英会話で頻繁に登場するjust。学校では「ちょうど」「たった」と習うことが多いですが、実際の会話では「今〜したところ」「ただ〜しただけ」「ちょっと」「とにかく」など、場面によって日本語訳が変わります。
ただし、意味を一つずつ丸暗記する必要はありません。justの中心にあるのは、「範囲を小さく絞る」「ぴったりそこを指す」感覚です。
justは「ぴったり」「ほんの」「ただ」と範囲を絞る単語です。I just got home.なら「今帰ったところ」、I’m just looking.なら「見ているだけ」、It’s just five minutes.なら「たった5分」です。
Contents
justの意味と使い方|まずは早見表
| 意味 | 例文 | 日本語の感覚 |
|---|---|---|
| 今〜したところ | I just got home. | 今帰ったところです |
| ただ〜だけ | I’m just looking. | 見ているだけです |
| たった・ほんの | It’s just five minutes. | たった5分です |
| ちょうど・まさに | That’s just what I needed. | まさに必要だったものです |
| ちょっと | Just a moment, please. | 少々お待ちください |
| とにかく・いいから | Just try it. | とにかくやってみて |
justのコアイメージは「範囲を小さく絞る」
justを日本語一語に固定すると、意味が多く見えて混乱します。 たとえば、I just need water.は「私に必要なのは水だけ」と必要なものを絞っています。I just arrived.は、到着した時点が「ほんの少し前」だと時間を絞っています。 日本語訳は変わっても、justが行っていることは共通しています。- 物や人を絞る:これだけ、ただの〜
- 量を絞る:ほんの少し、たった〜
- 時間を絞る:たった今、〜したばかり
- 位置や内容をぴったり指す:ちょうど、まさに
1.「今〜したところ」のjust
I just got home.今、家に帰ったところです。 She just called me.
彼女からたった今、電話がありました。 We just finished dinner.
ちょうど夕食を終えたところです。 過去形と一緒に使うjustは、日常会話で非常によく登場します。アメリカ英語ではjust+過去形が一般的です。イギリス英語ではhave just+過去分詞もよく使われます。 I’ve just arrived.
今着いたところです。 どちらを使っても、会話では十分伝わります。初心者の方は、まず使いやすいI just+過去形から始めて大丈夫です。
2.「ただ〜だけ」のjust
I’m just looking.見ているだけです。 海外のお店で店員さんから声をかけられたときに便利な定番表現です。 I’m just asking.
ただ聞いているだけです。 We’re just friends.
私たちはただの友達です。 I just wanted to say thank you.
ただ、お礼を言いたかったんです。 I just wanted to …は、用件をやわらかく切り出すときにも使えます。「大げさなことではなく、ちょっと〜したかった」という控えめな響きです。
3.「たった・ほんの」のjust
It’s just five minutes from here.ここからたった5分です。 I have just one question.
質問は一つだけです。 Just a little, please.
ほんの少しだけお願いします。 数字や量の前に置くと、範囲の小ささを強調できます。ただし「たった100円」のように安さや少なさを強調する場合、onlyも使えます。 It’s only 100 yen.
たった100円です。
justとonlyの違い
justとonlyは、どちらも「〜だけ」と訳せます。| 単語 | 中心となる感覚 | 例 |
|---|---|---|
| just | 会話的で、「ほんの・ただ」と軽く絞る | I’m just checking. |
| only | ほかにはないことを明確に限定する | I only have one ticket. |
4.「ちょうど・まさに」のjust
This is just right.これはちょうどいいです。 That’s just what I wanted.
それはまさに私が欲しかったものです。 You’re just in time.
ちょうど間に合いましたね。 It fits just right.
サイズがぴったりです。 サイズ、時間、内容などが「ぴったり合う」場面では、justのコアイメージがそのまま見えます。
5.「ちょっと」のjust
Just a moment, please.少々お待ちください。 Can I ask you just one thing?
一つだけ聞いてもいいですか? Could you move just a little?
ほんの少し動いていただけますか? 日本語の「ちょっと」に完全一致する英単語はありませんが、量や時間を小さく見せたいときにjustが役立ちます。
6.「とにかく・いいから」のjust
Just try it.とにかく試してみて。 Just tell me the truth.
いいから本当のことを教えて。 Just do your best.
とにかくベストを尽くして。 命令文の前に置くjustは、相手の迷いを断ち切って背中を押すことがあります。その一方で、声の調子によっては「いいから〜して」と強く聞こえます。目上の人や丁寧さが必要な場面では、Could you …?などを使う方が安全です。 「やってみたら」と自然に背中を押す表現は、give it a try・give it a shotの使い方でも詳しく紹介しています。
よく使うjustの熟語・決まり文句
just in case|念のため・万が一に備えて
Take an umbrella just in case.念のため傘を持っていって。 I saved the address just in case.
念のため住所を保存しました。
just now|たった今/今すぐ
He was here just now.彼はたった今までここにいました。 文脈によっては「まさに今」という意味にもなります。
just about|ほぼ・だいたい
I’m just about ready.もうほぼ準備できています。
just like|〜とそっくり・〜と同じように
You look just like your mother.お母さんにそっくりですね。
just because|ただ〜だからといって
Just because it’s expensive doesn’t mean it’s good.高いからといって、良いとは限りません。
justはどこに置く?語順の基本
justは、基本的に強調したい言葉の直前に置きます。 I just called her.私は彼女に電話しただけです/たった今電話しました。 I called just her.
私は彼女だけに電話しました。 置く位置によって、何を「限定」しているかが変わります。ただし実際の会話では文脈やイントネーションでも意味が決まります。初心者の方は、まず次の形をそのまま使えば十分です。
- I just+過去形:今〜したところ
- I’m just+動詞ing:ただ〜しているだけ
- just+数字・名詞:たった〜/〜だけ
- Just+動詞:とにかく〜して
しゅみすけ(大山俊輔)
初心者向け|まず覚えたいjustの例文5つ
- I just got here.|今着いたところです
- I’m just looking.|見ているだけです
- Just a moment, please.|少々お待ちください
- It’s just five minutes.|たった5分です
- Just try it.|とにかくやってみて









