「説得する」は英語で?persuade・convince・talk intoの違い

「説得する」は英語で?persuade・convince・talk intoの使い分け

「上司を説得する」「友達を説得して一緒に行く」「説明して相手に納得してもらう」。日本語ではどれも「説得する」ですが、英語では相手に行動してもらうのか、考えを納得してもらうのかで表現が変わります。

まず結論から言うと、行動するよう説得するなら persuade、何かが正しいと納得させるなら convince、会話でその気にさせるなら talk someone into が中心です。難しい単語が出なければ、I explained why …I got her to agree. のような簡単な英語でも伝えられます。

「説得する」の英語を早見表で確認

英語 中心となる意味 基本の形
persuade 行動するよう説得する persuade 人 to do
convince 正しい・本当だと納得させる convince 人 that …
talk into 話してその気にさせる talk 人 into doing
get someone to 人に〜してもらう get 人 to do

persuade:行動するよう説得する

persuade は、理由を話して相手に何かをする決心をさせる表現です。基本形は persuade + 人 + to + 動詞 です。

  • I persuaded her to apply for the job.
    私は彼女を説得して、その仕事に応募してもらいました。
  • We persuaded our manager to change the plan.
    私たちは上司を説得して、計画を変更してもらいました。
  • He tried to persuade me to stay.
    彼は私に残るよう説得しようとしました。

persuade 人 into doing も使えますが、まずは persuade 人 to do を覚えるとよいでしょう。

convince:正しい・本当だと納得させる

convince は、相手の考えや信念を変え、「それは本当だ」「その考えは正しい」と納得させるときに使います。基本形は convince + 人 + that節 です。

  • She convinced me that the idea would work.
    彼女は、その案がうまくいくと私を納得させました。
  • The data convinced them that a change was necessary.
    そのデータによって、彼らは変更が必要だと納得しました。
  • I’m not convinced.
    私はまだ納得していません。

実際の英語では convince 人 to do も広く使われます。ただし、違いを意識するなら、persuade は行動、convince は考え・納得と整理すると分かりやすいです。

talk someone into:会話でその気にさせる

talk someone into doing は、話を重ねて相手をその気にさせる口語表現です。友達や家族との日常会話で自然に使えます。

  • She talked me into joining the class.
    彼女に説得されて、そのクラスに参加しました。
  • They talked him into giving it another try.
    彼らは彼を説得して、もう一度挑戦する気にさせました。
  • Don’t let anyone talk you into buying it.
    誰かに言いくるめられて、それを買わないようにね。

into の後は動詞の原形ではなく -ing です。また、文脈によっては「うまく丸め込む」「言いくるめる」というニュアンスも出ます。

persuade・convince・talk into・get someone toの比較

初心者向け:「説得する」が出てこないときの簡単な英語

persuadeconvince がすぐ出なくても、知っている単語で状況を説明できます。

  • I explained why it was a good idea.
    なぜそれが良い考えなのか説明しました。
  • I asked her again, and she said yes.
    もう一度お願いしたら、彼女は了承してくれました。
  • I got him to agree.
    彼に納得してもらいました。
  • Finally, she agreed to come.
    最終的に、彼女は来ることに同意しました。

「説得した」を一語で訳そうとせず、何を説明し、相手がどうしたかを二つの短い文にすると、初心者でも自然に話せます。

説得しようとするときの会話例

A: I don’t think we have enough time to test the new system.
新しいシステムをテストする時間が足りないと思います。

B: I understand, but starting now will save us time next month.
分かります。ただ、今始めれば来月の時間を節約できます。

A: All right. You’ve convinced me.
分かりました。納得しました。

いきなり自分の正しさを押しつけず、I understand, but … と相手の懸念を受け止めてから理由を述べると、説得の英語が柔らかくなります。意見が対立したときは、「反論する」は英語で?disagree・push back・refuteの違いも参考になります。

よくある間違い

  • × persuade to him
    persuade him
    persuade の直後に人を置きます。
  • × persuade him that it is true を唯一の基本形だと思う
    ○ 考えを納得させるなら convince him that it is true が自然です。
  • × talked me into buy it
    talked me into buying it
    into の後は動名詞です。
  • × I convinced.
    I was convinced. / He convinced me.
    「私は納得した」は受け身にします。

「説得する」「交渉する」「強制する」の違い

説得するは理由を示して相手の考えや行動を変えてもらうこと、交渉するは双方が条件を話し合うことです。交渉については「交渉する」の英語とビジネスフレーズで詳しく解説しています。

一方、force は「強制する」で、相手の自由な選択を奪う強い言葉です。persuadeconvince は、理由や説明によって相手自身が納得する点が異なります。

まとめ

  • 行動するよう説得する:persuade 人 to do
  • 正しい・本当だと納得させる:convince 人 that …
  • 会話でその気にさせる:talk 人 into doing
  • 初心者向けに「〜してもらう」:get 人 to do

迷ったら、まず「行動してもらった」のか「考えを納得してもらった」のかを確認しましょう。難しい単語が出ないときは、I explained why … と結果を表す一文を組み合わせれば十分伝わります。

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この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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