
「相手に屈服する」「圧力に屈服する」「要求に負けて折れる」。英語では、争いを完全にやめるのか、圧力に負けるのか、交渉で譲歩するのかによって表現が変わります。
代表的な英語は surrender。日常会話なら give in、ややフォーマルに「譲る」なら yield、抵抗しきれず折れるなら cave in が自然です。
Contents
「屈服する」の英語早見表
| 英語 | 中心イメージ | 主な場面 |
|---|---|---|
| surrender | 抵抗・争いを完全にやめる | 戦い、対立、権力 |
| give in | 圧力や要求に折れる | 日常の説得、要求、誘惑 |
| yield | 相手に譲る・譲歩する | 交渉、権利、圧力 |
| cave in | 粘った末にとうとう折れる | 繰り返される要求・圧力 |
surrender:抵抗をやめて完全に「降伏する」
surrender は、勝てないと認めて抵抗をやめる強い表現です。「屈服する」の直訳に近く、争いだけでなく権力や恐怖に身を委ねる場合にも使えます。
- They refused to surrender.
彼らは屈服することを拒みました。 - She would not surrender to fear.
彼女は恐怖に屈しようとはしませんでした。
屈服する相手や力を後ろに続ける場合は surrender to ~ とします。
give in:圧力や要求に負けて「折れる」
give in は日常会話で最も使いやすい表現です。最初は反対していたものの、説得や圧力に負けて受け入れるイメージです。
- Don’t give in to pressure.
圧力に屈しないで。 - I finally gave in and said yes.
私はとうとう折れて、イエスと言いました。
何に屈したかを言うときは give in to pressure / demands / temptation の形を使います。
yield:譲歩して相手に「譲る」
yield は、相手の主張や力を受け入れて譲る表現です。surrenderほど全面的な敗北ではなく、交渉や議論で一歩引く場面にも使えます。
- The company refused to yield to their demands.
会社は彼らの要求に屈することを拒みました。 - He eventually yielded under pressure.
彼は最終的に圧力に屈しました。
yield to ~ は「~に譲る」、yield under pressure は「圧力に屈する」です。
cave in:粘った末に「とうとう折れる」
cave in は口語的で、何度も頼まれたり強く迫られたりして、最後には抵抗できなくなるニュアンスです。
- My boss finally caved in.
上司はとうとう折れました。 - She caved in to their repeated requests.
彼女は繰り返される要求にとうとう屈しました。
なお、建物や屋根について使う cave in は「崩れ落ちる」という別の意味になります。

難しい単語が出てこないときの簡単な英語
会話中に surrender や yield が出てこなくても、簡単な単語で状況を説明できます。
- I stopped fighting.
私は抵抗するのをやめました。 - I finally said yes.
私はとうとうイエスと言いました。 - They pressured me, so I agreed.
圧力をかけられたので、同意しました。 - She couldn’t say no anymore.
彼女はもう断れませんでした。
初心者なら、stop fighting や finally say yes だけでも「屈服した」流れを十分伝えられます。
よくある間違い
- × surrender for pressure
○ surrender to pressure - × give up to their demands
○ give in to their demands - × yield their demands
○ yield to their demands - × cave to pressure
○ cave in to pressure
give up は「挑戦などを諦める」、give in は「相手や圧力に折れる」という違いがあります。
短い英会話で確認
A: Did management accept the employees’ request?
経営陣は従業員の要求を受け入れたの?
B: Not at first, but they eventually gave in.
最初は受け入れなかったけど、最終的には折れたよ。
A: So they surrendered completely?
じゃあ、完全に屈服したの?
B: Not exactly. They yielded on just one point.
そこまでじゃないよ。一点だけ譲歩したんだ。
「服従する」「抵抗する」との違い
「屈服する」は、抵抗していた人が力や圧力に負ける変化の瞬間を強調します。一方、「服従する」は、命令や権力に従っている状態や関係を表しやすい言葉です。詳しくは「服従する」の英語表現をご覧ください。
屈服せずに対抗し続けるなら「抵抗する」です。resist・push backなどの違いもあわせて確認すると、反対方向の表現まで整理できます。
まとめ
- 抵抗を完全にやめて降伏する:surrender
- 圧力・要求に折れる:give in
- 交渉などで相手に譲る:yield
- 粘った末にとうとう折れる:cave in
迷ったときは、日常会話で使いやすい give in が第一候補です。難しければ I finally said yes. のように、何をしたかを簡単に説明してみましょう。










