
海外旅行先の市場やナイトマーケットは、地元の食材や雑貨、手工芸品に出会える楽しい場所です。ただ、値札がない、量り売りの単位が分からない、値段交渉をしてよいのか迷うなど、一般的なお店とは違う戸惑いもあります。
この記事では、海外の市場・マーケットで旅行者が使う英語を、商品を見るところから支払いまで順番に紹介します。まずはHow much is this?(これはいくらですか?)、Could I have …?(〜をいただけますか?)、Do you take cards?(カードは使えますか?)の3つを押さえれば、多くの場面に対応できます。
最初に覚えたい市場英語5選
- How much is this?(これはいくらですか?)
- Is that price per kilo?(その値段は1キロ当たりですか?)
- Could I have two of these?(これを2ついただけますか?)
- Is the price negotiable?(値段は交渉できますか?)
- Do you take cards?(カードは使えますか?)
Contents
「市場・マーケット」は英語で何と言う?
一般的な市場はmarket、屋外市場はopen-air market、農産物を生産者が販売する市場はfarmers’ market、夜市はnight marketと言います。中古品や骨董品が並ぶ蚤の市はflea marketです。個々の売り場や露店はstallと呼ばれます。
- Is the market open today?
今日は市場が開いていますか? - What time does the night market start?
ナイトマーケットは何時に始まりますか? - Which stall sells local crafts?
地元の工芸品を売っている露店はどれですか?
食べ物を販売する屋台の種類や注文表現は、「屋台」は英語で?food stall・stand・food truckの違いも参考にしてください。
商品を見せてもらう・手に取る英語
市場では商品に触れてよいとは限りません。壊れやすい工芸品や食品は、先にひと言尋ねると安心です。
- May I take a look at this?
これを見せてもらえますか? - Can I pick this up?
これを手に取ってもいいですか? - May I try this on?
試着してもいいですか? - Can I taste this?
試食してもいいですか? - Do you have this in another color?
これは別の色もありますか?
Can I touch this?でも通じますが、商品を持ち上げたいならCan I pick this up?のほうが状況を正確に表せます。
値段・単位を確認する英語
- How much is this?
これはいくらですか? - How much are these?
これらはいくらですか? - Is this the final price?
これが最終価格ですか? - Is that price per piece?
その値段は1個当たりですか? - Is that price per kilo?
その値段は1キロ当たりですか? - Is tax included?
税金は含まれていますか?
eachは「1個につき」、per pieceは「1点当たり」、per kiloは「1キロ当たり」です。数字だけを聞き取れなかったときは、電卓やスマホを見せてCould you type the price here?(ここに値段を入力してもらえますか?)と頼めます。

量り売り・個数を注文する英語
- Could I have half a kilo, please?
500グラムいただけますか? - I’d like two of these, please.
これを2つください。 - Could I have a smaller amount?
もう少し少ない量にできますか? - About this much, please.
このくらいお願いします。 - Is this sold by weight or by piece?
これは重さ単位ですか、個数単位ですか? - That’s enough, thank you.
それで十分です。ありがとう。
アメリカなどでpoundが使われる場合、half a poundは約227グラム、one poundは約454グラムです。正確な量にこだわらないなら、商品を指しながらAbout this much, please.で十分伝わります。スーパーの量り売りやセルフレジについては海外スーパーで使う英語に詳しくまとめています。
値段交渉を丁寧に始める英語
値段交渉は、どの国・市場でも当然にできるわけではありません。値札が固定されている店、食品店、作家本人が適正価格で販売するクラフトマーケットなどでは、交渉しないほうがよい場合もあります。まず店の雰囲気やFixed price(定価)の表示を確認し、交渉が一般的な場所でだけ丁寧に尋ねましょう。
- Is the price negotiable?
値段は交渉できますか? - Could you do 20 dollars?
20ドルにしていただけますか? - Is that your best price?
それが一番安い価格ですか? - Could you give me a discount if I buy two?
2つ買ったら割引してもらえますか? - How much for all three?
3つ全部ならいくらですか?
Discount, please.だけだと要求が強く聞こえることがあります。Could you …?やWould you …?を使い、断られたら笑顔でNo problem. Thank you.と返すのが自然です。
しゅみすけ(大山俊輔)
素材・産地・商品の状態を確認する英語
- Is this made locally?
これは地元で作られていますか? - What is this made of?
これは何でできていますか? - Is this handmade?
これは手作りですか? - Is this genuine leather?
これは本革ですか? - Does this have any damage?
これはどこか傷んでいますか? - Do you have a new one?
新品はありますか?
「本物ですか?」と確認したいとき、何についての本物かを具体的にするのがコツです。素材ならIs this genuine silver?、ブランド品なら正規販売店や証明書の有無も確認しましょう。
支払い・お釣り・包装の英語
- Do you take cards?
カードは使えますか? - Can I pay contactless?
タッチ決済できますか? - Do you accept US dollars?
米ドルは使えますか? - Could you break this bill?
このお札を崩してもらえますか? - Could I have a receipt?
レシートをいただけますか? - Could you wrap this carefully?
これを丁寧に包んでもらえますか? - Could I have a bag?
袋をいただけますか?
市場では現金のみの露店もあります。高額紙幣を断られることもあるため、小額紙幣を用意しておくと安心です。現地通貨か外貨か分からないときは、支払う前にIs that in local currency?(それは現地通貨での金額ですか?)と確認しましょう。
店員からよく返ってくる英語
| 店員の英語 | 意味 | 返し方 |
|---|---|---|
| It’s 10 dollars each. | 1個10ドルです | I’ll take two. |
| It’s sold by weight. | 量り売りです | Half a kilo, please. |
| The price is fixed. | 定価です | Okay, thank you. |
| Cash only. | 現金のみです | Okay. Do you have change? |
| I can do 25. | 25ならできます | That works for me. |
市場での会話例
Traveler: Excuse me. How much is this bag?
Vendor: It’s 35 dollars.
Traveler: Is it handmade?
Vendor: Yes, it was made locally.
Traveler: I see. Is the price negotiable?
Vendor: I can do 30.
Traveler: That works for me. Do you take cards?
Vendor: Sorry, cash only.
Traveler: No problem. Could you wrap it carefully, please?
Vendor: Of course.
英語が出てこないときの「これだけ英語」
How much?
いくらですか?
Two, please.
2つください。
Smaller amount, please.
もっと少ない量でお願いします。
Cash only?
現金だけですか?
Please write it down.
書いてください。
単語だけでも、商品・個数・お金を指しながら言えば状況は伝わります。聞き取れなければCould you say that again slowly?(もう一度ゆっくり言ってもらえますか?)を使いましょう。
まとめ
海外の市場では、まずHow much is this?で価格を確認し、per pieceかper kiloかを確かめ、必要な量をCould I have …?で注文します。値段交渉は、その市場で一般的な場合に限りIs the price negotiable?から丁寧に始めましょう。最後に現金・カードと通貨を確認すれば、会計の行き違いも減らせます。
服や土産店を含む基本表現は買い物で使える英語フレーズ、旅行中のほかの場面は海外旅行英語の総まとめもあわせてご覧ください。










