「嫌悪する」は英語で?loathe・detest・be disgusted byの違い

「嫌悪する」は英語で?loathe・detest・be disgusted byの使い分け

不誠実な態度を強く嫌う、差別的な発言に嫌悪感を抱く、腐った臭いを気持ち悪いと感じる。日本語では、こうした強い「嫌い」を「嫌悪する」と表現します。

英語では、対象や嫌悪の理由によって loathedetestbe disgusted by などを使い分けます。ただし、どれも日常会話ではかなり強い言葉です。初心者なら I really don’t like…I can’t stand… でも自然に気持ちを伝えられます。

「嫌悪する」は英語で?まず結論

  • loathe:人・行動・物事を心の底から強く嫌う
  • detest:人や行動を非常に嫌う。やや硬め
  • be disgusted by / with:不快・不潔・不道徳だと感じて嫌悪する
  • can’t stand:我慢できないほど嫌い。会話で使いやすい
  • really don’t like:本当に好きではない。初心者向けで柔らかい

単なる「好きではない」なら don’t like、強く嫌うなら loathe / detest、吐き気や道徳的な不快感を伴うなら be disgusted by が目安です。

loathe:心の底から強く嫌う

loathe は「ひどく嫌う」「大嫌いである」という強い動詞です。人だけでなく、うそをつくこと、待たされること、注目を浴びることなどにも使えます。

I loathe people who lie to get ahead.
出世のためにうそをつく人を嫌悪しています。

She loathes being the center of attention.
彼女は注目の的になることをひどく嫌っています。

He loathed the way they treated the staff.
彼は彼らのスタッフへの接し方を嫌悪しました。

I absolutely loathe doing paperwork.
私は事務作業が本当に大嫌いです。

loathe の後ろに動作を置く時は、loathe doing が一般的です。なお、形容詞の loath は「気が進まない」という別の語なので、つづりにも注意しましょう。

detest:非常に嫌う・毛嫌いする

detest も「ひどく嫌う」という意味です。loathe と近いものの、やや硬く、感情をはっきり述べる響きがあります。

I detest dishonesty.
私は不誠実さを嫌悪しています。

She detests being told what to do.
彼女は人から指図されることをひどく嫌います。

They detest each other.
彼らはお互いをひどく嫌っています。

He detests cruelty to animals.
彼は動物への残酷な行為を嫌悪しています。

日常会話で突然 I detest him. と言うと、かなり強く響きます。軽い苦手意識なら I don’t really get along with him.(彼とはあまり合いません)のほうが穏やかです。

be disgusted by / with:気持ち悪い・不快だと感じる

disgust は「嫌悪感を抱かせる」という動詞です。「自分が嫌悪する」と言う時は、受け身の be disgusted by… または be disgusted with… がよく使われます。

I was disgusted by his racist comment.
私は彼の差別的な発言に嫌悪感を抱きました。

She was disgusted with his behavior.
彼女は彼の振る舞いにひどく不快感を覚えました。

We were disgusted by the smell.
私たちはその臭いに気分が悪くなりました。

I’m disgusted with myself for saying that.
あんなことを言った自分自身に嫌悪感を抱いています。

by は嫌悪感を引き起こした原因を示しやすく、with は人・行動・状況への強い不満にもよく使われます。実際の会話では重なることもあります。

can’t stand:我慢できないほど嫌い

can’t stand… は、直訳すると「耐えられない」。強い「嫌い」を表しますが、loathedetest より会話で使いやすい表現です。

I can’t stand people who are rude to servers.
店員に失礼な人は本当に嫌です。

She can’t stand the smell of smoke.
彼女はたばこの臭いが大嫌いです。

I can’t stand waiting in long lines.
長い列で待つのは耐えられません。

後ろに動作を置く時は can’t stand doing とします。

難しい単語が出てこない時の簡単な言い方

「嫌悪する」にぴったりの単語が思い出せなくても、知っている単語で十分に表現できます。

I really don’t like the way he talks to people.
彼の人への話し方が本当に好きではありません。

That makes me feel sick.
それは気分が悪くなります。

I don’t want to be around people like that.
そういう人たちのそばにはいたくありません。

I think what he did was terrible.
彼がしたことはひどいと思います。

It makes me very uncomfortable.
それは私をとても不快な気持ちにさせます。

強い単語を無理に使わず、「何が嫌なのか」「どう感じるのか」を短い英文に分けると、誤解が少なくなります。

loathe・detest・be disgusted by・初心者向け表現の比較

「嫌悪する」と「軽蔑する」の違い

嫌悪は「強く嫌う・不快に感じる」感情です。一方、軽蔑は相手を価値の低い存在だと見下す態度です。

  • 彼の残酷な行動を嫌悪する:I loathe his cruel behavior.
  • 彼を軽蔑している:I look down on him.

despise は「ひどく嫌う」と「軽蔑する」の両方に近い強い語です。違いは、「軽蔑する」は英語で?despise・look down on・have contempt forの違いで詳しく解説しています。

「嫌悪する」と「敬遠する」の違い

嫌悪は内側にある強い感情、敬遠は人や物事から距離を取る行動が中心です。嫌悪していても必ず避けるとは限らず、嫌悪していなくても面倒を避けるために敬遠することがあります。

  • 彼の考え方を嫌悪している:I detest his way of thinking.
  • 彼とは距離を置いている:I keep my distance from him.

距離の取り方を表す keep one’s distancesteer clear of は、「敬遠する」は英語で?keep one’s distance・steer clear of・stay away fromの違いも参考にしてください。

よくある間違い

× I am loathe him.

loathe は動詞なので be動詞を入れません。正しくは I loathe him. です。

× I am disgusted him.

嫌悪の対象を続けるなら前置詞が必要です。I am disgusted by him. または I am disgusted with him. とします。

× I can’t stand to waiting.

can’t stand の後ろは名詞または動名詞です。正しくは I can’t stand waiting. です。

△ I hate it.

文法的には正しいものの、何を嫌っているのかが文脈にないと曖昧です。I hate the way he treats people. のように対象を具体的にすると伝わりやすくなります。

短い会話で使ってみよう

A: What did you think of his comment?
彼の発言をどう思った?

B: Honestly, I was disgusted by it.
正直、嫌悪感を抱いたわ。

A: Me too. I really don’t like the way he talks about people.
私も。彼の人についての話し方が本当に嫌。

まとめ

「嫌悪する」は、人や行動を心の底から嫌うなら loathe、強い嫌悪を明確に述べるなら detest、不潔さや不道徳さに不快感を覚えるなら be disgusted by / with が自然です。

ただし、これらはどれも強い表現です。初心者は I really don’t like…、会話では I can’t stand…、理由を説明するなら It makes me uncomfortable. から始めても十分伝わります。

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