「音読する」は英語で?read aloud・read out loud・read outの違いと簡単な言い換え

英語の本を声に出して音読する学習者

「音読する」は英語で、基本的に read aloud と言えます。

I read the passage aloud.
その文章を音読しました。

日常会話では read out loud もよく使われます。また、誰かに聞こえるように内容を読み上げる場合は read out が自然なこともあります。

この記事では、それぞれの違いと自然な語順を整理しながら、表現を忘れたときに知っている簡単な英語だけでどう伝えるかも一緒に考えます。

「音読する」は英語で?

最初に覚えたいのは read aloud です。

I read English aloud every morning.
毎朝、英語を音読しています。

Please read this sentence aloud.
この文を音読してください。

aloud は「声に出して」という意味です。黙って読むのではなく、実際に声を使って読むことを表します。

読むものを言う場合は、次の語順が使いやすいでしょう。

  • read this sentence aloud:この文を音読する
  • read the story aloud:その物語を声に出して読む
  • read English aloud:英語を音読する

read aloud・read out loud・read outの違い

read aloud:声に出して読む・音読する

read aloud は、「黙読ではなく声に出して読む」ことをまっすぐ表します。授業、発音練習、自宅での英語学習などで幅広く使えます。

We took turns reading aloud.
私たちは交代で音読しました。

Reading aloud helps me practice pronunciation.
音読は発音練習に役立ちます。

read out loud:会話でよく使う「声に出して読む」

out loud も「声に出して」という意味で、特に日常会話で自然です。read aloud と意味はほぼ同じです。

I read the dialogue out loud three times.
その会話文を3回声に出して読みました。

Can you read it out loud?
それを声に出して読んでくれますか。

aloud は一語、out loud は二語ですが、どちらも「聞こえる声で」という点は同じです。

read out:人に聞かせるために読み上げる

read out は、書かれている名前・結果・メッセージなどを、周囲の人に聞こえるように読み上げる場面でよく使われます。イギリス英語で特によく見られる表現です。

The teacher read out the test results.
先生はテスト結果を読み上げました。

She read my name out.
彼女は私の名前を読み上げました。

学習のために自分で文章を音読するなら read aloud、情報を人に聞かせるために読み上げるなら read out と考えると分かりやすいでしょう。

しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話創業者/英語系YouTuberしゅみすけ
英語の練習として「音読した」と言いたいなら、まずは “I read it aloud.” で大丈夫です。誰かに聞かせることが主目的なのか、自分の練習として声に出したのかを見ると、read outとの違いも分かりやすくなります。

readの発音は現在形と過去形で変わる

read はスペルが同じでも、現在形と過去形で発音が変わります。

  • 現在形・原形 read:リード /riːd/
  • 過去形・過去分詞 read:レッド /red/

I read aloud every day.
毎日音読します。
この read は「リード」です。

I read aloud last night.
昨夜、音読しました。
この read は「レッド」です。

文の形だけではスペルが変わらないため、every daylast night などの時間表現から時制を判断します。

aloud は、後半の LOUD をはっきり発音します。read aloud は一語ずつ切りすぎず、read-aloud と滑らかにつなげましょう。

なぜread aloudで「音読する」になるの?

read は「書かれた文字を読む」、aloud は「聞こえる声で」という意味です。

つまり read aloud は、文字どおりには「聞こえる声で読む」。これが日本語の「音読する」に当たります。

  • read silently:黙って読む・黙読する
  • read aloud:声に出して読む・音読する

Read the first paragraph silently, and then read it aloud.
最初の段落を黙読してから、音読してください。

「音読する」という専用の難しい動詞があるのではなく、基本動詞 read に「どう読むか」を足していると考えれば覚えやすくなります。

日本語の「音読」と英語のaloudのズレ

日本語の「音読」は、学校や語学学習の練習を連想しやすい言葉です。一方、英語の read aloud は学習だけでなく、子どもへ絵本を読む、人前で文章を読むなどにも使えます。

My father read the story aloud to us.
父は私たちにその物語を読み聞かせてくれました。

また、aloud は必ずしも「大声で」という意味ではありません。「声に出して、聞こえる状態で」という意味です。

  • aloud / out loud:声に出して
  • loudly:大きな音・声で

She read the sentence aloud, but not loudly.
彼女はその文を声に出して読みましたが、大声ではありませんでした。

英語学習で使える関連表現

repeat after the audio:音声の後に繰り返す

I listened to the audio and repeated each sentence.
音声を聞いて、それぞれの文を繰り返しました。

practice pronunciation:発音を練習する

I read aloud to practice my pronunciation.
発音を練習するために音読しました。

record my voice:自分の声を録音する

I recorded my voice while reading aloud.
音読しながら自分の声を録音しました。

read it again:もう一度読む

I read the same paragraph aloud again.
同じ段落をもう一度音読しました。

英語日記・独り言に使える例文

I read English aloud for ten minutes.
英語を10分間音読しました。

I read today’s dialogue out loud.
今日の会話文を声に出して読みました。

I read the same passage three times.
同じ文章を3回読みました。

I practiced reading slowly and clearly.
ゆっくり、はっきり読む練習をしました。

I recorded myself reading aloud.
音読している自分の声を録音しました。

I listened to the recording and tried again.
録音を聞いて、もう一度やってみました。

It was difficult, but I could read it more smoothly.
難しかったですが、前より滑らかに読めました。

この表現を知らなかったら?【しゅみすけ式】

read aloudとI read it and used my voiceへの簡単な言い換え

aloudout loud が出てこなくても大丈夫です。「何を読んだのか」「声を使ったのか」を、知っている基本語で説明します。

I read the English sentences and used my voice.
英語の文を読んで、声を使いました。

I read it, and I could hear my voice.
それを読んで、自分の声が聞こえました。

I did not read it only in my head.
頭の中だけで読んだのではありません。

I read the sentences and said every word.
文を読んで、すべての単語を声にしました。

頭の中では、次のように分解できます。

  1. 何をした? → I read it.
  2. 何を読んだ? → the English sentences
  3. 何を使った? → my voice
  4. 何が聞こえた? → I could hear my voice.

「音読する」に対応する英単語を探し続けなくても、readusesayhear などの基本語で、何をしたかは十分伝えられます。

しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話創業者/英語系YouTuberしゅみすけ
aloudを忘れたら、“I read it and used my voice.” と言ってみましょう。少し説明的でも、「黙って読んだのではなく、声を使った」という事実は伝わります。会話では、ぴったりの一語より英語を止めないことのほうが大切です。

よくある間違い

read loudは「音読する」の基本形ではない

loud は形容詞なので、「声に出して読む」という方法を表す場合は aloud または out loud を使うのが基本です。

  • read loud
  • read aloud
  • read out loud

read loudlyは「大声で読む」

read loudly は文法的に使えますが、「大きな声で読む」という音量に焦点があります。単に「音読する」と言いたいときは read aloud が合います。

readの過去形を「リード」と読まない

昨日起きたことを話す場合、スペルは read のままですが、発音は「レッド」です。

I read the text aloud yesterday.
昨日、その文章を音読しました。

まとめ

「音読する」の基本表現は read aloud です。

  • read aloud:声に出して読む・音読する
  • read out loud:会話的な「声に出して読む」
  • read out:人に聞かせるために内容を読み上げる

aloud が出てこなければ、I read it and used my voice. のように、実際にしたことを基本語で説明できます。自然な表現を覚えながら、忘れたときも英語を止めないようにしましょう。

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この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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