
would like to は、「〜したいです」と自分の希望を丁寧に伝える定型表現です。レストランやホテル、職場など、相手への配慮を見せたい場面で幅広く使えます。
この記事では、I’d like to+動詞の原形の語順、want toとのニュアンスの違い、否定文・疑問文、さらにWould you like to …?との区別まで、自然な例文で分かりやすく解説します。
Contents
would like toの意味は「〜したいです」
would like to+動詞の原形で、「〜したいです」「〜したいのですが」という丁寧な希望を表します。
- I’d like to order.
注文したいです。 - I’d like to talk to you.
あなたとお話ししたいです。 - We’d like to stay another night.
もう1泊したいです。
I’dはI wouldの短縮形です。日常会話ではI would like toよりI’d like toのほうが軽やかで自然です。丁寧ではありますが、かしこまりすぎた表現ではありません。
しゅみすけ(大山俊輔)
なぜwouldで丁寧になるの?
likeは「好む」という意味ですが、would likeは直訳よりも「できれば〜を望みます」という一まとまりの丁寧表現として覚えるのが実用的です。
wouldを使うと、希望をそのまま強く言い切らず、少し距離を置いた柔らかな響きになります。日本語の「〜したい」より「〜したいです」「〜したいのですが」に近い感覚です。
語順はI’d like to+動詞の原形
基本の語順は次のとおりです。
主語+would like to+動詞の原形
- She’d like to join us.
彼女は私たちに加わりたいそうです。 - They’d like to change the date.
彼らは日程を変更したいと考えています。
toの後ろは名詞や動名詞ではなく、動詞の原形です。
- ○ I’d like to see the room.
- × I’d like to seeing the room.

I’d like toの自然な例文
旅行・ホテル
- I’d like to check in.
チェックインしたいです。 - I’d like to change my seat.
席を変更したいのですが。
買い物・レストラン
- I’d like to try this on.
これを試着したいです。 - I’d like to return this.
これを返品したいです。 - I’d like to have the pasta.
パスタをお願いします。
返品場面の動詞の選び方は、「返品する」のreturn・take back・send backの違いでも詳しく解説しています。
仕事
- I’d like to ask a question.
質問したいのですが。 - We’d like to discuss the schedule.
日程について話し合いたいです。 - I’d like to confirm one thing.
1点確認したいです。
恋愛・人間関係
- I’d like to see you again.
また会いたいです。 - I’d like to get to know you better.
あなたのことをもっと知りたいです。
「また会いたい」の距離感やI’d love toとの違いは、I’d like to see you again.の自然な伝え方も参考にしてください。
would like toとwant toの違い
どちらも「〜したい」ですが、丁寧さと場面が違います。
- want to:自分の気持ちを率直に伝える。親しい会話で自然。
- would like to:希望を柔らかく丁寧に伝える。店・仕事・初対面でも使いやすい。
- I want to talk to you.
あなたと話したい。(率直で強めにも響く) - I’d like to talk to you.
あなたとお話ししたいのですが。(丁寧で柔らかい)
want toが失礼というわけではありません。家族や友人にI want to go home.(家に帰りたい)のように言うのは自然です。一方、接客場面で注文や依頼を切り出すなら、would like toのほうが無難です。
would like+名詞なら「〜が欲しいです」
動作ではなく物を希望するときは、toを付けずにwould like+名詞にします。
- I’d like some water.
お水をいただきたいです。 - I’d like a window seat.
窓側の席をお願いします。
I’d like to+動詞とI’d like+名詞を混同しないことがポイントです。
否定文はwouldn’t like to
would not like to(短縮形:wouldn’t like to)は、「〜したくありません」という丁寧な否定です。ただし会話では、状況に応じてI’d rather not.(できれば遠慮します)やNo, thank you.のほうが自然な場合もあります。
- I wouldn’t like to rush the decision.
その決定を急ぎたくはありません。 - I’d rather not talk about it now.
今はその話をしないでおきたいです。
Would you like to …?は「〜しませんか?」
主語をyouにして疑問文にすると、自分の希望ではなく、相手を丁寧に誘ったり意向を尋ねたりする表現になります。
- Would you like to join us?
私たちと一緒にいかがですか。 - Would you like to sit down?
お座りになりますか。 - Would you like to see the menu?
メニューをご覧になりますか。
返事はYes, I’d love to.(ぜひ)やI’d like to, but …(そうしたいのですが…)が自然です。
しゅみすけ(大山俊輔)
日本人が間違えやすいポイント
「〜が好き」とは限らない
I’d like to visit Kyoto.は「京都を訪れることが好き」ではなく、「京都を訪れたい」です。
依頼そのものではない
I’d like to change rooms.は希望を伝える表現です。相手に具体的な行動を頼むなら、Could you change my room?などの依頼文が必要な場合もあります。許可・依頼・申し出に使うCan Iの意味と使い方もあわせて確認すると整理しやすいでしょう。
過去の習慣のwouldとは別
wouldには「昔よく〜した」の用法もありますが、would like toは現在や未来の丁寧な希望を表す定型表現です。
すぐ出てこないときの簡単な言い換え
would like toが出てこなければ、want toでも基本的な意味は通じます。さらに場面別には次の短い表現も便利です。
- 注文:Can I have the pasta?
パスタをもらえますか。 - 許可:Can I check in now?
今チェックインできますか。 - 希望:I want to change my seat.
席を変えたいです。 - 丁寧な前置き:Excuse me. Can you help me?
すみません。手伝ってもらえますか。
まとめ
- would like to+動詞の原形は、丁寧に「〜したいです」と希望を伝える表現
- 会話ではI’d like toの短縮形が自然
- want toは率直、would like toは柔らかく丁寧
- would like+名詞なら「〜が欲しいです」
- Would you like to …?は相手への誘い・提案
ほかの定番表現も、英熟語・定型表現の一覧から場面別に学べます。









