
「怖い」は英語で、いま自分が恐怖を感じているなら I’m scared. が最も使いやすく自然です。「私は犬が怖い」のように対象を言うなら、I’m scared of dogs. や I’m afraid of dogs. と言えます。
ただし、日本語の「怖い」は「私が怖い」と「その映画が怖い」で同じ形です。英語では、怖いと感じる人と怖がらせるもので表現を変えます。
この記事では、scared・afraid・scaryの違いを自然な例文で紹介します。でも、本当の目的は単語を覚えることだけではありません。ぴったりの英語を忘れたとき、知っている簡単な単語でどう伝えるかも一緒に考えてみましょう。
先に結論
- 私は怖い:I’m scared.
- 私は犬が怖い:I’m scared of dogs. / I’m afraid of dogs.
- その映画は怖い:That movie is scary.
- 怖くなった:I got scared.
Contents
「怖い」は英語で I’m scared.
突然大きな音がした、暗い道を一人で歩いている、怖い映画を見ているなど、いま恐怖を感じているときは I’m scared. が自然です。
I’m scared.
怖いです。
I’m a little scared.
少し怖いです。
I was really scared when I heard the noise.
その音を聞いたとき、本当に怖かったです。
Don’t be scared. I’m here with you.
怖がらないで。私が一緒にいるよ。
会話では scared がとてもよく使われます。強い恐怖だけでなく、「ちょっと怖い」「不安でやりたくない」という日常的な感覚にも使えます。
scaredの発音
scared の発音は /skerd/。カタカナなら「スケアド」に近いですが、実際には1音節で、「スケァ(ド)」と一息で言います。最後の d は強く「ド」と母音を足さず、舌を上の歯茎につけて止める感覚です。
I’m scared. は会話ではつながって「アイム・スケァド」のように聞こえます。まずは短い一文を丸ごと声に出すと使いやすくなります。
scaredとscaryの違い|人か、ものか

最も大切なのは、scaredは怖いと感じる側、scaryは怖いと感じさせる側という違いです。
| 表現 | 主語 | 意味 |
|---|---|---|
| I’m scared. | 恐怖を感じる人 | 私は怖い |
| It’s scary. | 恐怖を与えるもの・状況 | それは怖い |
| That movie scared me. | 人を怖がらせたもの | その映画は私を怖がらせた |
The movie was scary, so I was scared.
その映画は怖かったので、私は怖くなりました。
日本語では両方とも「怖い」ですが、英語では主語を見ます。人の気持ちなら scared、映画・話・場所などの性質なら scary です。
しゅみすけ(大山俊輔)
なぜscaredで「怖い」になる?
scare は「人を怖がらせる」という動詞です。そこから、次の関係ができます。
- scare 人=人を怖がらせる
- be scared=怖がらせられた状態、怖いと感じている
- scary=怖がらせるような、怖い
You scared me!
びっくりした!/怖がらせないでよ!
Thunder scares my dog.
雷の音をうちの犬は怖がります。
I got scared.
怖くなりました。
get scared は「怖くない状態から、怖い状態へ変わる」という変化を表します。「音を聞いて怖くなった」なら I got scared when I heard the noise. と言えます。
scared ofとafraid ofの違い
「~が怖い」は、be scared of と be afraid of のどちらでも表せます。
I’m scared of spiders.
私はクモが怖いです。
I’m afraid of spiders.
私はクモが怖いです。
日常会話では scared のほうが感情が直接的でくだけた印象です。afraid は少し落ち着いた言い方で、長く続く恐れや「~するのが怖い」にもよく使われます。ただし、多くの場面では置き換え可能です。
I’m afraid to ask.
聞くのが怖いです。
I’m scared to go alone.
