「内定を辞退する」は英語で?decline・turn down・rejectの違いと簡単な言い換え

「内定を辞退する」は英語で?を解説するアイキャッチ

「内定を辞退する」は英語で、最も無難なのは decline a job offer です。

I decided to decline the job offer.
その内定を辞退することにしました。

会話では turn down a job offer もよく使います。一方、reject は意味としては通じても強く響きやすいため、応募先へ送る丁寧なメールでは通常 decline を選びます。

この記事では自然な英語表現だけでなく、その言葉が出てこないときに、すでに知っている簡単な英語でどう伝えるかも考えます。難しいビジネス英語を忘れても、英語を止める必要はありません。

「内定を辞退する」の基本は decline a job offer

decline は、招待・提案・申し出などを丁寧に断る動詞です。企業から受けた job offer を断るため、decline a job offer で「内定を辞退する」になります。

  • I declined the job offer.
    内定を辞退しました。
  • I’ve decided to decline the offer.
    その内定を辞退することにしました。
  • She politely declined the job offer.
    彼女は丁寧に内定を辞退しました。
  • I’m going to decline their offer.
    その会社の内定を辞退するつもりです。

すでに何の話か分かっていれば、job を省いて decline the offer と言えます。

発音のポイント

decline は「ディクライン」に近く、後半の cline を強く発音します。最初の de- は軽く、de-CLINE のリズムです。

offer はアメリカ英語なら「アーファー」、イギリス英語なら「オファ」に近い音です。日本語の「オファー」より、最初の母音と最後の弱い音を意識すると自然になります。

なぜ job offer が「内定」になる?

日本語の「内定」は、会社が採用する意思を伝えた状態を表す日本独特の人事用語です。英語では通常、会社が仕事を正式に申し出るものとして job offer と表します。

  • get a job offer:内定をもらう
  • accept a job offer:内定を承諾する
  • decline a job offer:内定を辞退する

offer は「相手に差し出す・申し出る」という言葉です。その申し出を受けるなら accept、丁寧に断るなら decline という組み合わせになります。

内定を受け取る側の表現は、「内定をもらう」は英語で?get a job offer・receive・acceptの違いで詳しく解説しています。

しゅみすけ(大山俊輔)

「内定」という日本語一語をそのまま英訳しようとすると難しく感じます。英語では会社が仕事を offer し、応募者がそれを accept するか decline すると考えると、流れが見えやすくなります。

decline・turn down・rejectの違い

decline a job offerをThank you, but I decided to take another job.で言い換えるしゅみすけ式図解

decline:丁寧に辞退する

decline は礼儀正しく、ビジネスメールにも向く表現です。企業へ直接伝えるなら、まずこれを選べば安心です。

Thank you very much for the offer, but I must respectfully decline.
内定をいただき誠にありがとうございます。しかし、謹んで辞退させていただきます。

turn down:会話で自然に断る

turn down は「提案・依頼などを受け入れずに断る」という句動詞です。decline より会話的ですが、失礼な表現ではありません。

  • I turned down the job offer.
    その内定を断りました。
  • Why did you turn down the offer?
    どうしてその内定を断ったの?

語順は turn down the offerturn the offer down の両方が可能です。代名詞なら turn it down と間に置きます。

reject:強く拒否する・選考で不採用にする

reject は「拒絶する」という強い響きを持ちます。また、採用では会社側が応募者を不採用にする意味でも使われます。

The company rejected my application.
会社は私の応募を不採用にしました。

応募者が内定を断った事実を第三者へ説明するなら使われることもありますが、内定辞退メールで I reject your offer. と書くと冷たく尊大に響きます。丁寧な場面では decline が適切です。

「他社に決めたので内定を辞退する」の英語

  • I’ve decided to accept another offer.
    別の会社の内定を受けることにしました。
  • I’ve decided to pursue another opportunity.
    別の機会を選ぶことにしました。
  • I’ve accepted a position with another company.
    別の会社の仕事を受けることにしました。
  • I decided to take another job.
    別の仕事に決めました。

pursue another opportunity は丁寧ですが、少しビジネス寄りです。普段の会話なら I decided to take another job. で十分自然に伝わります。

理由はどこまで説明すればいい?

