on が付くと、授業では「その人に声をかけて、答える番を渡す」という感覚になります。
日本語の「当てる」には、物をぶつける、正解を予想する、光を当てるなど多くの意味があります。しかし、教室の「生徒を当てる」は英語では人を呼んで答えてもらう行為として表します。
- hit:物をぶつける・打つ
- guess:答えを推測して当てる
- call on:人を指名して答えや発言を求める
したがって、「先生に当てられた」を I was hit by the teacher. と言うと、「先生に殴られた・物をぶつけられた」という意味になってしまうので注意しましょう。
asked me a questionとの違い
The teacher asked me a question. は「先生が私に質問した」です。先生が自分だけに質問した事実を表せますが、必ずしもクラスの前で指名されたとは限りません。
The teacher called on me.
先生が私を指名して発言を求めた。
The teacher asked me a question.
先生が私に質問した。
The teacher asked me to answer.
先生が私に答えるよう言った。
授業で突然指名された場面を一言で伝えるなら called on me がぴったりです。一方、難しい句動詞を使わず何が起きたか説明するなら asked me a question や asked me to answer で十分伝わります。

call onの発音
call on の発音は /kɔːl ɑːn/(米)に近く、会話では二語を切らず「コーロン」のようにつながって聞こえることがあります。
過去形は called on。called の最後の /d/ と on がつながり、「コールドン」に近く聞こえます。
- call on:指名する
- called on:指名した・指名された
- be called on:指名される
カタカナだけで覚えるより、call-on、called-on と一つのまとまりで声に出すと使いやすくなります。
授業・英語日記で使える例文
My English teacher called on me today.
今日、英語の先生に当てられました。
I knew the answer, so I wasn’t nervous.
答えが分かっていたので、緊張しませんでした。
I froze when the teacher called on me.
先生に当てられたとき、頭が真っ白になりました。
I gave the wrong answer, but the teacher helped me.
間違った答えを言いましたが、先生が助けてくれました。
She raised her hand, but the teacher called on someone else.
彼女は手を挙げましたが、先生は別の人を当てました。
I don’t like being called on without warning.
突然当てられるのは好きではありません。
The teacher called on me to read aloud.
先生は私を当てて音読させました。
この表現を知らなかったら?【しゅみすけ式】
call on が出てこなくても、英語を止める必要はありません。「当てられた」に対応する熟語を探すのではなく、実際に何が起きたかへ分けます。
| 考えること | 実際に起きたこと |
|---|---|
| 誰が? | 先生が |
| 誰に? | 私に |
| 何をした? | 質問した・答えるよう言った |
| その後どうした? | 私は答えた |
この順に考えれば、基本語だけで次のように言えます。
My teacher asked me a question.
先生が私に質問しました。
My teacher asked me to answer.
先生が私に答えるよう言いました。
My teacher said my name, and I answered.
先生が私の名前を呼び、私は答えました。
I had to answer in front of the class.
クラスの前で答えなければなりませんでした。
この言い方なら、ask、say、name、answer など、初心者にもなじみのある単語だけで状況を説明できます。
しゅみすけ(大山俊輔)
「当てられる」の英語を思い出せなければ、「先生が私に質問した」「私の名前を言った」と出来事を順番に話せば大丈夫です。ぴったりの熟語がなくても、会話は十分続けられます。
まとめ
- 先生が私を当てた:The teacher called on me.
- 私は当てられた:I was called on.
- 当てられることになった:I got called on.
- 質問された:The teacher asked me a question.
- 表現を忘れたら:My teacher asked me to answer.
自然な call on を知っていれば、それを使えば大丈夫です。でも忘れても、「先生が何をした?」「自分はその後どうした?」と分ければ、知っている英語だけで授業の出来事を伝えられます。









