料理で「裏ごしする」は英語で?press through a sieve・strainの違いと簡単な言い換え

かぼちゃを網で裏ごしする女性とpress through a sieveのアイキャッチ

料理で「裏ごしする」は、英語で press ~ through a sievepass ~ through a sieve と言えます。たとえば「かぼちゃを裏ごしする」なら、Press the pumpkin through a sieve. が具体的で分かりやすい表現です。

この記事では「裏ごしする」の自然な英語を紹介します。ただ、本当の目的は表現を一つ覚えることだけではありません。sieve が出てこなくても、自分が知っている簡単な英語で動作を説明する方法まで一緒に考えてみましょう。

「裏ごしする」は英語でpress through a sieve

日本語の「裏ごし」は、やわらかくした食材を細かい網へ押しつけて通し、粒や繊維を取り除いてなめらかにする動作です。そのため、英語では一語へ置き換えるより、動作をそのまま表す press ~ through a sieve が分かりやすいです。

  • Press the cooked pumpkin through a sieve.
    加熱したかぼちゃを裏ごししてください。
  • Press the sweet potato through a fine-mesh sieve.
    さつまいもを細かい網で裏ごししてください。
  • I pressed the mixture through a sieve to make it smooth.
    なめらかにするため、その生地を裏ごししました。

pressとpassはどう違う?

press ~ through a sieve は「押して網を通す」という実際の手の動きをはっきり示します。一方、pass ~ through a sieve は「網を通過させる」という少し広い言い方です。家庭料理で裏ごしの動作を説明するなら、初心者には press のほうがイメージしやすいでしょう。

表現 伝わる感覚
press ~ through a sieve 食材を押して網へ通す Press the pumpkin through a sieve.
pass ~ through a sieve 食材を網へ通す Pass the mixture through a sieve.

strainだけで「裏ごしする」になる?

strain は、ざる・こし器・布などを使って、液体と固形物を分けるときによく使います。スープをこす、ソースからかたまりを取り除く、といった場面では自然です。

  • Strain the soup.
    スープをこしてください。
  • Strain the custard to remove any lumps.
    かたまりを取り除くため、カスタードをこしてください。

ただし、日本語の「裏ごし」が表す「食材を押して網を通し、なめらかにする」という動作を明確にしたいなら、press ~ through a sieve のほうが正確です。

押してなめらかにするpress through a sieveと液体をこすstrainの違い

sieve・strainer・siftの違い

英語 意味・使い方
sieve 細かい網の「ふるい・こし器」。裏ごしにも使う
strainer 液体をこしたり水気を切ったりする「こし器」の広い呼び方
sift 小麦粉など乾いた粉を「ふるいにかける」動詞

sift は小麦粉や粉砂糖などに使うので、やわらかいかぼちゃやいもを押して裏ごしする場面には通常使いません。

発音のポイント

sieve は /sɪv/ で、つづりにある ie を長く「イー」と読まず、「スィヴ」に近い短い音です。最後の v は、上の歯を下唇へ軽く当てて声を出します。

strain は /streɪn/。「ストレイン」に近く、最初の str を途中で切らずにつなげるのがポイントです。

独り言・英語日記で使える例文

  • I pressed the pumpkin through a sieve.
    かぼちゃを裏ごししました。
  • I strained the sauce to make it smoother.
    よりなめらかにするため、ソースをこしました。
  • The sweet potato was still lumpy, so I pressed it through a sieve.
    さつまいもにまだ粒が残っていたので、裏ごししました。
  • It took time, but the puree became very smooth.
    時間はかかりましたが、ペーストがとてもなめらかになりました。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

press ~ through a sieve が出てこなくても、何を使って、何をしたのかを順番に説明すれば十分伝わります。

I put the pumpkin in a fine strainer. Then I pushed it through with a spoon.
かぼちゃを目の細かいこし器に入れました。それからスプーンで押して通しました。

次のように動作を分けて考えます。

  1. どこへ入れた? → I put the pumpkin in a strainer.
  2. 何をした? → I pushed it with a spoon.
  3. どうなった? → It became smooth.

しゅみすけ(大山俊輔)

sieveが出てこなければ、strainerを使ってもかまいません。それも分からなければ、「細かい網に入れて、スプーンで押した」と動作を見せれば、裏ごししたことは十分伝わります。

関連する料理英語

下ごしらえの表現をまとめて確認したい方は、料理の下ごしらえ・切り方の英語一覧をご覧ください。

道具の違いは、「ざる」は英語で?colander・strainer・sieveの違いで詳しく解説しています。

液体や食材から水分を落とす動作は、「水気を切る」は英語で?drain・pat dry・strainの違いをご覧ください。

料理英語全体から探したい方は、「料理」は英語で?料理動作の総合ガイドをご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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