「昇進する」は英語で?get promoted・be promotedの違いと簡単な言い換え

「昇進する」は英語で?と書かれ、昇進を祝福される会社員

「昇進する」は英語で、いちばん会話に使いやすいのが get promoted です。

I got promoted.
昇進しました。

役職まで言うなら、I got promoted to manager.(マネージャーに昇進しました)のように to + 新しい役職 を続けます。社内発表や少し改まった文では be promoted もよく使われます。

この記事では自然な「昇進する」の言い方を紹介します。ただ、英会話では promoted が出てこないこともあります。そんなときは、I’m a manager now.(今はマネージャーです)のように、昇進した「結果」を知っている英語で言えば大丈夫です。

「昇進する」は get promoted が自然

get promoted は、日常会話で「昇進する」「昇格する」と言いたいときの定番です。

  • I got promoted.
    昇進しました。
  • She got promoted last month.
    彼女は先月、昇進しました。
  • I hope I get promoted this year.
    今年、昇進できたらいいなと思っています。
  • Did you hear? Ken got promoted.
    聞いた? ケンが昇進したよ。

すでに起きたことなら get を過去形の got にします。「昇進した」と報告する場面では、まず I got promoted. を覚えておけば困りません。

役職を言うなら get promoted to ~

何の役職になったかを加えるときは、to を使います。

  • I got promoted to manager.
    マネージャーに昇進しました。
  • She got promoted to team leader.
    彼女はチームリーダーに昇進しました。
  • He was promoted to director.
    彼はディレクターに昇進しました。

promoted as manager ではなく、基本は promoted to manager です。今までのポジションから新しいポジション「へ」動くイメージなので、到達点を示す to が合います。

get promoted と be promoted の違い

どちらも「昇進する」「昇進させられる」という意味になり、同じ出来事を表せます。違いは、話し手がどこに焦点を置くかです。

表現 感覚 使いやすい場面
get promoted 昇進という変化が起きた 会話、本人の報告、うれしいニュース
be promoted 会社によって昇進させられた状態 社内発表、経歴、少し改まった説明

I got promoted to manager. は、「マネージャーになったんだ」と変化を生き生き伝える会話的な言い方です。

I was promoted to manager in April. は、「4月にマネージャーへ昇進しました」と、事実や経歴を落ち着いて説明する響きがあります。

ただし、境界は厳密ではありません。会話で be promoted を使っても自然ですし、文章に get promoted が出ることもあります。初心者は、自分のニュースなら I got promoted.、正式な説明なら I was promoted to ~. と整理すると使いやすいでしょう。

しゅみすけ(大山俊輔)

get と be の違いを完璧に説明できなくても大丈夫です。まずは、自分の昇進を伝える I got promoted. を声に出して使えるようにしましょう。

promote は「上へ前へ進める」イメージ

promote は、本人が勝手に上がるというより、会社や組織が人を上の役職へ進める動詞です。

  • The company promoted her.
    会社は彼女を昇進させました。
  • My boss promoted me to team leader.
    上司は私をチームリーダーに昇進させました。

主語を本人に変えると、受け身の I was promoted. になります。さらに会話らしく変化を表すと I got promoted. です。

promote には「商品を宣伝する」「活動を促進する」という意味もあります。共通するのは、何かを前へ押し出す感覚です。人を組織の中で前へ進めれば「昇進させる」、商品を人前へ押し出せば「宣伝する」と考えると覚えやすくなります。

発音のポイント

promote は「プロモート」に近いですが、最初の「プロ」を強くしすぎず、後ろの mote をはっきり強く言います。promoted は語尾が -tid に近くなり、「プロモウティド」のようなリズムです。

I got promoted. は単語を一つずつ切らず、「アイ・ガット・プロモウティド」と got promoted をひとまとまりにすると通じやすくなります。

promotion を使う言い方

promotion は「昇進」という名詞です。

  • I got a promotion.
    昇進しました/昇進をもらいました。
  • I received a promotion.
    昇進の辞令を受けました。
  • Congratulations on your promotion!
    昇進おめでとうございます!
  • She is up for a promotion.
    彼女は昇進の候補になっています。
  • I’m hoping for a promotion.
    昇進を期待しています。

I got promoted.I got a promotion. は、どちらも日常会話で自然です。前者は promoted を使った動詞中心の形、後者は promotion という出来事を「もらった」と表す形です。

日本語の「昇進・昇格」と英語のズレ

日本の会社では「主任」「係長」「課長」「部長」のように役職名が細かく分かれます。しかし、英語の肩書きを一対一で当てはめるのは危険です。同じ manager でも会社によって権限や立場が違い、director も国や組織で意味が変わります。

