「分析する」は英語で?analyze・examine・break downの違いと簡単な言い方

「分析する」は英語で? analyze・examine・break down・look atの違い

「データを分析する」「原因を分析する」「問題を分析する」——日本語ではどれも「分析する」ですが、英語では目的や分析の深さによって表現が変わります。

中心になる単語は analyze。ただし、詳しく調べるなら examine、要素に分けて考えるなら break down、まず資料を見て考える段階なら look at でも十分自然です。

この記事では、それぞれの違いを仕事と日常の例文で整理し、難しい単語が出てこない初心者でも使える簡単な英語も紹介します。

「分析する」を表す英語の早見表

英語 中心イメージ よく使う対象
analyze 情報から傾向や原因を読み取る データ、結果、問題、行動
examine 詳しく注意して調べる 証拠、状況、問題、資料
break down 細かい部分に分けて考える 費用、数字、工程、問題
look at まず見て検討する 数字、資料、状況
study 時間をかけて調査・研究する 影響、傾向、テーマ

analyze・examine・break down・look atのニュアンス比較

analyze|データ・原因・傾向を分析する基本語

analyze は、情報を注意深く調べ、パターン・原因・意味などを見つける「分析する」の基本語です。データ分析だけでなく、問題や人の行動について考えるときにも使えます。

  • We need to analyze the data.
    私たちはそのデータを分析する必要があります。
  • She analyzed the cause of the problem.
    彼女は問題の原因を分析しました。
  • Let’s analyze the results.
    結果を分析しましょう。

アメリカ英語では analyze、イギリス英語では analyse と綴るのが一般的です。意味は同じです。

examine|対象を詳しく調べる

examine は、対象を注意深く見たり調べたりする表現です。analyze が「情報から意味を読み取る」ことに重点を置くのに対し、examine は「詳しく検査・検討する行為」に重点があります。

  • We examined the evidence carefully.
    私たちは証拠を注意深く調べました。
  • The team is examining the problem.
    チームはその問題を詳しく調べています。
  • Let’s examine each option.
    それぞれの選択肢を詳しく検討しましょう。

医師が患者を診察する、先生が学生を試験するという意味でも使われるため、文脈によっては「分析する」より「調べる・検査する」が近い訳になります。

break down|細かく分けて分析する

break down のコアイメージは「大きなものを小さく分ける」です。複雑な数字・費用・問題などを項目ごとに分けて理解するときに使えます。

  • Let’s break down the costs.
    費用を項目ごとに分析しましょう。
  • Can you break down the numbers?
    その数字を細かく分けて説明してもらえますか?
  • We broke the problem down into three parts.
    私たちは問題を3つの部分に分けて分析しました。

代名詞を使うときは break it down の語順になります。break down には「故障する」「泣き崩れる」などの意味もありますが、共通するのは「まとまっていたものが崩れて下がる」イメージです。詳しくはBreak downの意味は?故障・泣き崩れる・分解するのつながりで解説しています。

look at|まず見て考える、初心者にも使いやすい

look at は直訳すると「見る」ですが、仕事では「資料や数字に目を通し、考える」という意味でも頻繁に使われます。analyze が出てこないときにも使いやすい表現です。

  • Let’s look at the numbers.
    その数字を見てみましょう。/分析してみましょう。
  • We need to look at why sales fell.
    売上が落ちた理由を考える必要があります。
  • I’ll look at the results tomorrow.
    明日、結果を確認して考えます。

「高度な分析をする」と断言する響きはありませんが、会議の入口や日常会話ではむしろ自然です。

しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話創業者/英語系YouTuberしゅみすけ
初心者なら、これでOK!
「分析する」の英単語が出てこないときこそ、基本単語の出番です。look atLet’s look at the numbers. で十分です。100点の一語を探すより、知っている英語で言い切ることを優先しましょう。

study|時間をかけて調査・研究する

study は「勉強する」だけでなく、テーマや影響を時間をかけて調査する意味があります。学術調査や継続的な研究に向いています。

  • Researchers studied the effects of stress.
    研究者たちはストレスの影響を分析しました。
  • We are studying customer behavior.
    私たちは顧客行動を調査・分析しています。

1回のデータ処理なら analyze、一定期間をかけた調査なら study と考えるとわかりやすいでしょう。

「分析する」の名詞はanalysis

名詞の「分析」は analysis です。発音と複数形が少し難しいため、形もまとめて覚えておきましょう。

英語
動詞 analyze analyze the data
名詞・単数 analysis a detailed analysis
名詞・複数 analyses several analyses
形容詞 analytical analytical skills
  • We need a detailed analysis.
    詳しい分析が必要です。
  • She has strong analytical skills.
    彼女は高い分析力を持っています。

英単語が出てこないときの簡単な言い方

analyze や examine が出てこなくても、知っている簡単な動詞に分解すれば伝えられます。

言いたいこと 初心者向けの簡単な英語
データを分析しましょう Let’s look at the data.
原因を分析する必要があります We need to find the cause.
数字を詳しく見ます I’ll check the numbers carefully.
問題を細かく考えましょう Let’s look at each part.
まだわかりません We don’t know yet.
何が起きたか考えます I’ll think about what happened.

たとえば「原因を分析する」の analyze が出なければ、find the cause(原因を見つける)と言えます。「分析」という日本語をそのまま英単語へ置き換えず、最終的に何をしたいのかへ分解するのがコツです。

よくある間違い

× analyze about the problem

analyze は目的語を直接取る動詞なので、通常 about は不要です。

× We analyzed about the problem.
○ We analyzed the problem.

× analysisを動詞として使う

analysis は名詞です。「分析する」は analyze を使います。

× We will analysis the data.
○ We will analyze the data.

× 何でもanalyzeにする

「ちょっと数字を見ます」程度なら I’ll look at the numbers. のほうが自然です。analyze は、傾向や原因まで読み取る本格的な分析を感じさせます。

仕事の会話で使い分けてみよう

A: Sales fell last month.
先月、売上が落ちました。

B: Let’s look at the data first.
まずデータを見てみましょう。

A: Should we analyze the results by region?
地域別に結果を分析しましょうか?

B: Yes. Please break the numbers down by region and age group.
はい。地域別、年齢層別に数字を分けてください。

最初にざっと確認する look at、傾向を読み取る analyze、項目別に分ける break down という流れが見えます。

まとめ|analyzeを軸に、分析の深さで使い分けよう

  • analyze:データ・原因・傾向を本格的に分析する
  • examine:対象を注意深く詳しく調べる
  • break down:細かい要素に分けて考える
  • look at:まず見て検討する簡単な表現
  • study:時間をかけて調査・研究する

初心者のうちは、まず Let’s look at the data.We need to find the cause. が言えれば十分です。慣れてきたら analyze、examine、break down を目的に合わせて使い分けてみましょう。

分析の前に複数の案を考える場面については、「検討する」は英語で?consider・think about・look into・reviewの違いもあわせてどうぞ。

“話せないまま”で終わらないための小さなコツ、知っていますか?


無料3講座で、
① 英語OS
② 骨格とコア単語
③聞ける人・話せる人の頭の中を公開しています。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

ご相談専門お電話番号

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

恋と仕事に効く英語:News Letterの一覧