
「まさにその通り」「まさに今」「まさに奇跡だ」。日本語では同じ「まさに」ですが、英語では何を強調するかによって表現が変わります。
完全に一致するなら exactly、心から「本当に」と強調するなら truly、事実を認めるなら indeed、時間や位置なら just、正確さを際立たせるなら precisely が自然です。
Contents
「まさに」は英語で?まず結論
| 表現 | 中心のニュアンス | 代表例 |
|---|---|---|
| exactly | 内容が完全に一致 | That’s exactly right. |
| truly | 心から・本当に | It was truly amazing. |
| indeed | 確かに・実に | It is indeed possible. |
| just | まさにその時・その場所 | That’s just what I need. |
| precisely | 寸分違わず正確に | That’s precisely the point. |

exactly:「まさにその通り」「まさしく」
exactly は、相手の発言・答え・説明などが完全に一致するときの基本表現です。
- That’s exactly right.
まさにその通りです。 - That’s exactly what I meant.
まさにそれが私の言いたかったことです。 - You look exactly like your mother.
あなたはまさにお母さんそっくりですね。
会話で相手に強く同意するときは、Exactly! だけでも「まさに!」「その通り!」と返せます。
truly:「まさに・本当に」と心から強調
truly は、感動・評価・感謝などを心から強めます。単なる事実の一致より、話し手の実感が含まれます。
- It was truly an unforgettable experience.
まさに忘れられない経験でした。 - She is truly talented.
彼女はまさに才能のある人です。 - This is truly a miracle.
これはまさに奇跡です。
indeed:「確かに・実に」と事実を認める
indeed は、前に出た内容を「確かにそうだ」と確認したり、形容詞を「実に」と強めたりします。やや改まった響きがあります。
- It was indeed a difficult decision.
それはまさに難しい決断でした。 - She is indeed the right person for the job.
彼女はまさにその仕事に適任です。 - “Is it true?” “Indeed it is.”
「本当ですか?」「まさにその通りです」
日常会話では exactly や really のほうが自然な場合も多く、indeed は文章・発表・少し格調を出したい場面で活躍します。
just:「まさに今・その時・欲しかったもの」
just は「ちょうど」「まさに」と、時間・場所・内容がぴったり合うことを表します。
- I was just about to call you.
まさに今、あなたに電話しようとしていました。 - That’s just what I needed.
それはまさに私が必要としていたものです。 - She arrived just as the meeting started.
彼女はまさに会議が始まったときに到着しました。
precisely:「正確に言えば、まさにそこ」
precisely は exactly に似ていますが、正確さ・精密さをさらに意識させる、やや硬めの表現です。
- That is precisely the problem.
それこそがまさに問題です。 - That’s precisely what I’m saying.
私が言っているのはまさにそれです。 - The event starts at precisely seven.
イベントはきっかり7時に始まります。
場面別:「まさに」を自然な英語にすると?
まさにその通り
Exactly. / That’s exactly right.
これはまさに奇跡だ
This is truly a miracle.
彼女こそまさに適任だ
She is exactly the right person.
まさに今、出ようとしていた
I was just about to leave.
それこそがまさに問題だ
That’s precisely the problem.
まさにその瞬間
At that very moment.
初心者向け:難しい表現が出ないときの簡単な言い換え
truly・indeed・precisely が出てこなくても、基本単語で十分伝わります。
- まさにその通り → Yes, that’s right.
- まさに奇跡だ → It’s a real miracle.
- まさに今やっています → I’m doing it now.
- まさにこれが欲しかった → This is what I wanted.
- 彼女はまさに適任です → She is the right person.
「まさに」を必ず一語で足そうとせず、right / real / now のような知っている単語で核心を伝えれば、会話は止まりません。
よくある間違い
× Very exactly.
exactly 自体に「完全に」という強さがあるため、通常 very は付けません。強く同意するなら Exactly! だけで十分です。
× I am just doing it now.(「まさに今取りかかる」のつもり)
これは「今それをしているところ」に聞こえます。「今まさに始める」なら I’m just about to do it. とします。
indeedを日常会話で多用する
誤りではありませんが、硬く芝居がかった印象になることがあります。普段の同意なら Exactly. や That’s right. が自然です。
3秒で選ぶ「まさに」英訳チャート
- 答え・意見が完全に一致 → exactly
- 感動や評価を心から強調 → truly
- 事実を確かに認める → indeed
- 時間・内容がちょうど一致 → just
- 論点・位置・時刻を正確に特定 → precisely
ミニ会話で確認
A: So the real problem is communication, right?
つまり、本当の問題はコミュニケーションなんですよね?
B: Exactly. That’s precisely the point.
まさに。その点こそが重要なんです。
A: Were you waiting long?
長く待った?
B: No. I just got here.
ううん。まさに今着いたところ。
よくある質問
「まさにその通りです」を丁寧に言うには?
That’s exactly right. が自然です。仕事では That’s exactly my understanding as well.(私の理解もまさに同じです)も使えます。
「まさに〜しようとしている」は?
be just about to + 動詞 を使います。I’m just about to start. なら「まさに今、始めようとしています」です。
exactlyとpreciselyの違いは?
exactly は会話で幅広く使える「ぴったり・その通り」。precisely は正確な論点、時刻、位置などを強く意識させる、やや硬い表現です。
まとめ:「何がぴったりなのか」を見れば決まる
「まさに」の英語は一語ではありません。意見の一致なら exactly、心からの強調なら truly、事実確認なら indeed、その瞬間なら just、正確な特定なら precisely です。
難しい単語が出なければ、That’s right. や This is what I wanted. のような簡単な文で十分です。
「まるで」の英語表現や、「なんとか」の英語表現もあわせてどうぞ。
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