
「ミスを防止する」「事故を防止する」「情報漏えいを防止する」——英語では、何を・どのように防ぐかで表現が変わります。基本は prevent ですが、初心者なら stop … from や keep … from に分けると意味をつかみやすくなります。
Contents
「防止する」の英語・早見表
| 表現 | 中心のニュアンス | よく使う場面 |
|---|---|---|
| prevent | 問題が起きる前に防ぐ | 事故・ミス・病気・損失 |
| stop A from B | AがBするのを止める | 人の行動・機械の動作 |
| keep A from B | AがBしない状態を保つ | 雨・熱・障害などを遠ざける |
| avoid | 原因や危険を避ける | 混乱・遅れ・重複・リスク |

prevent:問題が起きる前に防止する
prevent は「望ましくない出来事が起きないようにする」という、最も標準的な表現です。仕事では prevent errors(ミスを防ぐ)、prevent accidents(事故を防ぐ)、prevent data loss(データ消失を防ぐ)のように使います。
This check helps prevent errors.
この確認はミスの防止に役立ちます。
We installed new software to prevent data loss.
データ消失を防ぐため、新しいソフトを導入しました。
prevent の後ろに動作を置くときは prevent A from doing の形です。
The lock prevents the door from opening.
その鍵はドアが開くのを防ぎます。
stop A from B:AがBするのを止める
stop A from doing は、知っている単語に分解しやすい初心者向けの言い方です。「Aを止める+〜することから」と考えましょう。人や物の具体的な動きを止める場面で自然です。
This setting stops users from deleting the file.
この設定により、利用者がファイルを削除できないようにします。
Nothing can stop us from finishing the project.
私たちがプロジェクトを終えるのを、何も妨げられません。
keep A from B:問題を遠ざけて防ぐ
keep A from doing は「Aが〜しない状態を保つ」という感覚です。prevent より会話的で、雨・熱・騒音・不具合などを遠ざけるイメージに合います。
This cover keeps dust from getting inside.
このカバーは、ほこりが中に入るのを防ぎます。
Clear rules can keep small problems from growing.
明確なルールが、小さな問題の拡大を防げます。
avoid:原因や危険を避けて防止する
avoid は「問題そのものを止める」より、「問題につながる状況を避ける」表現です。混乱や遅れを防ぐために行動を選ぶ場面で自然です。
Please label the files clearly to avoid confusion.
混乱を防ぐため、ファイル名を明確にしてください。
Order early to avoid delays.
遅れを防ぐため、早めに注文してください。
avoid と「回避する」の細かな使い分けは、「回避する」は英語で?でも詳しく紹介しています。
難しい単語を使わない簡単な言い方
prevent がすぐに出てこなければ、次のように知っている単語へ分ければ十分伝わります。
- stop the problem before it happens(問題が起きる前に止める)
- make sure it does not happen(それが起きないよう確認する)
- do this so we do not make mistakes(ミスをしないためにこれをする)
Let’s check it again so we don’t make the same mistake.
同じミスを防ぐため、もう一度確認しましょう。
check・confirm・make sure の違いは、「確認する」は英語で?も参考になります。
よくある間違い
prevent to do とは言わない
× prevent to make mistakes
○ prevent mistakes
○ prevent us from making mistakes
prevent の後ろは「名詞」または「A from doing」です。
avoid from doing にしない
× avoid from making mistakes
○ avoid making mistakes
avoid の直後は動名詞(doing)を置きます。
「防止策」は prevention plan だけではない
一般的な「防止策」なら preventive measures、初心者なら steps to prevent the problem(問題を防ぐための手順)と言うと分かりやすいです。
会話例:仕事のミスを防止する
A: We had the same shipping error twice.
B: How can we prevent it from happening again?
A: Let’s add a final check before shipment.
B: Good idea. That should help us avoid the same mistake.
A: 同じ出荷ミスが2回ありました。
B: 再発をどう防止できますか?
A: 出荷前に最終確認を追加しましょう。
B: いいですね。同じミスを避けるのに役立つはずです。
まとめ
- 事故・ミス・損失を事前に防ぐなら prevent
- Aが〜するのを具体的に止めるなら stop A from doing
- 問題を遠ざけた状態にするなら keep A from doing
- 原因や危険を避けて防ぐなら avoid
- 迷ったら stop the problem before it happens でも伝わる
まずは仕事で使いやすい This check helps prevent errors. から覚えてみましょう。










