「自律神経」は英語で?autonomic nervous systemの発音・意味と交感神経・副交感神経

「自律神経」は英語でautonomic nervous system|心臓や消化器を調整する神経のアイキャッチ

「自律神経」は英語で autonomic nervous system、略して ANS です。心拍・呼吸・消化・発汗など、意識して命令しなくても続く身体の働きを自動的に調整します。

この記事では発音、名前の感覚、交感神経と副交感神経の英語、病院や日常で使える表現まで、「英語として人体を理解する」視点で整理します。

「自律神経」は英語でautonomic nervous system

日本語 英語 略語
自律神経系 autonomic nervous system ANS
交感神経系 sympathetic nervous system SNS
副交感神経系 parasympathetic nervous system

The autonomic nervous system controls many involuntary functions.
自律神経系は多くの不随意機能を調整します。

しゅみすけ

autonomicはautomaticと似ていますが同じ単語ではありません。「自ら調整して働く」という名前の感覚をつかむと覚えやすくなります。

autonomic nervous systemの発音

  • autonomic:/ˌɔːtəˈnɑːmɪk/(オータノミック)
  • nervous:/ˈnɜːrvəs/(ナーヴァス)
  • system:/ˈsɪstəm/(スィステム)
  • ANS:A-N-S(エイ・エヌ・エス)

autonomic は「ノ」に近い部分を強く発音します。

autonomicの語源と名前の感覚

autonomic は「自分自身」を表す auto- と、「法・管理」を表す語根につながる言葉です。「外から一つずつ命令されなくても、自らを調整する」という感覚が日本語の「自律」に対応します。

automatic は機械や動作が「自動の」、autonomous は人・組織・地域などが「自律した」、autonomic は主に身体の自律機能に使われます。

自律神経は身体のどこにある?

自律神経は一か所にある器官ではありません。脳や脊髄から出た神経経路が、心臓、肺、血管、胃腸、汗腺などへつながっています。末梢神経系の機能的な区分の一つとして説明されるのが一般的です。

  • heart rate:心拍数
  • blood pressure:血圧
  • digestion:消化
  • breathing:呼吸
  • sweating:発汗
  • pupil size:瞳孔の大きさ

交感神経と副交感神経の英語

自律神経ANSの仕組み|sympatheticとparasympatheticの英語図解

交感神経 副交感神経
英語 sympathetic nervous system parasympathetic nervous system
覚え方 fight or flight rest and digest
心拍 上がりやすい 下がりやすい
消化 抑えられやすい 促されやすい

fight or flight は危険に「戦うか逃げるか」の反応、rest and digest は「休んで消化する」状態を表す覚え方です。

ただし、交感神経が悪く副交感神経が良いという意味ではありません。運動や緊急時には交感神経が、休息や食後には副交感神経が重要で、身体は状況に応じて両方を調整しています。

sympatheticは「同情的」なのに、なぜ交感神経?

日常英語の sympathetic は「同情的な・理解のある」という意味です。一方、sympathetic nervous system では医学用語として「交感神経系」を指します。

She was very sympathetic.
彼女はとても思いやりがありました。

Stress activates the sympathetic nervous system.
ストレスは交感神経系を活性化します。

同じ単語でも、日常語と医学用語で意味の焦点が違います。

自律神経と末梢神経の関係

末梢神経系=peripheral nervous system(PNS)は、中枢神経と全身を結ぶ大きな枠組みです。その働きは、意識的な運動などに関わる somatic nervous system と、内臓などを自動調整する autonomic nervous system に分けて説明できます。

中枢側の構造は、中枢神経=central nervous system(CNS)の記事で詳しく整理しています。

関連する身体英語

  • involuntary:不随意の、意識的でない
  • regulate:調整する
  • activate:活性化する
  • stress response:ストレス反応
  • relaxation response:リラックス反応
  • vagus nerve:迷走神経
  • homeostasis:恒常性

神経=nerveの記事では、nerve・nervous system・neuronの違いを確認できます。

病院や健康情報で使われる表現

  • autonomic function:自律神経機能
  • autonomic symptoms:自律神経に関する症状
  • autonomic dysfunction:自律神経機能障害
  • regulate heart rate:心拍数を調整する
  • affect the autonomic nervous system:自律神経系に影響する

The doctor checked my autonomic function.
医師は私の自律神経機能を確認しました。

These symptoms may involve the autonomic nervous system.
これらの症状には自律神経系が関係している可能性があります。

ここで紹介するのは英語表現の理解が目的です。症状の原因や治療は自己判断せず、医療専門家へ相談してください。

日常会話・学習で使える例文

  • The autonomic nervous system works without conscious control.
    自律神経系は意識的な制御なしに働きます。
  • My heart rate increases when I feel stressed.
    ストレスを感じると心拍数が上がります。
  • Slow breathing can help me relax.
    ゆっくりした呼吸は、リラックスする助けになります。
  • The parasympathetic nervous system supports rest and digestion.
    副交感神経系は休息と消化を支えます。
  • ANS stands for autonomic nervous system.
    ANSはautonomic nervous systemの略です。

しゅみすけ

sympatheticとparasympatheticは、善悪ではなく状況に応じた二つの調整モードです。英語のfight or flightとrest and digestをセットにすると理解しやすくなります。

まとめ|自律神経はautonomic nervous system

「自律神経系」は英語で autonomic nervous system、略して ANS です。交感神経は sympathetic nervous system、副交感神経は parasympathetic nervous system。意識しなくても続く身体機能を、状況に合わせて自動調整しています。

The autonomic nervous system regulates many involuntary functions.

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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