したがって、「課長になった=必ず manager」と機械的に訳すより、勤務先が公式に使っている英語の肩書きを確認するのが確実です。肩書きが分からない場合は、役割を説明できます。

  • I lead a team of six now.
    今は6人のチームを率いています。
  • I’m responsible for the sales team now.
    今は営業チームを担当しています。
  • I have more responsibility now.
    今は責任が増えました。

また、昇進と昇給は同じではありません。「昇給する」は get a raise、「役職名が変わる」は get a new title と表せます。

  • I got promoted, but I didn’t get a raise.
    昇進しましたが、昇給はありませんでした。
  • I got a new title, but my job is almost the same.
    新しい肩書きになりましたが、仕事はほとんど同じです。

別の部署や勤務地へ移る「異動・転勤」は、昇進とは別の出来事です。詳しくは「転勤する」は英語で?で確認できます。

昇進にまつわる実用表現

昇進が決まった

I found out I’m getting promoted.
昇進することが分かりました。

My promotion was confirmed.
昇進が正式に決まりました。

昇進を目指す

I’m working toward a promotion.
昇進を目指して取り組んでいます。

I want to move up in the company.
会社でもっと上を目指したいです。

move up は、階段や予定だけでなく、組織の中で「上へ進む」にも使えます。用法の幅はmove upの意味と使い方で解説しています。

昇進を断る

I turned down the promotion.
昇進を断りました。

I said no to the new position.
新しい役職を断りました。

昇進を見送られた

I was passed over for promotion.
私は昇進を見送られました。

この表現の詳しいニュアンスは、pass overの意味は?昇進を見送られるときの使い方で確認できます。

昇進を祝う

  • Congratulations on your promotion!
    昇進おめでとう!
  • You deserve it.
    あなたなら当然です/ふさわしいですよ。
  • I’m really happy for you.
    本当によかったね。

そのまま使える会話例

A: I have some good news. I got promoted.
いい知らせがあるんだ。昇進したよ。

B: Congratulations! What’s your new role?
おめでとう! 新しい役職は何?

A: I’m a team manager now. I’ll lead eight people.
今はチームマネージャーだよ。8人をまとめることになるんだ。

最初の一文は定番表現、最後の二文は現在の状態と実際の仕事を簡単に説明しています。難しい肩書きが分からなくても、役割まで言えば相手は状況を理解できます。

英語日記・独り言で使える例文

  • I got promoted today.
    今日、昇進しました。
  • I’m a manager now.
    今はマネージャーです。
  • I’m happy, but a little nervous.
    うれしいけれど、少し緊張しています。
  • I’ll lead a team from next month.
    来月からチームを率います。
  • I’ll have more work and more responsibility.
    仕事も責任も増えます。
  • My family was happy to hear the news.
    家族はその知らせを聞いて喜びました。

英語日記では、すべてを一文に詰め込む必要はありません。I got promoted today. I’m a manager now. I’m very happy. のように、短い文を三つ並べるだけでも立派な英語です。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

get promotedをI’m a manager now.などの簡単な英語で伝える図

get promoted を忘れたとき、「昇進する」に対応する別の難しい英単語を探す必要はありません。昇進した結果、何が変わったのかを考えます。

昇進した

今の役職は何?

今はマネージャー

I’m a manager now.

これだけで、会話の相手には大切な情報が伝わります。さらに状況に合わせて、知っている単語を足せます。

  • My company gave me a new position.
    会社が私に新しい役職をくれました。
  • I have a bigger role now.
    今はもっと大きな役割があります。
  • I lead a team now.
    今はチームを率いています。
  • My job changed. I’m a manager now.
    仕事が変わりました。今はマネージャーです。
  • My boss gave me more responsibility.
    上司が私にもっと大きな責任を任せました。

この発想で大切なのは、「昇進するの英語は何?」で止まらず、結局、何が起きた? 今はどうなった?と考えることです。

しゅみすけ(大山俊輔)

promoted が出てこなければ、役職や仕事内容が変わったことを言いましょう。I’m a manager now. のように「今どうなっているか」を言うだけで、会話は止まりません。

基本語だけで説明する練習については、be-rize.comの中学英語の単語だけで英会話はできる?も参考になります。

まとめ

  • 会話で「昇進した」は I got promoted.
  • 役職まで言うなら I got promoted to manager.
  • be promoted は事実や正式な説明にも使いやすい
  • promotion は名詞で、「昇進おめでとう」は Congratulations on your promotion!
  • 昇進と昇給は別。昇給は get a raise
  • 表現を忘れたら I’m a manager now. と結果を伝える

自然な表現は覚えつつ、それが出てこなくても英語を止めない。「今はどうなった?」と考えれば、知っている単語だけでも十分に伝えられます。

仕事で一緒に使う英語

関連まとめ:昇進・評価・役職の英語まとめ

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この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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