英語でも、内定辞退の詳しい理由を必ず説明する必要はありません。感謝を伝え、決定を明確にし、相手への敬意を示せば十分です。

  • After careful consideration, I’ve decided to decline the offer.
    慎重に検討した結果、内定を辞退することにしました。
  • The position isn’t the right fit for me at this time.
    現時点では、そのポジションは自分に合わないと判断しました。
  • I’ve decided to remain in my current position.
    現在の仕事を続けることにしました。

給与、勤務地、家庭事情などを細かく説明したくなければ、after careful considerationanother opportunity を使って簡潔にまとめられます。

内定辞退メールで使える英語例文

短く丁寧に辞退する

Dear Ms. Brown,

Thank you very much for offering me the position. After careful consideration, I’ve decided to decline the offer. I truly appreciate your time and the opportunity to learn more about your company.

Best regards,
Yuki Tanaka

ブラウン様

このたびは内定をいただき、誠にありがとうございます。慎重に検討した結果、内定を辞退することにいたしました。お時間をいただき、貴社について知る機会をいただけたことを心より感謝いたします。

別の仕事を選んだことを伝える

Thank you for the generous offer. I’ve decided to accept another position that more closely matches my current career goals. I sincerely appreciate your consideration.

このたびはありがたい内定をいただき、ありがとうございます。現在のキャリア目標により近い別のポジションを受けることにしました。ご検討いただいたことに心より感謝いたします。

電話・会話で内定辞退を伝える表現

  • Thank you for the offer, but I’ve decided not to accept it.
    内定をありがとうございます。ただ、今回は受けないことにしました。
  • I really appreciate the offer, but I’ve decided to take another job.
    内定には本当に感謝していますが、別の仕事を選ぶことにしました。
  • It was a difficult decision, but I’m going to decline the offer.
    難しい決断でしたが、内定を辞退します。

結論だけを突然伝えるより、先に Thank youI appreciate the offer. を置くと、柔らかく丁寧になります。

英語日記・独り言で使える例文

  • I got two job offers.
    2社から内定をもらった。
  • I have to decide which offer to accept.
    どちらの内定を受けるか決めなければならない。
  • I declined one of the offers today.
    今日、内定の一つを辞退した。
  • It wasn’t an easy decision.
    簡単な決断ではなかった。
  • I decided to take the job in Tokyo.
    東京の仕事を選ぶことにした。
  • I sent a polite email to the recruiter.
    採用担当者に丁寧なメールを送った。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

declineturn down も出てこないときは、「辞退する」に対応する別の難しい単語を探す必要はありません。実際に伝えたい内容へ分けます。

まず何を伝える?
内定への感謝。
Thank you for the job offer.

次に何を決めた?
別の仕事に決めた。
I decided to take another job.

この2文だけで、内定を受けないことは十分に伝わります。

Thank you for the job offer, but I decided to take another job.
内定をありがとうございます。ただ、別の仕事に決めました。

別の仕事を選んだわけではない場合も、基本語だけで言えます。

Thank you, but I decided not to take the job.
ありがとうございます。ただ、その仕事は受けないことにしました。

not take the job は洗練された人事用語ではありませんが、意味は明確です。大切なのは、難しい動詞を思い出せず黙ってしまうことではなく、知っている言葉で決定を伝えることです。

しゅみすけ(大山俊輔)

decline が出てこなくても、Thank you. と I decided not to take the job. が言えれば十分です。「辞退する」を英単語一語に変えず、「感謝する」「その仕事を受けないと決めた」に分けてみましょう。

まとめ:「内定を辞退する」は decline a job offer

  • 丁寧な「内定を辞退する」は decline a job offer
  • 会話的な「内定を断る」は turn down a job offer
  • reject は強く、辞退メールでは避けるのが無難
  • 先に Thank you for the offer. と感謝を伝える
  • 表現を忘れたら I decided not to take the job. でも伝わる

自然な表現を知っていれば decline を使えばよいでしょう。しかし、忘れたときは「内定を辞退する」を「その仕事を受けないと決めた」と出来事へ戻せば、基本語だけでも英語を止めずに伝えられます。

関連する仕事・キャリアの英語

関連まとめ:転職・退職・雇用終了の英語まとめ

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

ご相談専門お電話番号

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

恋と仕事に効く英語:News Letterの一覧