一人で行くのが怖いです。
of の後ろには名詞や動名詞を置きます。
- I’m afraid of heights.=高い所が怖い
- I’m afraid of making mistakes.=間違えるのが怖い
- She’s scared of flying.=彼女は飛行機に乗るのが怖い
詳しい語順やfearとの違いは、既存のbe afraid ofの意味・be scared of・fearとの違いで解説しています。
I’m afraidには「残念ながら」の意味もある
I’m afraid は、必ずしも「私は怖い」という意味ではありません。悪い知らせや相手が望まない答えをやわらかく伝えるとき、「残念ながら」「申し訳ありませんが」という前置きにもなります。
I’m afraid I can’t help you.
残念ながら、お手伝いできません。
I’m afraid we’re closed today.
申し訳ありませんが、本日は休業です。
後ろに that節や文が続き、丁寧に悪い知らせを言っているなら「怖い」ではありません。詳しくはI’m afraidの「残念ながら」という意味と使い方も参考にしてください。
frightenedとterrifiedはどれくらい怖い?
frightened も「怖がっている」という意味で、scaredより少し文章的・改まった響きがあります。日常会話ではscaredで十分な場面が多いです。
She looked frightened.
彼女はおびえているように見えました。
terrified は「ものすごく怖い」「おびえきっている」という強い表現です。
I was terrified.
恐怖でいっぱいでした。/ものすごく怖かったです。
強さをざっくり並べるなら、a little scared → scared → terrified と考えられます。「死ぬほど怖い」は scared to death とも言えますが、詳しくはto deathの意味とscared to deathの使い方へつないでいます。
日本語の「怖い人」は英語で何と言う?
日本語の「怖い人」には2つの意味があります。
- その人自身が恐怖を感じている:a scared person
- 周りを怖がらせる人だ:a scary person
He looks scared.
彼は怖がっているように見えます。
He looks scary.
彼は怖そうに見えます。
scared と scary を変えるだけで意味が反対方向になります。日本語の「怖い人」だけを英訳せず、「その人が怖がっているのか」「自分がその人を怖いと思うのか」を確認しましょう。
独り言・英語日記で使える例文
- I heard a strange noise last night, and I got scared.
昨夜、変な音を聞いて怖くなった。 - I’m scared of walking alone at night.
夜に一人で歩くのが怖い。 - That dream was really scary.
あの夢は本当に怖かった。 - I was afraid to check the test result.
テスト結果を確認するのが怖かった。 - The road was dark, so I didn’t want to go any farther.
道が暗かったので、それ以上進みたくなかった。 - I felt better when my friend came.
友達が来たら安心した。
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
scared や afraid が出てこなくても、英語を止める必要はありません。「怖い」という感情名を探す代わりに、何が起きて、自分がどうしたいのかを基本語で説明します。
どこにいる?
It is dark here.
ここは暗いです。
↓
何ができない?
I can’t see.
見えません。
↓
どうしたい?
I don’t want to go there.
そこへ行きたくありません。
It is dark, and I can’t see. I don’t want to go there.
暗くて見えません。そこへ行きたくありません。
この3つの簡単な文だけでも、「暗くて怖いから行きたくない」という状況は十分伝わります。
場面に合わせて、次のようにも言えます。
- I heard something outside.
外で何か聞こえました。 - I don’t want to be alone.
一人でいたくありません。 - Please come with me.
一緒に来てください。 - I think something bad may happen.
何か悪いことが起こるかもしれないと思います。 - My heart is beating fast.
心臓が速く鼓動しています。
しゅみすけ(大山俊輔)
まとめ
「怖い」は、自分が恐怖を感じているなら I’m scared. が基本です。怖い対象を言うなら scared of や afraid of、怖がらせるものには scary を使います。
- I’m scared.=私は怖い
- I’m afraid of dogs.=犬が怖い
- It’s scary.=それは怖い
- I got scared.=怖くなった
単語を忘れたら、It is dark. I can’t see. I don’t want to go there. のように、見えている状況と自分の希望を簡単な英語で話せば大丈夫です。自然な表現を覚えながら、それが出てこないときも英語を止めないようにしましょう。









