
To be continued. は、映画・ドラマ・漫画などの最後に表示される「次回へ続く」「続きは次回」という定型表現です。
物語がここで終わったのではなく、次の回や次の作品に続くことを知らせます。特に、気になる場面で終わる「引き」の直後によく見かけます。
=「次回へ続く」「続きは次回」
しゅみすけ(大山俊輔)
Contents
To be continued. の基本的な意味
continue は「続く・続ける」という動詞です。be continued は受け身で「続けられる」。そこに to が付いた to be continued は、「この先、続けられることになっている」という感覚になります。
省略されている内容を補えば、次のように考えられます。
(This story is) to be continued.
(この物語は)続けられる予定です。
ただし、実際に画面へ表示されるときは To be continued. だけで完結します。日本語では直訳より「次回へ続く」が自然です。
どんな場面で使われる?
ドラマやアニメの次回予告前
事件の真相が明かされる直前や、主人公が危機に直面したところで画面が暗くなり、To be continued. と表示されます。
The door slowly opened… To be continued.
ドアがゆっくり開いた……。次回へ続く。
漫画・小説・連載記事
物語や記事が次号・次章へ続く場合にも使えます。
Will Mia find the missing letter? To be continued.
ミアは消えた手紙を見つけられるのか? 次回へ続く。
SNSで冗談っぽく使う
日常の出来事を途中まで投稿し、「続きはまた今度」と期待を持たせるために使うこともあります。
I finally opened the mysterious box. To be continued…
ついに謎の箱を開けました。続きはまた……。
SNSでは余韻を残すためにピリオドではなく三点リーダーを付けることもあります。ただし、基本形は To be continued. です。
なぜto be continuedという形?
文法のポイントは、to be + 過去分詞 が受け身の不定詞になっていることです。
- continue:続く/続ける
- be continued:続けられる
- to be continued:これから続けられるものとして
同じ形は、予定や案内でも見られます。
- to be announced:後日発表
- to be decided:未定/今後決定
- to be confirmed:要確認/後日確定
いずれも「これから〜される」という共通した感覚があります。
To continueではだめ?
To continue は「続けるために」「続けるには」という能動の形です。作品の最後に置く「次回へ続く」という定型表示には、通常 To be continued. を使います。
To continue, click “Next.”
続けるには「次へ」をクリックしてください。
To be continued.
次回へ続く。
つまり、似ていても用途が違います。
- to continue:誰かが続ける/操作を続ける
- to be continued:作品・話が今後も続けられる

似た表現との違い
The story continues. は「物語は続く」
The story continues. は主語と動詞がそろった普通の文です。「物語はまだ続いている」「この先も続く」と内容を説明します。
The story continues in the next chapter.
物語は次の章へ続きます。
一方、To be continued. は作品の区切りに置く予告表示です。
We’ll continue later. は会話や作業をあとで再開する
会議、レッスン、作業などをいったん止めて「あとで続けましょう」と言うなら、We’ll continue later. が自然です。
We’re out of time, so we’ll continue tomorrow.
時間がなくなったので、明日続きをしましょう。
普通の会話を終えるたびに To be continued. と言うと、ドラマの予告のように大げさで冗談っぽく聞こえます。
There’s more to come. は「まだ続きがある」
There’s more to come. は「まだこの先がある」「これで終わりではない」という意味です。今後さらに情報・出来事・商品などが出てくることを強調します。
That’s not all. There’s more to come.
それだけではありません。まだ続きがあります。
会話で使うときのニュアンス
To be continued. は画面上の表示として最も自然ですが、会話で使えないわけではありません。自分の話をわざと途中で止め、ドラマ風に焦らすときに使えます。
A: What happened after you saw him at the station?
駅で彼を見かけたあと、どうなったの?
B: To be continued. I’ll tell you tomorrow.
続きはまた今度。 明日話すよ。
この用法は遊び心のある言い方です。単に「あとで話す」と伝えたいなら I’ll tell you the rest later. のほうが日常的です。
よくある間違い
To be continueにしない
be の後ろには過去分詞の continued を置きます。
○ To be continued.
× To be continue.
To continuedにしない
受け身の形には be が必要です。
○ to be continued
× to continued
普通の予定に多用しない
「会議は明日も続きます」を単に伝えるなら、The meeting will continue tomorrow. が自然です。To be continued. は主に作品の終わりや、ドラマ風の演出に使います。
この表現を知らなかったら?
To be continued. が出てこなくても、基本語で意味を伝えられます。
- The story isn’t over.(物語はまだ終わっていません)
- There’s more.(まだ続きがあります)
- The story will continue.(物語は続きます)
- I’ll tell you the rest later.(続きはあとで話します)
- Let’s continue tomorrow.(明日続きをしましょう)
しゅみすけ(大山俊輔)
まとめ:作品の「次回へ続く」を表す決まり文句
To be continued. は、物語や連載が次回へ続くことを知らせる定型表現です。
- 意味は「次回へ続く」「続きは次回」
- to be + 過去分詞 の受け身の形
- 映画・ドラマ・漫画・連載の区切りでよく使う
- 会話で使うと、ドラマ風の冗談っぽい響きになる
- 作業や会話の再開なら We’ll continue later. が自然
画面で見かけたら、「物語はここで終わりではなく、次へ続く」と理解すれば大丈夫です。











