
「申請する」は英語で apply と覚えている方が多いでしょう。ただし、ビザや仕事を申請するなら apply for、申請書を提出する動作なら submit an application、休暇を申請するなら request が自然です。
保険金や経費の申請には claim、法的・公的な届け出には file も使われます。この記事では、何を申請するかに合わせて初心者向けに整理します。
Contents
「申請する」の英語表現・早見表
| 表現 | 主なニュアンス | よく使う場面 |
|---|---|---|
| apply for | 審査や許可を求めて申請する | ビザ、仕事、補助金、許可 |
| submit an application | 申請書を提出する | オンライン・書面での正式申請 |
| file | 正式な書類を届け出る | 税務、法律、行政手続き |
| request | 必要なものを正式に求める | 休暇、承認、変更 |
| claim | 受け取る権利のあるものを請求する | 保険金、給付、経費 |
| ask for | 簡単な言葉で求める | 許可、休み、助け |

apply for:ビザ・仕事・許可などを申請する
apply for は、審査や承認を受けるために何かを申し込む、最も基本的な「申請する」です。ビザ、仕事、奨学金、補助金、許可などに幅広く使えます。
I applied for a visa.
ビザを申請しました。
She applied for the job online.
彼女はオンラインでその仕事に応募しました。
We’re applying for a government grant.
私たちは政府の助成金を申請しています。
apply for + 申請するもの が基本です。申請先を表す場合は apply to + 組織 を使います。
I applied to three companies.
3社に応募しました。
submit an application:申請書を提出する
submit an application は、「申請する」という目的よりも、記入した申請書を正式に提出する動作に焦点があります。
Please submit your application by Friday.
金曜日までに申請書を提出してください。
I submitted my application online.
オンラインで申請書を提出しました。
Your application has been received.
申請を受け付けました。
application は「申請」「申請書」の両方を表します。書類を渡す表現との違いは、「提出する」は英語で?submit・hand in・turn inの違いでも詳しく解説しています。
file:税務・法務・行政の書類を申請する
file は、役所・税務機関・裁判所などへ正式な書類を提出し、記録として受理してもらう表現です。日常的な申し込みより、制度上の手続きに向いています。
We filed a permit application.
私たちは許可申請を提出しました。
He filed his tax return online.
彼はオンラインで確定申告をしました。
She filed a complaint with the company.
彼女はその会社に正式な苦情を申し立てました。
file an application と言うこともありますが、一般的な申請なら apply for のほうが使いやすいでしょう。
request:休暇・承認・変更を申請する
request は、相手に何かを正式に求める表現です。会社での休暇、勤務変更、承認などの申請によく使います。
I requested two days off.
2日間の休暇を申請しました。
She submitted a leave request.
彼女は休暇申請を提出しました。
We requested approval from the manager.
私たちはマネージャーに承認を申請しました。
より会話らしく「来週休んでもいいですか?」と言うなら、Can I take next Monday off? でも十分です。
claim:保険金・給付・経費を申請する
claim は、自分に受け取る権利があるお金や給付を請求する表現です。保険金、給付金、経費などに使われます。
I claimed the medical expenses on my insurance.
医療費を保険で請求しました。
You can claim reimbursement for travel expenses.
交通費の払い戻しを申請できます。
She filed an insurance claim.
彼女は保険金を申請しました。
会社によっては、経費申請を submit an expense report や submit an expense claim と表現します。
ask for:難しい単語なしで「申請する」
apply や request がすぐに出てこなくても、ask for を使えば「~を求める」という基本的な意味を伝えられます。
I’d like to ask for a day off.
1日休みを申請したいです。
Can I ask for a refund?
返金を申請できますか?
I need to ask for permission.
許可を申請する必要があります。
難しい単語を使わない簡単な英語
| 簡単な英語 | 日本語の意味 |
|---|---|
| I want to apply. | 申請したいです。 |
| How can I apply? | どうやって申請できますか? |
| What do I need? | 何が必要ですか? |
| Where do I send this? | これはどこへ送ればいいですか? |
| Can I do it online? | オンラインで申請できますか? |
| Can I have next Friday off? | 次の金曜日に休めますか? |
よくある間違い
1.apply の後ろに申請対象を直接置かない
仕事・ビザ・許可などを申請するときは、通常 for が必要です。
× I applied a visa.
○ I applied for a visa.
ビザを申請しました。
2.申請先には apply to を使う
apply for は申請するもの、apply to は申請先です。
I applied to the university for a scholarship.
私はその大学に奨学金を申請しました。
3.application と applianceを混同しない
application は「申請・申請書・応募」、appliance は冷蔵庫や洗濯機などの「家電」です。
4.request は丁寧な依頼にもなる
request は「申請する」だけの専用語ではありません。「正式に求める」が中心なので、目的語によって休暇申請にも資料請求にもなります。
5.claim は一般的な申し込みには使わない
claim は、保険金や給付など「受け取る権利があるもの」の請求に向いています。ビザや仕事の申請には apply for を使います。
会話例1:会社で休暇を申請する
A: I’d like to request two days off next month.
来月、2日間の休暇を申請したいです。
B: Sure. Please submit a leave request online.
わかりました。オンラインで休暇申請を提出してください。
A: Do I need my manager’s approval first?
先に上司の承認が必要ですか?
B: Yes. The system will send it to your manager.
はい。システムから上司へ送信されます。
会話例2:ビザを申請する
A: How can I apply for a visa?
ビザはどうやって申請できますか?
B: First, complete this form online.
まず、このフォームをオンラインで記入してください。
A: What documents do I need?
どんな書類が必要ですか?
B: You’ll need your passport and a recent photo.
パスポートと最近撮影した写真が必要です。
まとめ:「何を・どのように申請するか」で使い分けよう
- apply for:ビザ・仕事・補助金・許可などを申請する
- submit an application:申請書を提出する
- file:税務・法務・行政の正式書類を届け出る
- request:休暇・承認・変更などを正式に求める
- claim:保険金・給付・経費などを請求する
- ask for:簡単な英語で許可や休みを求める
迷ったときは、審査を受ける申請なら apply for、申請書を出す動作なら submit an application と考えると整理しやすくなります。申請を取り下げる場面は、「撤回する」は英語で?withdraw・take back・retractの違いも参考にしてください。










