料理で「泡立てる」は英語で?whisk・beat・whipの違いと簡単な言い換え

生クリームを泡立てる女性とwhisk・beat・whipのアイキャッチ

料理で「泡立てる」は、何を泡立てるかによって whiskbeatwhip を使い分けます。生クリームなら whip the cream、卵白なら beat the egg whites が代表的です。

この記事では「泡立てる」の自然な英語を紹介します。ただ、本当の目的は動詞を三つ覚えることだけではありません。ぴったりの表現が出てこないとき、知っている簡単な英語でどう説明するかも一緒に考えてみましょう。

「泡立てる」はwhisk・beat・whipを使い分ける

英語 中心となる動作 よく使う食材
whisk 泡立て器などで手早く混ぜる 卵、ソース、ドレッシング
beat 勢いよく繰り返し混ぜ、空気を含ませる 卵、卵白、バター、生地
whip 空気を入れて軽くふんわりさせる 生クリーム、クリーム類

日本語ではどれも「泡立てる」と言えますが、英語では食材と仕上がりを見て動詞を選びます。

whisk:泡立て器で手早く混ぜる

whisk は、名詞では「泡立て器」、動詞では「泡立て器などで手早く混ぜる」です。必ずしもふわふわになるまで泡立てるとは限りません。

  • Whisk the eggs until well combined.
    卵がよく混ざるまで泡立て器で混ぜてください。
  • Whisk the oil and vinegar together.
    油と酢を泡立て器で混ぜ合わせてください。
  • Whisk the batter until smooth.
    生地がなめらかになるまで泡立て器で混ぜてください。

beat:勢いよくよく混ぜる

beat は、材料を繰り返し勢いよく混ぜる動作です。卵をほぐす場合にも、卵白へ空気を含ませる場合にも使われます。レシピでは、どの状態まで混ぜるかが後ろに続くことがよくあります。

  • Beat the eggs lightly.
    卵を軽く溶いてください。
  • Beat the egg whites until stiff peaks form.
    角がしっかり立つまで卵白を泡立ててください。
  • Beat the butter and sugar until light and fluffy.
    バターと砂糖が軽くふんわりするまで混ぜてください。

whip:クリームなどをふんわり泡立てる

whip は、空気を取り込んで軽くふんわりした状態にすることです。特に生クリームとの組み合わせが自然です。

  • Whip the cream until soft peaks form.
    やわらかい角が立つまで生クリームを泡立ててください。
  • Don’t overwhip the cream.
    生クリームを泡立てすぎないでください。
  • I whipped the cream by hand.
    生クリームを手で泡立てました。

whipped cream は「泡立てた生クリーム・ホイップクリーム」という名詞表現です。

卵を混ぜるwhisk・卵白を泡立てるbeat・クリームを泡立てるwhipの違い

日本語とのズレ:「泡が立つ」だけではない

日本語の「泡立てる」は、泡ができる動作全体をひとまとめにできます。一方、英語の whisk は道具を動かして混ぜること、beat は勢いよく繰り返し混ぜること、whip は空気を入れて軽くすることに焦点があります。

そのため「卵を泡立てる」だけでは仕上がりが曖昧です。単に卵黄と卵白を混ぜるなら whisk the eggs、卵白をメレンゲ状にするなら beat the egg whites until stiff のように言うと明確です。

発音のポイント

whisk は /wɪsk/。「ウィスク」に近く、最初の wh は軽く唇を丸めます。beat は /biːt/ で「ビート」、whip は /wɪp/ で「ウィップ」に近い音です。

whisk の最後は skwhip の最後は p なので、語尾まで意識すると区別しやすくなります。

独り言・英語日記で使える例文

  • I whisked two eggs for breakfast.
    朝食用に卵を2個溶きました。
  • I beat the egg whites until they were fluffy.
    ふわふわになるまで卵白を泡立てました。
  • I whipped the cream for the cake.
    ケーキ用の生クリームを泡立てました。
  • I whipped the cream too much, and it became too thick.
    生クリームを泡立てすぎて、かたくなりすぎました。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

whiskbeatwhip が出てこなければ、使った道具、手の動き、最後の状態を順番に言えば十分です。

I mixed the cream very fast with a whisk. I stopped when it became thick and fluffy.
泡立て器で生クリームをとても速く混ぜました。濃くふんわりしたところで止めました。

  1. 何をした? → I mixed the cream.
  2. 何を使った? → with a whisk
  3. どんな速さで? → very fast
  4. どうなった? → It became thick and fluffy.

しゅみすけ(大山俊輔)

whipが出てこなくても、「生クリームを速く混ぜた」「ふんわりしたところで止めた」と言えば、何をしたのかは伝わります。動作と結果に分けるのがコツです。

関連する料理英語

材料を混ぜる動詞全体の違いは、「混ぜる」は英語で?mix・stir・blend・whiskの違いをご覧ください。

使う道具の名称は、「泡立て器」は英語で?whisk・hand mixer・beaterの違いで解説しています。

下ごしらえの表現をまとめて確認したい方は、料理の下ごしらえ・切り方の英語一覧をご覧ください。

料理英語全体から探したい方は、「料理」は英語で?料理動作の総合ガイドをご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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